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コラム

2018年8月9日

世界で戦う

齋藤 政利(Masatoshi Saito)
上席執行役員兼情報責任者兼経営企画本部長


今回の2018 FIFA World Cup Russia™(WC)では日本代表が決勝トーナメントに勝ち上がり、日本戦以外でも沢山の素晴らしい感動的なゲームが繰り広げられました。さすが40億人を虜にするWCならではの盛り上がりでした。日本代表の戦い方、クロアチアやロシアの活躍、さらには、イタリアやオランダが本戦すら出場できず、ドイツも予選敗退、アルゼンチン、スペイン、ポルトガルなどの有名どころの敗退に何か大きな変化、地殻変動を感じませんでしたか。

まず、日本代表の変化です。きめ細かなパス、セットプレーやオフサイドトラップなどテクニックや組織力により個のハンディキャップを補うという日本スポーツ界での得意技に加え、各選手が海外チームに所属し一流選手の中で揉まれ個の力を蓄え続けていることを、テクニックや組織力に融合させたことにあると思っています。我々日本人の底流にある特徴、強みをベースにグローバルな経験を加え、再び日本のテクニックとして築き上げていく姿が見られました。これは多くの日本企業の戦い方にも参考になることだと思いました。

次に、海外チームの進化です。ベルギーをはじめとする組織的で芸術的な規格外のカウンター攻撃には感動しました。過去の強豪チームでは、強靭なフォワード個人による単純なカウンター攻撃が主流でした。もともと個の力では体力的に上回る海外代表チームが、日本の得意技のきめ細かなテクニックや組織力を身につけることで、日本代表のそれとは違ったまったく新しい次元の戦術が作り上げられたと思っています。巨大なグローバル企業が日本の得意技を習得し、我々日本企業にとってはさらに強敵になってゆく現象を見ているようでした。ちなみにOne Team One Dreamは日本代表ではなくベルギー代表のスローガンだったようです。

このように戦略や戦術に大きな「変化」を起こすことで、自分自身を優位にし、相手の立ち位置も変えることができるのだと実感しました。今回のWCでのいわゆる「番狂わせ」は偶然ではなく必然であったと言っても過言でないでしょう。また、それにより全体のレベルアップにもつながり、40億人を惹きつけるだけの魅力を提供し続けているのだと思います。スポーツの世界でも、企業経営の世界でも、世界で戦うには、この「変化」は必要不可欠なことだと思っています。

各国の経済成長率は経済界WCと言ってもいいでしょうか。過去20年を振り返ってみます。日本は残念ながら0.8%成長(名目)に留まっています。一方、中国の1300%は新興国成長の代表格として比較対象外としてもいいですが、ドイツ50%、フランス60%、イギリス90%、アメリカにおいてはなんと140%(いずれも名目概算)、つまり20年前の約2.4倍に拡大(人口は1.2倍)しているそうです。ここ20年、目まぐるしく発展したITを最大限に活用して大きな「変化」を起こし、生産性を上げ、GDP成長を続けているのが列強各国ではないでしょうか。日本では、「失われた10年、20年」という言葉をよく耳にしますが、それはこれまでの結果に過ぎず、変えようのない事実だと思います。ただ、悔いていないで、きちんとその反省をし、WCでの日本代表やベルギー代表のように勇気をもって「変化」を起こせば、必ずしや経済成長路線に乗れることでしょう。この20年間は僅かな生産性向上に留まっているのですから、各企業におけるちょっとした「変化」が大きな生産性向上をもたらし、それが企業成長につながり、さらにそれが日本の経済成長につながることだと思っております。OKIでも「変化」を起こし、企業成長へつなげていくため2016年9月に「OKIグループ行動指針」を制定し、OKIグループのすべての役員、社員が共有する「価値観」を改めて示しました。「変わる、変える、加速する!」能力開発には努力が必要ですが、意志さえあれば「変化」は起こせます。

行動指針

誠実であれ 変革に挑戦する 迅速に行動する 勝ちにこだわる チームOKI

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