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プレスリリース

2006年10月11日

IPネットワークで高音質コミュニケーションを実現するソフトウェアエンジン「eおと®エンジン」に新機能「マイeおと™」を追加

普通の電話が相手でも高音質で聞くことが可能に

沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)は、IPネットワーク上で高音質コミュニケーションを実現するソフトウェアエンジン「eおと®(注1)エンジン」に、通話相手が普通の電話であっても高音質で聞くことのできる新機能「マイeおと™」を追加しました。従来の電話ではカットされる高音域部分に対し、残っている低音域の音声を利用して聞き取りやすい音を実現する、沖電気の独自技術です。本日より販売を開始します。

家庭や企業をとりまく通信基盤は、従来の回線交換網から、IPネットワークへと急速に移行しています。沖電気では、従来カットされていた高音域部分の帯域を拡張することで、IPネットワーク上で臨場感のある高音質を実現する「eおと」技術を開発、2004年2月には本技術を適用した高品位電話機を商品化しました。さらに2006年3月からは、本技術そのものを「eおとエンジン」として商品化し販売しています。

「eおとエンジン」は、G.722をはじめとする種々の広帯域コーデック(注2)に独自のPLC(注3)や広帯域エコーキャンセラ(注4)を加えることで、高音域部分も含めた通話が可能となり、ワイヤレスなどの厳しい通信環境を含め、IPネットワーク上での幅広く安定した高音質コミュニケーションを実現しました。IPネットワークならではの革新的なコミュニケーションとして、期待が高まりつつあります。

しかし、「eおとエンジン」による高音質コミュニケーションはIPネットワーク上のみで可能であり、通話相手が従来帯域の固定電話や携帯電話の場合、広帯域音声通信の価値を享受できないという課題がありました。

そこで、沖電気ではその課題を解決するために、「eおとエンジン」に「マイeおと」機能を追加しました。「マイeおと」は、従来3.4kHzまでであった音声を3.4kHz以上の広帯域部分まで拡張することにより、相手が従来の電話であっても、利用者の聞く音声を高音質にする機能です。

本技術は、IP電話機、PCで使われるソフトフォン、PDA、スマートフォン(注5)、携帯電話などの通信機器に幅広く適用できます。さらに、デジタル家電やゲーム機器などIPネットワークが進展する市場へ広く適用が可能と考えられます。

沖電気は、今後もIPネットワーク上で臨場感ある音声コミュニケーションを実現するために「eおと エンジン」の機能を充実させていき、来るべきユビキタスネットワークでの貢献を目指していきます。

用語解説

  • 注1:eおと

    沖電気が開発した、IPネットワーク上で従来の電話音質を越えた臨場感ある音声通話を可能とする高品質VoIP技術。ITUなどの国際標準の音声符号化方式はもとより、種々の音声符号化方式に対応可能。IP電話機、PC(ソフトフォン)、携帯電話、PDA及びデジタル家電などでの使用と、LSI及び各種プラットフォームへの搭載が可能。
    eおと紹介サイト

  • 注2:コーデック(CODEC)

    IPネットワーク上の伝送効率を高めるため、デジタル化された音声信号の情報量を圧縮・伸張する機能。コーデックは「COder(圧縮器) + DECoder(伸張器)」の造語。

  • 注3:PLC

    パケットロス補償(Packet Loss Concealment)機能。IPネットワークの輻輳などにより発生する音声データの欠落(パケットロス)に対して、受話音声の音切れなどの劣化を防ぎ高品質な通話を可能とする機能。

  • 注4:エコーキャンセラ

    通話中に、自分が発した声が少し遅れて相手側から聴こえてくる現象(エコー)が生じることがある。このようなエコーを防ぎ高品質な通話を可能とする機能。

  • 注5:スマートフォン

    通話機能だけでなく、コンピュータとしての機能(データ処理機能)をあわせ持つ携帯電話。アプリケーションを追加して、機能強化やカスタマイズが可能。

  • eおとは沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • マイeおとは沖電気工業株式会社の商標です。
  • その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問合せ先
広報部
電話:03-3580-8950
本件に関するお客様からのお問合せ先
IPシステムカンパニー 企画室
電話:03-5445-5706
  • 各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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