環境への対応
環境に配慮した商品開発
コンビニエンスストアにおける省エネ実証実験
OKIは2006年度から2007年度にかけ、株式会社エーエム・ピーエムジャパンの協力を得て、コンビニエンスストアにおける省エネルギー(省エネ)実証実験を実施しました。
現在、日本国内にある約4万8000軒のコンビニエンスストアでは、各種の省エネ施策が実施されていますが、その多くは個々の設備機器に対するもので、店舗全体の統合的な管理はできていません。そこで、店舗の内外に設置した各種センサの情報(温度、湿度、照度、空調機器消費電力等)をZigBee(注1)無線センサネットワークを用いて収集し、コンテキストアウェアネス技術 (注2)により店舗内の快適性を改善しながら、店舗内の設備機器を統合的に制御する実験を実施しました。その結果、実験の対象とした東京都内の店舗では、快適性を保ちながら、年間消費電力量の5%強が削減できる省エネ効果を確認することができました。今後は、実用化に向けた検討を行っていきます。
- 注1:ZigBee
短距離無線通信規格の一つ。低速で伝送距離は短いが、低消費電力で低コストという利点がある。
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注2:コンテキストアウェアネス技術
ユーザが置かれた状況を表す情報をコンピュータが能動的に収集・処理し、状況に応じた処理を行う技術。
環境配慮型のIP多機能電話機

OKIが2008年1月に発売した無線IP多機能電話機「MKT/IP-30DKWHFWL」は、パソコンなどとともに無線LAN環境に統合でき、フリーアドレスオフィス(注3)などにおけるさまざまな活用が可能な多機能電話機です。従来の多機能電話機マルチ・キーテレホンRシリーズの端末と操作性を継承しつつ、環境への配慮を強化し、消費電力を44%、質量を8%削減しました。
- 注3:フリーアドレスオフィス
座席を共有するスタイルのオフィス。携帯電話や無線IP電話、無線LAN、ノートパソコンなどを使い、空いている机で仕事をする。
エピフィルムボンディング技術の実用化により新機械振興賞「経済産業大臣賞」を受賞
OKIデータおよびOKIデジタルイメージングは、2007年12月、「エピフィルムボンディング技術の実用化」により、第5回新機械振興賞(注4)の「経済産業大臣賞」を受賞しました。同技術は、薄膜化した材料とそれとは異なる材料を、分子間力により接合する独自のナノ技術です。OKIはこの技術を世界で初めて実用レベルで用いて、プリンタ用LEDヘッドの量産化に成功しました。同技術を用いた新型LEDヘッドは従来のものに比べ体積が半減し、プリンタの大幅な小型化や低消費電力化が可能になりました。
- 注4:新機械振興賞
財団法人機械振興協会が、機械工業に係る優秀な研究開発およびその成果の実用化によって機械工業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる大学や企業、研究開発担当者などを表彰するもの。
