プロモーション コラム 「IPコミュニケーションの明日を読む」
第19回: 「子供たちのWi-Fi生活」

[2005年12月15日掲載]
執筆: 千村 保文(Yasubumi Chimura)
沖電気工業株式会社
情報通信事業グループ アシスタント オペレーティング オフィサー
兼 OKI IP電話普及推進センタ(IPTPC) センタ長
今、小学生の間でWi-Fi(無線LANのこと。「ワイファイ」と読みます)が流行っているのをご存知でしょうか?
最近の携帯ゲーム機には、Wi-Fi機能が内蔵されていたり、あるいはアダプタが付いています。このWi-Fiを使って友達と対戦ゲームをしたり、キャラクタ(ゲームの登場人物)を交換することができます。デパートの玩具売り場に行くと、体験コーナにWi-Fiのアクセスポイントが設置してあり、その周辺で「全国○○○ゲーム大会」などが開催されています。そこでは、インターネットではなく、ゲーム会社の専用ネットワークを使って、全国ランキングが即時に発表されます。
実は、このWi-Fiのお陰で、我が家では私の権威が多少上昇しているようです。クリスマスが近づくと我が家のリビングには、さり気なく玩具のカタログが置かれます。しかし、どうも今年は子供の言っていることが分かりません。ある日、次男が私にこう言いました。
「おうとうさん、サンタさんにワイワイの○○○(ゲームの名前)をお願いして!」

ちなみに、次男はまだ7歳の小学校2年生です。
「ワイワイ?」
よくよく話を聞いてみると、どうやら「Wi-Fi」のことらしいのです。Wi-Fi機能付きの新しいゲームが欲しいという、オネダリなわけです。7歳の子供には「Wi-Fi(ワイファイ)」という発音がわからず、皆で「ワイワイ」遊ぶものと思っていたようです。しかし、この方が「Wi-Fi」の本質を表現しているように思えます。特定の空間で、仲間同士が空間を共有して「ワイワイ」楽しく遊ぶ。
Wi-Fiの特性に悩み、悪戦苦闘している大人たちを尻目に、子供たちの方がWi-Fiを上手に使いこなしているようです。
今度、皆様のお子様に「どうやって遊んでいるの?」と聞いてみてはいかがでしょうか?きっと子供ならではの、楽しい使い方を教えてくれることでしょう。
【Wi-Fi:Wireless Fidelity】
無線LANの標準規格として「IEEE 802.11a/b」が知られています。「Wi-Fi」は規格の普及促進を目指し、業界団体「Wi-Fi Alliance」(WECA。2002年に改称)が名づけた愛称です。同団体には世界各国の200以上の企業が参加し、相互接続性を保証するために互換性テストを実施しています。このテストに合格した製品には「Wi-Fi CERTIFIED」と表記され、他社製品との相互接続が保証されます。
- ※このページに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。