沖電気研究開発 第166号掲載一般論文の要旨

高調波電流抑制型電源の開発

 佐藤秀夫・鈴木喜代志・高橋秀典

 東北沖電気(株)では、高調波電流対策の規制に対応するため,
アクティブフィルタ方式による高出力容量の高調波電流抑制回路の
実用化技術を確立した。これに伴って, アクティブフィルタに接続
するスイッチング電源(DC‐DCコンバータ)の高電圧入力化, スイッ
チング周波数の高周波化による高効率, 小型化を行って, 電源装置全
体のアクティブフィルタによる容積の増加分を押さえるとともに出
力の高容量化を実現した。本電源の開発により, 高調波抑制対策ガイ
ドラインの規格をクリアし, 実用性を確認できた。


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