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IPテレフォニー

プロモーション コラム 「IPコミュニケーションの明日を読む」

第30回: 「電話生誕130年に思う」

[2006年11月17日掲載]

執筆: 千村 保文(Yasubumi Chimura)
沖電気工業株式会社
情報通信事業グループ  アシスタント オペレーティング オフィサー
兼 OKI  IP電話普及推進センタ(IPTPC)  センタ長

2006年11月15日、ついに富士通様が「IPTPC  VoIP認定技術者資格制度」に参加されました。これでIPTPCの教育プログラムに対し、OKI、NEC様、日立様、岩崎通信機様、富士通様と日本のPBX業界の中核ベンダ5社が参加したことになります。

グラハム・ベル氏が電話を開発したのが1876年ですから、今年は電話生誕からちょうど130年にあたる年です。この記念すべき年に、日本のPBXベンダが協調し、IP電話の技術者育成に協力し合うことができたことに運命的なものさえ感じます。

OKI  IPTPCを立ち上げて4年半が過ぎました。その間、日本でエコシステムが果たして成り立つのかという不安と、やらなければならないと言う使命感のような思いのバランスの中で進めてきました。実際に教育プログラムの作成に努力いただいたOKI、NEC様のメンバには、いくら言葉を重ねても足りないくらい感謝しています。また、市場では競合関係にありながらも、IPTPC  VoIP認定技術者資格制度に参加されたNEC様、日立様、岩崎通信機様、そして富士通様の皆さんの理解と勇気ある行動に敬意を表します。

VoIPという技術が世界で始めて公式に認知されたのは、ITU-TでH.323第1版が勧告化された1996年12月だと私は考えています。とすると、今年はVoIP生誕10周年でもあります。電話の歴史の中ではまだまだ新参者ですが、このような新しい技術の発展の中で世界でも類を見ない「技術教育エコシステム」としてのIPTPC  VoIP認定技術者資格制度が、日本で順調に育っていることは素晴らしいことだと考えます。

電話機生誕130年

OKI  IPTPCを立ち上げたとき、また、IPTPC  VoIP認定技術者資格制度に各社様が参加されたときの「初心」を忘れずに、市場あっての競争であることを肝に銘じて、IPTPC  VoIP認定技術者資格制度をより良いものにしてゆきたいと決意を新たにしています。

まだまだ、至らぬところばかりのIPTPC  VoIP認定技術者資格制度ですが、参加メンバが相手を思いやり、自由に議論できる場に育ててゆきたいと思います。

この11月30日には、IPTPC  VoIP認定技術者資格を取得された方々へ感謝を込めて無料セミナを開催いたします。ぜひ、さらなるブラッシュアップに向けて、一緒に頑張りましょう!


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