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IPテレフォニー

プロモーション コラム 「IPコミュニケーションの明日を読む」

第29回: 「大運動会は、隅っこが面白い」

[2006年10月18日掲載]

執筆: 千村 保文(Yasubumi Chimura)
沖電気工業株式会社
情報通信事業グループ  アシスタント オペレーティング オフィサー
兼 OKI  IP電話普及推進センタ(IPTPC)  センタ長

各地域では、運動会の季節です。幼稚園、小学校のみならず、自治体や会社でも運動会を催しているところもあるようです。

私事で恐縮ですが、我が家の子供たちの運動会は、すでに済みました。我が家の子供は応援好きなのか、小学生ながら昨年は次男が応援団に参加し、今年は長男が副応援団長をやらせていただきました。

運動会はリレーや騎馬戦などの競技がメインですが、私は隅っこで必死に応援する我が子たちをビデオに納めるのに必死でした(親バカで、すみません)。しかし、自分の競技だけでも大変だろうに、他人の競技を必死に応援する姿を見て、スクスクと育ってくれていると嬉しくなってしまいました。

話は変わりますが、情報通信業界の大運動会と言えば、CEATEC JAPAN 2006です。今年は平日に見られなかったため、土曜日に見学してきました。

今年の目玉は何と言っても「ブルーレイ・ディスク」と「HD-DVD」の戦いです。大型ディスプレイのテレビが所狭しと並べられ、映像の美しさを競っていました。また、通信分野では「携帯電話」の進化が著しく、小さくても、どんどん賢くなる端末が、テレビの脇を、これもまた所狭しと並べられていました。

しかし、そんな中で私が面白かったのは、隅っこで頑張っていた「HATS(高度通信システム相互接続推進会議)の企業SIP相互接続コーナー」です。

HATSでは沖電気、NEC様、日立コミュニケーションテクノロジー様、富士通様のIP-PBXがSIPで相互接続されていました。何気ない、この展示に感動するのは、VoIPに長いこと携わってきた技術者だけかもしれません。しかし、「やっと、ここまできたか」というのが正直な感想です。

大運動会

PBX間のSIP信号は、今年の6月にTTC(情報通信技術委員会)で国内標準化され、今回のHATSで相互接続実験が行われ、CEATECで展示するという運びとなりました。

テレビや携帯電話の陰に隠れて、あまり目立たなかったかもしれませんが、しっかりと業界を支える活動に、我が子の応援団姿と同様、感慨深いものを感じました。

大運動会は、メイン競技だけでなく、隅っこで頑張っている姿にも目を配ってみていただけましたら幸いです。

体育の日に・・・

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