導入事例

OKIグループの商品・サービスにより課題を解決された
お客さまの声や、共創への取り組みをご紹介します。

企業情報

株式会社ゆめマート 様

所在地
熊本県熊本市東区上南部2丁目2番2号
代表者
松本 淳 代表取締役社長
創立
2003年10月1日
資本金
2億5700万円
店舗数
24店(2015年11月現在)
事業内容
小売業(一般食品・菓子・生鮮食品・衣料品・家庭用品の販売)
ホームページ
公式サイト
詳細を開く
お問い合わせ

POSレジ更新を機に硬貨紙幣つり銭機「CR-20」を導入
手動式からの移行で精算・現金管理業務の効率化・堅確化に成功

ショッピングセンター・スーパーマーケット業界大手のイズミグループで熊本県内に店舗を展開する株式会社ゆめマート様(以下、ゆめマート様)は、POSレジの更新に合わせて、OKIの硬貨紙幣つり銭機(以下、釣銭機)「CR-20」を導入。釣銭準備や両替、締めの計数作業も含むレジ業務の大幅な負荷軽減、現金過不足の抑制など、業務効率化と現金管理の堅確化で大きな成果をあげています。

詳細

熊本市を中心として県内にスーパーマーケットを出店しているゆめマート様は、中四国・九州でショッピングセンターチェーンを展開しているイズミグループのブランド力や商品供給力を活かしつつ、“地域一番のお客様の店舗”をキーワードに、地域の暮らしや文化を支える地域密着型の店舗運営に力を入れています。

元々は熊本の老舗スーパーであったニコニコ堂(2003年廃業)の事業を引き継ぎ、「ゆめマート」の店舗網を整備。その後イズミグループとしての組織再編で2014年に県内の同業会社である株式会社西紅を、2015年には同じく株式会社広栄を吸収合併し、店舗数を増やしてきました。現在は県内全域で計24店舗を運営しています。店舗の運営支援やスタッフ教育などを担当する販売部 営業推進課 課長の比嘉 しげ子氏は、「地元スーパーの3社が一緒になったことで、個々の良いところを共有化し、レベルを上げていくことで、お客様の喜ぶお店・サービスを目指しています」と説明します。

背景・導入目的

旧来からの店舗で使う手動式ドロワーがレジ業務効率化の妨げに

企業規模の拡大によって取り扱い商品やサービスの拡充、経営および店舗運営の効率化を進めたゆめマート様ですが、現場におけるレジ業務や現金管理業務には課題もありました。

販売部 営業推進課 インストラクターの村上氏は、「旧来からのゆめマート14店舗では、レジに手動式のキャッシュドロワーを使っていたので、精算の手間や現金過不足などの問題が起こっていました」と話します。「他方で、旧西紅の5店舗では釣銭機を導入しており、その利用価値をスタッフも実感していました。ただ、古いタイプの機種だったため、処理スピードの遅さが気になっていました」(村上氏)。

比嘉氏は「レジ業務に関する店舗間の差を解消し、スタッフの作業効率化とストレス軽減を図りたい。そのためには全店共通で釣銭機を導入する必要があると、常々考えていました」と振り返ります。そして、その機会は2014年の秋口に訪れました。POSレジの更新を検討する中で、釣銭機も併せて導入しようという話が持ち上がったのです。

メーカー4社の比較で圧倒的な出金スピードを高評価


販売部 営業推進課 課長
比嘉 しげ子 氏

レジ環境の刷新を検討し始めて間もない2014年12月。OKIを含む釣銭機メーカー4社を集めた比較評価会が行われ、比嘉氏と村上氏もその場に足を運びました。

「実は二人とも、OKIというメーカーを詳しくは知りませんでした」と、比嘉氏は苦笑します。現金処理機器類で取引のあった他社は知っていたものの、「OKIは店舗にあるプリンターの会社」程度の認識だったそうです。

それでも、各社の製品デモを見て、最も印象に残ったのはOKIの「CR-20」でした。「CR-20」は、硬貨釣銭999円(硬貨15枚使用)を約1秒で出金する処理速度、金融機関向けATMの技術を活かした高信頼性・高可用性、紙幣部センサーの自動クリーニングや硬貨部センサーのワンボタン清掃などによるメンテナンスの容易性、本体内から現金を出し入れすることなく再計数を行う自動精査機能の搭載、などのセールスポイントを有しています。

比嘉氏は「他社と比べて群を抜く出金スピードに強く惹かれました。以前の釣銭機はベルト式で、入金に時間がかかり、ベルトの故障頻度も高かったです」と言います。また、村上氏は「紙幣の入金方法が縦向きではなく、ATMと同じように横向きで入れられる点も、とても使いやすいと感じました」と述べます。

システム概要・導入ポイント

現場スタッフへの入念な研修を経て20店舗に計168台を導入


販売部 営業推進課
インストラクター
村上 恵 氏

「CR-20」の採用を正式決定したのは2015年3月末。翌4月に1店舗で試験運用を実施し、良好な結果を得て、5月から全店舗――旧来からのゆめマート14店舗と旧西紅の5店舗、導入過程の途中に新規開店した1店舗の計20店舗への展開に着手しました。

店舗には、新しいPOSレジと、それに連携する「CR-20」を導入することになるため、レジスタッフには基本的な操作の習得から教える必要がありました。そこで、店舗ごとに1週間程度をかけ、まずは練習用の機器を設置して研修をしっかり行った後にレジ環境を更新し本稼働させるという作業を行いました。

こうして、約3カ月をかけて、20店舗に計168台の「CR-20」を新POSレジとともに導入しました。

導入効果・今後の展望

効率的なレジ精算の実現でお客様のストレスも軽減


硬貨紙幣つり銭機「CR-20」

「CR-20」に対する現場スタッフの反応は、旧西紅の店舗では従来製品との比較で当初から「速い」と好評だったものの、新規導入となった店舗では慣れない機器の操作に戸惑いもあって、習熟に時間がかかりました。

それでも作業効率化や釣銭計算の正確さなど、手動から自動へと移行したメリットは大きく、日々の業務の中で明確に実感できるものでした。手動の頃には必然だった、釣銭の前日準備や当日開店前のセット作業、営業時間中に各レジの紙幣を集めて釣銭用に両替する作業はなくなりました。また、シフト交代時にレジ内の金銭が合っているかどうかを計数する仮締め作業も、POSレジ画面の簡単なタッチ操作だけで済むようになりました。比嘉氏は、「スタッフにとっては、レジ業務の前後に行う準備や計数にかかる時間と手間が削減されたうえに、現金に触れる作業が減ったことで精神的な負荷も軽くなっています」と話します。

村上氏は、レジでのお客様対応における“時短”の効果も掲げます。「以前は、釣銭のお札の枚数を間違えないようスタッフの手元で2回、お客様の目の前で1回の計3回数えるというルールを設けていましたが、今はそうした入念な確認は不要になり、レジ精算の流れもよりスムーズになりました。これはスタッフ側の作業効率化という側面だけでなく、レジに並ぶお客様のストレス軽減にもつながっていると思います」。

加えて、レジを締めた際の現金過不足もほぼ解消されました。現金管理の堅確化は、店舗運営の観点でも大きなプラスの効果といえます。

残る4店舗からも早期導入を求める声

「新しいPOSレジと同時に釣銭機も全社規模で導入するという取り組みに多少なりとも不安はありましたし、実際の利用現場でまったく問題が起こっていないというわけでもありません。けれども、何かあったときにはOKIの担当者がいつも機敏に丁寧に対応してくれています。誠意を感じられるサポートに本当に感謝しています」。比嘉氏は、運用面に関するOKIの対応をこのように評します。

ゆめマート様では、レジ環境の刷新後に合併した旧広栄の4店舗にも早期に「CR-20」を導入する予定です。他店舗の様子を見聞きした現場スタッフから「早く導入してほしい」との声もあがっているそうです。

導入事例関連リンク

導入事例に関するお問い合わせ先

ご質問・ご意見等がございましたら、以下のフォームよりお問い合わせください。
導入事例お問い合わせフォーム
  • 記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
  • 各導入事例の記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

2016年1月29日

ページの先頭へ

お問い合わせ

Special Contents

      • YouTube

      お問い合わせ

      お問い合わせ