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CSR(企業の社会的責任)

特集: OKIグループのCSRのかたち 「e社会」の進展をリードするソリューションを創出

「e社会」の実現に向けて

「いつでも、どこでも、何とでも」つながる、ユビキタスサービスにあふれる「e社会」を実現するために。
OKIグループは、高度なIP技術を活かして、携帯電話向けをはじめ次世代のコミュニケーションを実現するためのソリューション創出に取り組んでいます。

中澤修の写真

  • 中澤 修
    OKI ACCESS テクノロジーズ
    代表取締役

OKIグループの考えるユビキタス社会とは、誰もが「いつでも、どこでも、何とでも」「欲しいサービスを望む形で」「安心・安全に」「手元で」利用できる世界のことです。これをOKIグループでは「e社会」と呼んでおり、その実現に向けて、高度なIP技術を駆使した情報通信システムを基盤に多彩なサービスを展開しています。また、次世代のモバイル端末向けサービスを提供する合弁会社を設立するなど、新たなソリューションの創出に取り組んでいます。

企業・法人向けから個人へとユビキタスサービスを拡大

ユビキタス社会の実現に向けて長年OKIグループが取り組んでいるのが、情報技術と通信技術を融合した技術・サービスの開発です。企業や法人向けに、フルIP化に対応したIPテレフォニーサーバなどを提供するとともに、データ・音声・映像を統合した「トリプルプレイ」サービスを提供してきました。

これらのサービスをさらに多くの人々に提供していくためには、企業・法人だけでなく生活者に向けた幅広いチャネルをもつ必要があります。そこでOKIが着目したのが、携帯電話でした。

携帯電話向け次世代ソリューションに注力

現在、携帯電話の人口普及率は75%を超えており(注1)、いまや日常のコミュニケーションに欠かせないツールとなりつつあります。こうした携帯端末にユビキタスサービスを搭載することで、「e社会」の到来が一気に加速する可能性があります。折しも通信業界では、新たなインフラとしてNGN(注2)の構築が進んでおり、このネットワーク上でOKIのIP音声・映像技術と携帯端末のプラットフォーム技術を融合すれば、多彩なIMS(注3)ソリューションを創出できます。

こうした背景のもと、OKIはいち早くIMSソリューションの開発に取り組み、携帯端末用ブラウザ・メーラーなどのソフトウェアで世界的に高いシェアをもつ(株)ACCESSと技術提携。2005年11月には、合弁会社(株)OKI ACCESS テクノロジーズ(OAT)を設立しました。さらに、OATの支援を含め、OKIグループとしてより本格的にユビキタスソリューションの強化を図っていくために、2007年4月にOKIの社内組織として「ユビキタスサービスプラットフォームカンパニー(UPC)」を新設しました。

コミュニケーションの可能性を広げるプレゼンス機能

OATでは、すでにいくつかのユビキタスサービスの提供を開始しています。その一つが、携帯電話の「プレゼンス」機能です。これは、電話をかける際に「在席中」「会議中」「外出中」など相手の状況があらかじめわかる機能で、何度も電話をかけ直す手間が省けるほか、受け手側も作業中は電話を受けずに済むなど、業務効率向上に貢献します。また、プレゼンス情報を共有する仲間に、自分の意思や状況をリアルタイムで同時伝達できるなど、新しいコミュニケーションの世界を生み出す可能性ももっています。

ほかにも、1対多人数で会話できる「Push-to-talk」機能や、OKI独自の高速・低遅延・軽量映像伝送技術「eえいぞう」を利用したワンセグサービスなども多くの方々に利用されています。さらにOATは、次のステップとして情報家電(注4)との連携を視野に入れており、携帯電話による家電の遠隔操作や、画像・動画・音声などのデータ送受信ができるサービスの開発をめざしています。

拡大し続けるIPネットワークに対応しセキュリティを強化

情報家電との連携をはじめ、今後、NGNの進展などに伴ってIPネットワークにつながる端末や、そのなかで行き交う情報が飛躍的に増大していくことが予想されます。そこでOKIグループが最も重視しているのが、安心・安全な情報流通を実現するためのセキュリティ強化です。OKIグループでは、独自の生体認証技術などを活用しながら、セキュリティ技術の向上を図っていく計画です。

  • 注1:携帯電話人口普及率

    総務省調べ。2007年3月末で75.7%(うちIP接続サービス加入率87.2%)。

  • 注2:NGN(Next Generation Network)

    IP技術をベースにした通信事業者の次世代ネットワーク。

  • 注3:IMS(IP Multimedia Subsystem)

    インターネットと携帯電話を融合する新しいサービスを実現するための技術。

  • 注4:情報家電

    ネットワークに接続できる通信機能を備えたテレビや冷蔵庫、エアコンなどの家電製品。ネット家電ともいう。

パートナーの声

植松理昌様の写真

株式会社ACCESS
執行役員開発本部長 植松 理昌 様

合弁会社を設立し、技術提携を進めるなかで、IMSや映像サービスといった新領域のアプリケーションビジネスを開始することができたほか、共同で携帯電話や情報家電向けの研究開発を推進するなど、想像以上のシナジーを実感しています。今後もOKIおよびOATとの連携を強化し、最先端の携帯端末向け・情報家電向けソフトウェアスイートの実現をめざしていきます。

社員の声

平沼雄一郎の写真

ユビキタスサービス プラットフォーム カンパニー(UPC)
プレジデント 平沼 雄一郎

OKIは、個々の利用者がいつでも、どこでも、安心して使えるユビキタスサービスの提供を通じて「差別のない“個”別化」の実現をめざしています。そのためのプラットフォームやエンジンの拡充を目的に設立されたのがUPCです。現在、UPCでは「トリプルプレイ」やセキュリティ強化を最優先課題として取り組んでいるほか、さまざまなログをマーケティングに利用する機能開発、企業内コラボレーションやヒューマンインタフェースの高度化などを検討中です。これらの機能を携帯電話や情報家電に展開していく上で、OATには大きな期待を寄せています。

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