導入事例

OKIグループの商品・サービスにより課題を解決された
お客さまの声や、共創への取り組みをご紹介します。

企業情報

株式会社ONNA(おんなの駅 なかゆくい市場) 様

所在地
沖縄県国頭郡恩納村字仲泊1656-9
代表者
當山 憲一 代表取締役
創立
2004年2月
従業員数
35名(パート・アルバイト含む)
事業内容
「おんなの駅 なかゆくい市場」の維持・管理運営に関する受託事業、農水産物の販売および加工、飲食品の販売および飲食店の経営、観光用土産品の斡旋紹介
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新たなPOSレジ環境に硬貨紙幣つり銭機「CR-20」を導入
業界トップクラスの処理速度で現金管理業務を効率化


おんなの駅 なかゆくい市場

沖縄県恩納(おんな)村で地元の農水産物の直売サービスなどを行っている恩納村農水産物販売センター「おんなの駅 なかゆくい市場」様では、年間約80万人にまで達した来店者増により、レジ業務の効率化が望まれていました。そこで、POSレジの見直しに合わせて、OKIの硬貨紙幣つり銭機「CR-20」を導入。より正確でスピーディなレジ業務が可能になったうえ、閉店後や開店前の現金管理業務にかかる負荷も大幅に軽減されました。

詳細

沖縄本島の中央部に位置し、日本屈指のリゾート地として知られる恩納村。エメラルドグリーンの海沿いには大型リゾートホテルが立ち並び、ハイシーズンの夏場に限らず多くの観光客が訪れます。

同村には、大勢の人で賑わいを見せている“名所”がもう1つあります。それが株式会社ONNA が運営する「おんなの駅 なかゆくい市場」様(以下、おんなの駅様)です。店頭には地元農家から直接仕入れた野菜・果物や地元で水揚げされた魚介類が並び、土産品も取り揃えられ、さらに新鮮な食材や沖縄の特産物を使ったおいしい料理を味わえる屋台も併設されています。


店長(株式会社ONNA部長)
与儀 繁一 氏

現在、多くの観光客でにぎわっているおんなの駅様は、実は村の市場、地域交流を目的として2004年8月に開設されました。同施設の店長を務める与儀繁一氏は、「地元の方々に喜んでいただくための品揃え、サービス、価格を常に意識しています。これによって、地元の方が日々の買い物をする場として集い、相乗効果で観光のお客様も足を運んでくれるようになっています」と話します。実際、年間約80万人にものぼる来店者は、地元住民と観光客でほぼ半々の比率となっています。

背景・導入目的

レジ作業の精神的負荷も軽減すべくつり銭機の導入を検討


レジコーナー

与儀氏によれば、オープン当初は農家や地元住民は直売施設への関心が低く、2年ほどは厳しい運営状況にありました。しかし、店舗スタッフが熱心に農家に個別訪問して信頼関係を築き、店頭ではサービスの向上に注力するなど、地道な努力を続けたことが徐々に評価され、生産農家の登録数、来店者数ともに右肩上がりで伸びていきました。

来店者の増加に伴って店内の混雑も目立ち始め、レジ前には行列もできるようになりました。そこでPOSレジ端末を当初の2台から4台へと増設しましたが、レジ業務にかかるスタッフの負荷はなかなか軽減されませんでした。「生鮮品を扱っているだけに商品の具合なども見ながら、さらにお客様とのコミュニケーションも取りながら現金をやり取りするので、作業そのものの大変さだけでなく、現金の過不足があった場合などの精神的な負担もかなり大きかったと思います」と、与儀氏は語ります。

このような課題を解決し、正確でスピーディなレジ作業を可能にする仕組みとして、つり銭機の導入を本格的に検討し始めたのが2012年の暮れです。使い勝手やデータ集計機能に不満を感じていた既設のPOSレジも含めて、システムをトータルに見直すことにしました。

他社製品のデモ体験で「CR-20」の優位性を認識

POSレジの再構築は、沖縄県那覇市のソフトウェア開発会社である株式会社レイメイコンピュータに依頼しました。そして同社から提案を受けたのがOKIのつり銭機「CR-20」でした。


硬貨紙幣つり銭機 CR-20

「CR-20」は、999円(硬貨15枚使用)を約1秒で出金する業界トップクラスの処理スピードを実現しています。紙幣入金については入金口を拡大し、従来機種の5倍となる100枚までの一括処理が可能です。また、入金/出金動作のランプ表示や釣り銭取り忘れ時のブザー通知など作業ミスの防止に役立つ機能も装備しました。さらに、つり銭機内センサーの清掃要否のランプ表示、紙幣部センサーの入出金ごとの自動クリーニング、硬貨部センサーの清掃要否のランプ表示およびワンボタン操作でのクリーニングといった機能によりメンテナンスの手間も大幅に軽減しています。

与儀氏は、「これまでつり銭機に触れたことがなかったので、最初に実機のデモを体験したときは正直、処理が速いのかどうかピンと来ませんでした」と苦笑します。しかしその後、競合製品のデモも目にして比較ができたことで「CR-20」の優位性を認識しました。加えて、導入コストにも大きなメリットを感じ、2013年3月に正式採用を決めました。

システム概要・導入ポイント

POSレジとの接続はUSBケーブル1本で完了

新システムの運用開始は、最繁忙期の夏には間に合わせたいと考えていました。

構築期間の大半は、新しいPOSレジをベースに、直売所で必須となる同一商品での生産者別売上・精算管理や独自のデータ集計などの作り込みに時間を費やされました。一方で、POSレジと「CR-20」の接続はUSBケーブル1本で済むため、ほとんど手間がかかりませんでした。

こうして、POSレジ端末4台にそれぞれ「CR-20」を接続した新システムは、当初の計画通り2013年7月から稼働しました。

導入効果・今後の展望

閉店後の集計・開店前の準備も大幅に効率化

新システムへ移行した当初は業務現場で多少の混乱もありましたが、スタッフの習熟度が増すにつれて導入効果も明確に表れてきています。

与儀氏は、「CR-20」を導入したことでレジ対応がよりスムーズになり、釣り銭の過不足トラブルなどもほとんどなくなりました」と話します。また、紙幣を出し入れすることなくつり銭機内の現金有高を把握できる自動精査機能(紙幣のみ対応)によって「閉店後のレジ締め作業が早くなって残業が減りましたし、開店前の釣り銭の準備も以前より楽になりました」(与儀氏)。

「CR-20」を採用した新しいレジ環境により、作業の効率化に加え現場のストレス軽減も実現したおんなの駅様は、その成果をお客様サービスのさらなる向上へと結びつけていきたい考えです。

運用の流れ

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2014年1月30日

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