沖電気研究開発(No.179)

通信ネットワークの現状と動向

 白石 吉勝
 

通信ネットワークは4kHz帯域を基本単位とするアナログ電話網から、64kbpsを基本単位とするディジタル網へと発展してきた。その結果、通話品質の向上、通信料金の低減ならびにN-ISDN、ディジタル専用線等多彩な新サービスの提供が可能となった。
コンピュータのダウンサイジングの進展は、インターネットの急速な普及をもたらし、このトラフィックは年々増加を続けている。同時に、各種メディアのディジタル化技術が完成し、マルチメディアサービスに適した通信ネットワークの実現の素地も整い、その具体化が大きな課題となってきた。ここではネットワークを取り巻く環境、ネットワークの現状、これからのネットワークの課題、当社の取り組みについて述べる。



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