ECO業務支援 Infor EAM(グリーン対応設備資産管理)
企業(Enterprise)は、色々な業種・業態で様々な事業を行っています。
どのような製品やサービスを提供するにしても、そのために欠かすことのできない設備資産(Asset)を企業は持っています。そのような設備資産が、必要な時に必要な機能を提供できるように適切な設備管理・保全管理(Management)を行っていくそれが、Enterprise Asset Management(EAM)です。

企業設備資産管理(EAM)における4つの課題
企業を取り巻く現実には、激しいグローバル競争に勝ち抜くための一層の生産性の向上、厳しい品質管理とコンプライアンス遵守、長期的なエネルギー価格高騰への対応、地球温暖化防止対策など、環境保護への取り組みの強化が必要とされています。
このような現実に対処するため、設備管理・保全管理部門は次の4つの課題への取組みが必要です。

これらの課題を解決するためには、個別の設備・機器ごとにエネルギー効率の変化を監視し、最適なタイミングで稼動性能回復のための保全作業を実施する必要があります。ところが、従来の設備資産管理システムはエネルギー情報を保全管理システムに取り込んでいませんでした。
また、従来のエネルギー情報管理システムは
- 保全対象の設備・機器の単位まで細分化して管理していない
- 保全の履歴が蓄積されず、保全の効果と費用の対比が行えない
- 系統ごとの分析やCO2排出量の把握まで計算する業務システムとなっていない
といった課題を抱えていました。
インフォアEAMソリューションは、これら2つの情報を融合し、これまでにないエネルギー情報を保全戦略に組込んだ新しい設備資産管理を実現します。

インフォアEAMの特徴
1.生産能力の向上(設備停止時間の短縮)ソリューション
インフォアEAMは、生産能力を向上するために、次のような機能を持ちます。
- 時間基準保全(TBM)、状態基準保全(CBM)、リスク基準保全(RBM)など、先進的な手法を用いた統合的保全プログラムの実現
- 保全履歴・故障履歴の分析による最適な予防保全周期の確立
- 故障対応の標準化による、故障復旧時間の短縮
導入効果・ベンチマーク
- ダウンタイムを12%から3%まで削減(製造業(鉄鋼))
- ダウンタイムを1500時間削減(製造業(医薬))
- 生産能力が11%向上(製造業(電気・電子))
- 傾向分析により故障が予測可能に(製造業(自動車部品))
2.保全費用適正化ソリューション
インフォアEAMは、保全費用を適正化するために、次のような機能を持ちます。
- 作業手順の標準化と、作業スケジュールの平準化
- 全社での在庫可視化による予備品・消耗品在庫の適正管理
- 保証書情報に基づき、修繕費を業者に請求
- リアルタイムな情報アクセスによる効率的な業務の実施
導入効果・ベンチマーク
- 保守作業の外注費を11%削減(製造業(化学))
- 予備品在庫を48%削減(製造業(電気・電子))
- 年間1億円の機器修繕費を保証請求(運輸業(バス))
- モバイル端末により年間2億円相当の業務費用削減(運輸業(運送))
3.グリーン対応ソリューション
インフォアEAMは、エネルギー情報管理を保全業務に組み込むために、次のような機能を持ちます。
- 設備・機器単位で消費エネルギーを収集
- エネルギー効率低下を自動検知して保全作業指示を作成
- 設備・機器単位で削減可能なエネルギーコストや、排出しているCO2量を算出
導入効果・ベンチマーク
- エネルギー消費量を6-20%削減可能(米国エネルギー庁)
- 年間1億円のエネルギー費用削減が可能(製造業(製紙))
- 年間4000万円程度のエネルギー消費を削減可能(大学)
4.設備資産情報を一元管理するソリューション
インフォアEAMは、設備資産情報を一元管理するために、次のような機能を持ちます。
- 統合的な設備台帳による設備関連情報の一元化
- 設備管理状況のリアルタイムな把握と管理状態の評価
- 設備に関係して発生する全ての費用をライフサイクルに渡り追跡
- データ監査に対応可能な電子記録・電子署名に対応したシステム
導入効果・ベンチマーク
- 50万点以上の設備・機器情報を一元管理(公共団体(技術開発))
- OHSAS(労働衛生災害に対する規格)準拠を実現(製造業(機械))
- FDA 21 CFR Part 11 対応の設備管理システムを実現(製造業(製薬))