人の目とAIの目で見たいものを見逃さない
近年、車両をはじめ自律運転・遠隔操縦技術の実用化が進み、無人での運用の取り組みが加速しています。その社会実装の進展に伴い、現場での事故防止および問題発生時に、遠隔からの迅速かつ適切な対応の仕組みが不可欠とされています。
OKIのフライングビューは車両周囲を直感的にとらえることのできる「人の目」、網羅的にとらえることができる「AIの目」の2つの目で、離れた場所にある監視センターや運行サポートデスク等から簡単・安全に、適切な監視や操縦支援を実現します。
広島・因島付近を航行する海上技術安全研究所様(海技研)が管理する小型実験船「神峰」と、海技研構内(東京・三鷹)に設置されたコックピットをモバイル回線で結び、「神峰」に搭載されたフライングビューが送る周辺映像をコックピットで確認しながら、遠隔監視・遠隔操船を実施する共同研究を進めています。
4台のカメラから周囲360°の俯瞰映像を生成し、表示された映像を自由な視点から見ることにより、広域のシームレスなモニタリングが可能です。
俯瞰映像生成の仕組み
4つのカメラより生成した映像を遠隔配信することで、周囲の安全確認や、操作に必要な現場の情報を、遠隔の作業者に分かりやすく提示できます。船舶、建設機械、車両、遠隔操作ロボットなどの操作時の適用をご提案しています。