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IPテレフォニー

プロモーション コラム 「IPコミュニケーションの明日を読む」

第2回: VoIPのアプリケーションはアプリ開発者の視点で考える

[2004年6月22日掲載]

執筆: 千村 保文(Yasubumi Chimura)
沖電気工業株式会社 IPソリューションカンパニー
ヴァイスプレジデント 兼 IP電話普及推進センタ(IPTPC)センタ長

今年は、入梅したと思ったら寒暖が繰り返し、まるで人間の耐久試験のようです。梅雨の代表の花といえば「紫陽花(あじさい)」ですが、紫陽花も日本海側と太平洋側では微妙な温度差や、進化の過程で色合いやガクなどの形が違うそうです。

話は私の専門になりますが、IP電話に使われているVoIPの技術も大分進化してきました。旬な話題はなんと言っても、VoIPを使ったアプリケーションでしょう。

「VoIPのキラーアプリケーションは何か?」というのは、ここ数年来、議論されてきましたが、どうもまだ答えは見えません。ひとつには第1回のコラムでも書きました「IPテレビ電話」はひとつのトレンドになるでしょう。

しかし、それだけではどうも物足りなさを感じるのは私だけでしょうか?VoIPは、IP(Internet Protocol)と名がつくようにインターネット上のアプリケーションです。しかし、IP電話のアプリケーションというと、どうも電話の視点、すなわち通信の視点で語られてきたように思います。

例えば、VoIP用のアプリケーション・インタフェース(API)を公開し、それに合わせてアプリを開発してもらうことなどです。しかし、インターネットのアプリケーションは、.NETやJavaのServletなど作法を標準化し、その上でさまざまな機能が開発され、今ではそのような機能をWebサービスという部品として活用するなど進化が進んでいます。

VoIPもインターネット上のアプリケーションを作るなら、通信の作法ではなく、アプリケーション開発者の視点で考えるべきではないでしょうか?このように考えると、VoIPのソフトスイッチは、電話機能を持ったITシステムとして、他のWebサービスとして連携する未来像が見えてきます。

紫陽花も周囲の環境で咲かせる花が違うように、VoIPもWebサービスの環境の中で育つと、現在とは違った姿になってゆくでしょう。今後のVoIPが楽しみです。

6月28日より「NETWORLD+INTEROP 2004 TOKYO」が幕張メッセで開催されます。私が講師を勤めさせて頂きますセミナーにて、最新のVoIPソリューションの情報をお届けします。ぜひご来場ください!

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