IP電話入門 IP電話システム構成の概観
IP電話のシステム構成について概観します。それぞれの要素や役割を知ることでVoIPのしくみを大まかに理解する。
VoIPシステムの構成
VoIP(Voice over Internet Protocol)とは、音声をパケット化してIP網で伝送する技術である。音声信号をパケットに変換することで、ファイルや電子メールの送受信、ホームページの閲覧などに利用されてきたデータ伝送と同様にIP網で伝送できる。(図1を参照)
![]()

端末
VoIPシステムでアナログ音声信号を扱う唯一の要素である。 アナログおよびデジタルのインタフェースとしての機能を担う。
![]()
| 機器の例 | 必要な機能 |
|---|---|
|
|
- ※1 信号やデータを一定の規則に従って符号化あるいは復号化する機能。
ネットワーク
音声信号を効率よく伝送し、安定した通話を確保するための要素である。 具体的には、端末間を接続するIP網が相当する。
![]()
| 代表的な網の例 | 必要な機能 |
|---|---|
|
|
- ※2 イーサネット技術を利用し、スイッチングハブ等を組み合わせて構築する広域なネットワーク。 複数拠点間のLAN 同士を接続する。
- ※3 広域IP網を経由して構築される仮想専用線網。 この網を利用することで、遠隔地同士の通信においてもLAN接続と同じになる。 一般的にインターネットを通さないVPNなのでセキュリティおよび回線品質が優れている。
サーバ
端末および通信に係わる運用を効率よく行うための要素である。 VoIPシステムの一元管理が可能となる。
![]()
| 機器の例 | 必要な機能 |
|---|---|
|
|