2009年7月7日
ユビキタスサービスを支えるシステムプラットフォーム
(ユビキタスサービスが拓く未来:第5回)

- 平沼 雄一郎(Yuichiro Hiranuma)
システムプラットフォームセンタ
センタ長
システムプラットフォームセンタの平沼です。

これまでユビキタスサービスプラットフォームカンパニーより、計4回のコラムを書かせていただきました。昨年の11月にシステムプラットフォームセンタに改名され、今回は改名後初めてのコラムとなります。前回までにご紹介させていただいてきた社内SNSやラダリング型検索サービスなどとは少し違った角度で、ユビキタスサービスを支えるシステムプラットフォームの話をさせていただきます。
昨年からこのコーナでは、OKIの各分野のリーダーたちによる、それぞれの業種や商品・技術などを紹介するコラムが掲載されてきました。いくつか、ピックアップしてみましょう。
- 金融:金融システムをリードするOKI
- 郵政:郵便局で活躍するOKI
- 官公:社会インフラ構築に貢献するOKI官公事業
- ITS:ユビキタスサービス実現現場としてのITS
- 法人:24時間眠らないOKIの企業情報システム
- 通信:通信と魔法のランプ
- メカトロ機器:メカトロ技術
- 研究開発:時空を超える人に優しいユビキタス・コミュニケーション
これらをお読みになるとおわかりいただけると思いますが、OKIは様々なユビキタスサービスを実現するシステムや機器を提供させていただいています。実はこれらの機器やシステムには、「プラットフォーム」が必ず必要になるのです。
さて、そのプラットフォームとはいったい何でしょうか?プラットフォーム(プラットホーム)という言葉からは「駅のホーム」を思い浮かべる方も多いと思います。Wikipediaによれば、元々は、まわりの部分よりも高くなった水平で平らな場所(台地)をさす英語だそうで、現在は意味が拡大解釈され、階層構造全体の中の下側(下部、底部、基本部分)に位置するものを指し示すようになっているそうです。
実は、システムにはこの台のようなプラットフォームがあるのです。お客様からは見えませんが、サービスの量や質によって、適切なプラットフォームを使う必要があります。家の基礎と同じです。上に載る家の重さと、地盤に合った基礎がないと、家が傾くことがあります。それと同じように、システムにもそれを支えるのに十分なプラットフォームが必要です。
システムのプラットフォームは、サーバーやPCなどのハードウェア、OSやデータベースのようなソフトウェア、さらにシステムと端末を繋ぐためのネットワークなど、さまざまなモノから構成されます。適切なモノを選んで正しく構成しないと、丈夫な木材を細い釘で組み立てた家のように崩壊してしまいます。適切なプラットフォームを設計し、構築することは、アプリケーションの設計・開発と同様に非常に重要な意味があるのです。
OKIは、適切なプラットフォームを設計・構築するスキルを持った技術者を保有し育成すると共に、このスキルを活かしたエキスパートサービスを提供しています。

また一方で、適切なプラットフォームの上に、品質の良いアプリケーションを構築したとしても、システムにはハードの故障や、ソフトのバグ、ネットワークの障害といったトラブルがつきものです。したがって、システムのトラブルをいち早く検知し、その発生箇所を早期に見つけ、修復方法を導き出すと共に、そのトラブルの影響を最小限に食い止める「システム運用管理」も重要になります。いわば、列車ダイヤの運行管理システムのようなものです。OKIはこの「システム運用管理」もユビキタスサービスの安定的な提供の非常に重要な要素の1つと考え、「DressUP Cockpit」や「DressUP Server Auditor」という運用管理ツールにも注力しています。
世の中のユビキタスサービスを実現するOKIのシステムは、運用管理ツールも含めたOKIのプラットフォームが支えているのです。
コラム「ユビキタスサービスが拓く未来」シリーズ
- 第1回:「ユビキタスサービス」って、何?
- 第2回:ユビキタスサービスは何のためにあるか?
- 第3回:社内SNSの可能性
- 第4回:どんなふうに検索ができたら嬉しいですか?
- 第5回:ユビキタスサービスを支えるシステムプラットフォーム
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