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最近の社会貢献活動から
ラオス語絵本をつくってラオスの子どもたちに送ろう!
〜レポーター  社会貢献推進室 辻 秀和〜


 
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チャンタソンさんによる展示品の説明

 沖電気は「ASPBラオスの子どもに絵本を送る会」(以下「絵本を送る会」)の協力を得て、2000年7月15日(土)、午後2時〜5時、沖電気目黒研修センター401号室にて「ラオス語絵本をつくってラオスの子どもたちに送ろう!」というイベントを行いました。沖グループより23名(内、子ども2名)「絵本を送る会」より代表のチャンタソンさんを含め7名の合計30名が参加しました。

 沖電気と「絵本を送る会」は、1997年1月に、(財)国際ボランティア貯金普及協会様が行ったラオス視察の際、当時の沖電気社会貢献推進室長が「絵本を送る会」の方とご一緒させていただいたことに始まります。その後、他企業を紹介させていただいたり、ノベルティーグッズやパソコンを提供させていただいたり、「絵本2000冊運動」に協力させていただいたりしています。そんな中、一度、沖電気でもイベントをやってみようということになり、このイベントが実現しました。

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コーヒーブレークで参加者がラオス衣装に挑戦
 午後1時準備開始。ラオスコーヒーの仕込み、スライド・ビデオのセット、移動図書袋・過去に出版された本の展示などの準備を行いました。1時30分受け付け開始、2時イベントのスタートです。開会の挨拶、沖側参加者の自己紹介、「絵本を送る会」側の自己紹介が行われた後、チャンタソンさんにより、ラオスという国、そして「絵本を送る会」の活動がスライドと巧みなお話で紹介されました。そして展示物の説明があり、午後3時10分〜3時30分、コーヒーブレークとなりました。参加者は、展示物を見たり、説明を聞いたりしながら、濃いラオスコーヒーを味わいました。この間、最近作られたばかりの「絵本を送る会」の活動ビデオが流されました。お菓子として用意する予定だった干しバナナは、最近の高い気温のためバナナ自体がダメになってしまい、提供できなかったのが残念でした。

 午後3時30分、いよいよラオス語絵本つくりの体験講座がはじまりました。あらかじめ用意された日本語絵本と文字部分のラオス語翻訳コピーが参加者全員に一部づつ配られました。ラオス語翻訳コピーは、各ページ毎に貼りつけた時に、周りの絵にかからないように枠がつけられています。この枠に沿ってハサミで切り取り、絵本の文字部分に貼っていきます。全員見たこともないラオス語文章ですので、上下・左右が逆になっても分からないので、間違えないようにハサミで切り込みを右下に入れておきます。単純な作業ですが、親子で、隣同士で協力し合い、会話もはずみました。中には、一人で2冊、3冊と本づくりに挑戦していた参加者もいました。こうして、終了の4時50分には、用意した絵本30冊、参加者が持参した絵本3冊、すべてがラオス語絵本になりました。これらの絵本33冊は、「絵本を送る会」を通じて、ラオスの子どもたちに送られます。イベントの最後には、参加者全員で記念写真を撮りました。
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絵本づくり体験の様子
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全員で記念写真

 「ASPBラオスの子どもに絵本を作る会」は、1982年に、会の代表であるチャンタソンさんの呼びかけで、仲間が集まり、日本の絵本をラオスへ送る活動を始めました。その後、ラオス人作家によるラオス語の本の現地出版、移動図書箱や図書袋などによる各地の学校への図書の無料配布、学校図書室の開設支援、絵本作家などの人材育成、情操教育の施設・子ども文化センターの運営支援など、ラオスの子どもたちの教育環境の向上を目指して、様々な活動を行っています。

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