OKIの社会貢献活動

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最近の社会貢献活動から

ラオス語児童書の出版に協力しました

<レポート 「OKI愛の募金」事務局>

『人魚がくれたさくら貝』の表紙

 2006年3月2日、ラオスで現地出版した児童書が届きました。

 沖電気グループ34社、約5400名の社員が月々100円の募金で参加している「OKI愛の100円募金」(Oki Volunteer Fund)では、2001年度より毎年、ラオス語絵本等の現地出版にスポンサーとして協力しています。2005年度も、特定非営利活動法人「ラオスのこども」が5000部を製作し、2006年2月末に現地出版した児童書『人魚がくれたさくら貝』に、国際交流基金と共同スポンサーとして協力しました。原本は、1974年に日本で同じタイトルで偕成社より出版されたもので、日本著作権輸出センターを通して、同社より、ラオス語訳出版の許諾を得たものです。この児童書は、ラオスのこどもが出版した108冊目の本となりました。

 「ラオスのこども」は、「ASPBラオスの子どもに絵本を送る会」として1982年に活動を開始しました。日本語の絵本にラオス語の翻訳を貼り付けてラオス語絵本を作り、ラオスの子どもたちに送り続ける運動を行っています。沖電気グループでも、この活動に毎年協力し、社員ボランティアが、「ラオス語絵本づくりの体験イベント」に参加しています。

 「ラオスのこども」は、ラオス語絵本作り以外にも、ラオス各地の学校への図書の無料配布、図書箱・図書袋の提供、学校図書室の整備支援、情操教育設備の運営を支援している他、ラオス語絵本の現地出版の支援と作家・絵本作家の育成活動も実施しています。出版活動では、絵本、昔話、絵とき辞書など、子ども向けの本のほか、古典の再版などラオス人作家によるラオス語の作品を現地で出版しています。

前書きの部分

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