2006年11月6日
最大16台のカメラを接続、監視業務をインテリジェント化するネットワーク対応型デジタルビデオレコーダ「VisualCast® VBOX-S/500」を発売
FISC安全対策基準・日本防犯設備協会セキュリティガイドラインに準拠

VisualCast® VBOX-S/500
OKIは、このたびネットワークカメラを含む最大16台までの監視カメラを接続可能な、ネットワーク対応型のデジタルビデオレコーダ「VisualCast® VBOX-S/500(ビジュアルキャスト・ブイボックス・エス/500)(以下、「VBOX-S/500」)」を開発、遠隔映像監視システム「VisualCast」のラインナップに加えました。本日より販売を開始します。「VBOX-S/500」は、昨今ニーズが高まるデジタル録画機能、および、センタでの集中監視を可能にするネットワーク機能に加え、取り込んだ映像から不審者の動きなどを自動検出する行動認証機能を備えており、自動化されたインテリジェント性の高い監視業務を実現します。また本製品からの映像・音声をネットワーク経由で視聴できる監視ビューワソフトも同時に発売します。
セキュリティへの関心が高まる中、弊社では業界に先駆け2001年よりIPネットワーク上での高品質映像配信技術を利用した遠隔映像監視システム「VisualCast」を販売し、官庁・自治体・空港施設などへ納入してきました。最近の金融機関でのATMコーナーにおける盗撮カメラ設置、偽造カード不正使用、暗証入力の覗き見などの犯罪増加に伴い、多数のカメラを使用しての監視や、監視映像の長時間録画、ネットワーク機能を使ってのセンタでの集中監視など、監視業務の効率化や高度化に対するニーズがさらに高まっています。
こうしたニーズに応えるために、従来製品「VBOX-S」ではカメラの接続が最大2台までであったのに対し、「VBOX-S/500」では最大16台と、多数の拠点を一度に監視することが可能になりました。従来のアナログカメラだけでなく、普及が進みつつあるIPネットワークカメラへも対応しています。高画質映像伝送技術である「eえいぞう™エンジン」(注1)の採用により、IPネットワーク上で高画質を維持しつつ安定したライブ映像を配信するのと同時に、内蔵された最大500GBのハードディスクに長時間録画をすることができます。
さらに、本製品には行動認証機能をオプション装備しています。これは、あらかじめ設定した検知条件に基づいて取り込んだ映像の画像処理を行い、不審行動を自動で検知・通報する機能です。従来のセンサーに加え、監視カメラの映像も利用して、不審物の侵入物の検出や、置き去りなどの不審行動の検出を正確に行うことで、高度な遠隔映像監視を実現します。
同時に提供する「監視ビューワソフト」は、それぞれの「VBOX-S/500」に接続されたカメラ映像をIPネットワーク経由で監視モニタに表示します。「VBOX-S/500」の全ての設定をブラウザ感覚で使用できるほか、複数の「VBOX-S/500」で構成される大規模なシステムにおいても、システム構成の管理や、接続するカメラのグループ単位での管理ができ、お客様の監視業務の負担を軽減します。「VBOX-S/500」本体と同ソフトとを組み合わせた監視システムは、FISC(注2)の安全対策基準と日本防犯設備協会(注3)のセキュリティガイドラインに準拠しており、高いセキュリティ品質が要求される金融市場向けにも適合するリスクマネジメント環境をご提供いたします。
「VBOX-S/500」は、広域での多拠点の遠隔監視が必要で、かつ拠点ごとに多数の監視カメラを設置する業態におけるセキュリティ強化に最適です。弊社は、金融、流通、製造業などの市場に向け本製品を積極的に販売していきます。
なお、「VBOX-S/500」は、「OKI 情報通信融合ソリューションフェア2006」(11月9日~10日、六本木アカデミーヒルズ40「六本木ヒルズ森タワー40階」)に出展予定です。
販売計画
- 価格
- オープン
- 出荷時期
- 2007年2月
- 販売目標
- 5,000台/年
主な特長
- 「eえいぞうエンジン」搭載
OKIが独自に最適化した高画質映像伝送技術「eえいぞうエンジン」を搭載。高画質を維持しつつ、従来の1/3から2/3程度の伝送帯域で安定した映像伝送が可能です。
- 16台までのカメラに接続可能
1台の「VBOX-S/500」に最大16台のカメラに接続できます。従来のNTSC方式のアナログカメラはもとより、設置が容易なIPネットワークカメラの接続にも対応します。機器設置の省スペース化、店舗内ネットワークの簡素化にも貢献します。
- ライブ映像配信と映像蓄積を同時に実施
本体に250GBのハードディスクを2台まで搭載でき、最大500GBの映像を配信と同時に蓄積できます。250GB 2台のハードディスクをミラーリング(注4)することで信頼性の高いシステム構築が可能です。
- 映像を解析する行動認証機能を搭載(オプション)
映像から人や車の異常行動、不審物の検知する行動認証機能をオプション搭載可能。従来の作業員の目視による監視業務の負荷軽減、効率化だけでなく、危機管理への迅速かつ適切な対応を映像によって支援します。
システム構成例

表1 「VBOX-S/500」の主な仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 映像符号化方式 | MPEG-4 Visual |
| 映像チャンネル数 | 4ch/8ch/16ch |
| 映像解像度 | VGA(640×480)、QVGA(320×240)、QQVGA(160×120) |
| 映像符号化フレーム数 | 1~15フレーム/秒、(QVGA,QQVGA) 1~5フレーム/秒、(VGA) |
| 映像符号化ビットレート | 16kbps~1024kbps |
| 音声符号化/復号方式 | MPEG-4 AAC-LC |
| 音声チャンネル数 | 1ch(4ch装置)/2ch(8ch装置)/4ch(16ch装置)(双方向音声) |
| 音声符号化ビットレート | Mono:8~64kbps、Stereo:16~128kbps |
| ネットワークインタフェース | RJ-45(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) |
| センサインタフェース | 接点:入力 16/出力 16 |
| 記憶媒体 | HDD |
| 記憶容量 | 最大500GB、250GB HDD2台によるミラーリング可 |
| 記憶形式 | カメラ入力映像の蓄積/ネットワークカメラ入力ストリームの蓄積 |
| ビデオセンサ | 行動認証機能 |
| サイズ(但し、突起物は除く) | 430(W)×500(D)×132(H)mm |
| 温度条件 | 5℃~40℃ |
表2 「監視ビューワソフト」の主な仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 動作環境 | OS:Windows XP Professional CPU Pentium4 3GHz以上, メインメモリ512MB以上 |
| 管理機能 | アカウント管理、構成管理、グループ管理 |
| 再生機能 | ライブ映像再生、蓄積映像再生、暗号化された映像の復号再生 |
| イベント通知機能 | 行動認証、モーションディテクト、接点入力、カメラチェック、障害通知 |
| 検索機能 | 蓄積映像の時刻による検索、イベントによる検索 |
| カメラ制御機能 | 独自TCPによる遠隔制御 |
用語解説
- 注1:eえいぞうエンジン
「eえいぞう」は、ISO/ITUなどの国際標準化機関が定めた映像符号化方式「MPEG-4」「H.264」などに準拠し、IPネットワーク上で高速、高品質、低遅延な映像コミュニケーション、録画再生を可能とする、OKIのビデオコーデック技術。「eえいぞうエンジン」は「eえいぞう」技術を搭載したソフトウェアエンジン(ミドルウェアパッケージ)。
- 注2:FISC(The Center for Financial Industry Information Systems)
財団法人金融情報システムセンター。金融機関における情報システムの活用や安全性を巡る諸問題について調査・研究を行っている機関。
- 注3:日本防犯設備協会
社団法人「日本防犯設備協会」。防犯機器及び防犯システム並びに情報セキュリティシステム(以下「防犯設備等」という)に関する調査・研究及び防犯設備等の設置等に携わる者に対する研修その他の事業を行っている機関。
- 注4:ミラーリング
データの複製を別の場所にリアルタイムに保存すること。ハードディスクに記録する際に複数のディスクを用意し、同じデータを書き込むことにより信頼性の向上をはかる。
- 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、自社の表記を「OKI」に統一いたします。
- VisualCastは沖電気工業株式会社の登録商標です。
- eえいぞうは沖電気工業株式会社の商標です。
- Windowsは米国マイクロソフト社の米国またはその他の国における登録商標です。
- その他、記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
- 本件に関する報道機関からのお問合せ先
- 広報部
電話:03-3580-8950 - 本件に関するお客様からのお問合せ先
- ブロードバンドメディアカンパニー 映像ソリューション第二部
電話:048-420-7012
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