2007年3月22日
世界一の低消費電力を実現した、10ギガ光通信用EMLドライバICを新発売
消費電力を25%削減し、世界最小クラスの小型パッケージでシェア50%以上を目指す

KGL5115KD
OKIは、このたび10Gbps光通信用EML(注1)ドライバICとして、世界一の低消費電力0.45W(振幅2.3Vpp)を実現し、さらに世界最小クラスの小型パッケージに搭載した新商品「KGL5115KD」を開発しました。10Gbps光通信市場でシェア50%以上を目指します。本商品は、本日よりサンプル出荷を開始します。
開発の背景
現在、10Gbps光通信モジュールは、プラグインで簡単に着脱できるプラガブルが主力となり、その小型化が急速に進んでいます。小型化に伴う発熱密度の増大や、電力コスト削減のため、光通信モジュールを構成する光変調器・ドライバICなどの光・電子部品に対しては、小型化とともに低消費電力化の要求が非常に強くなっております。
今回発売する「KGL5115KD」は、+3.3Vの電源電圧で動作する、10Gbps光通信用EMLドライバICです。本商品は、市場で高い評価をいただいているGaAs PHEMT(注2)を用いたOKIドライバICの高品質な波形特性を維持するとともに、大きな電力を消費する出力回路の設計最適化により、弊社従来品比で約25%の消費電力削減に成功し、出力振幅2.3Vpp時、業界最小の消費電力0.45Wを実現しました。また、4mm角小型セラミックパッケージの採用により小型化も実現しています。
本商品を用いることにより、XFP・SFP+(注3)などの10Gbps光通信用小型プラガブル・モジュールにおいて、高品質な光波形とともに、小型化・低消費電力化が可能となります。OKIは、高速・高耐圧といったデバイスの優位性を活かし、成長が見込まれる10Gbps光通信市場において、2008年度以降、本商品を含むEMLドライバICのシリーズで年間10億円の売上を計画しています。
本年3月27日(火)~29日(木)、米国カリフォルニア州アナハイム市にて開催されるthe Optical Fiber Communication Conference & Exposition and the National Fiber Optic Engineers Conference (OFC/NFOEC2007)で、併設の展示会場のOKIブース(#3351)において10Gbps光通信用EMLドライバに関する展示と説明が行われます。
販売計画
- サンプル価格
- 6,000円(税別)
- 出荷時期
- 2007年3月22日
- 販売目標
- 2008年度市場シェア50%以上
主な特徴
- 11.3Gbps動作
- 振幅 2.3Vpp以上
- 消費電力 0.45W
- 4×4mm 24Pin QFN Package
用語解説
- 注1:EML(Electro-Absorption Modulated Laser)
電解吸収型光変調器と光源となるレーザーダイオードを集積化した光半導体素子
- 注2:GaAs PHEMT
2次元電子ガス層をチャネルに用いた高速化合物半導体デバイス
- 注3:XFP・SFP+
10Gbps光通信用トランシーバモジュールのマルチソース・アグリーメントの一種。
- 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
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- 本件に関する報道機関からのお問合せ先
- 広報部
電話:03-3580-8950 - 本件に関するお客様からのお問合せ先
- オプティカル・コンポーネント・カンパニー 営業部
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