2006年6月27日
沖電気工業株式会社
株式会社沖テクノクリエーション
沖テクノクリエーション、トリプルプレーネットワークを品質制御する新製品「トラフィック・プロテクタ™(TRAPRO™)」を発売
音声・映像・データが混在する企業内ネットワークを最適に運用

TRAPRO™
沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)の関連会社である株式会社沖テクノクリエーション(社長:安岡 敏一、本社:埼玉県蕨市)は、このたび音声・映像・データが混在する企業内ネットワークにおいてスムーズにこれらの情報を伝送するためのQoS(注1)制御専用装置「トラフィック・プロテクタ™(TRAPRO™)」を開発し、本日より販売を開始します。
企業では生産性や競争力の向上を目指した業務プロセスの改善のため、従来は別々に構築していた音声とデータのネットワークを融合し、さらには映像もその中にとりこもうとする動きが活発化しています。その結果、PC上で動作するソフトフォンや、ビデオ会議など、音声・映像・データ系アプリケーションを連携するトリプルプレーネットワークの利用が盛んに提唱されるようになりました。しかし、トリプルプレーネットワークにおいては、単に音声・映像・データの伝送路をネットワーク内で分割するだけでは充分な品質を保つことが難しく、通話の途切れや、映像の乱れといった状態が生じやすくなります。また、これら問題をスムーズに解決するには、トラフィック状態を直感的に把握でき、かつネットワーク全体を見渡すことのできるトラフィック監視機能が求められています。
沖テクノクリエーションでは、トリプルプレーネットワークにおいても音声や映像をストレス無く転送するために、帯域や転送速度を充分確保することのできるQoS制御装置として「トラフィック・プロテクタ(以下 TRAPRO)」を開発しました。TRAPROはステルスタイプ(注2)製品であり、QoSを確保したいネットワーク上に挿入するだけで、既存のネットワーク構成を変更することなくQoS制御を行います。音声や映像といったRTP(注3)を自動認識することで、リアルタイム性を重視する情報を優先制御するなど、あらかじめ設定した転送データ量や転送速度にあわせたネットワーク品質で拠点間のパケット転送を保証します。また、音声や映像以外でも、制御したいパケットやIPアドレスなどを設定しておけば、一時的なパケット集中が発生してもネットワーク環境を正常に保つことができます。
さらにTRAPROは、「音声・映像・データ」毎にトラフィック状態を監視し、流入する全トラフィックの統計ログを取得できるため、品質制御への確実なフィードバックが可能です。このトラフィック監視機能は、「統合マネージャ」を用いることで、TRAPROを最大10台まで統合して一括に行うことが可能です。「統合マネージャ」は、モニタリング管理、レポート管理、アラート管理、スケジュール管理などのトラフィック監視機能を統合的に提供するソフトウェアです。
沖テクノクリエーションでは、エンドユーザ様およびシステムインテグレータ様に向けて本製品を積極的に販売していきます。なおTRAPROは、「情報セキュリティEXPO」と「組込みシステム開発技術展」(いずれも6月28日~30日、東京ビッグサイトにて開催)に出展します。
販売計画
- 標準価格
- 基本構成 400万円~(トラフィック・プロテクタ×1、統合マネージャ×1)
拡張構成 250万円~(トラフィック・プロテクタ×1)
上記価格とも税別 - 出荷時期
- 2006年6月30日
- 販売目標
- 100システム(年間)
主な特長
- 高品質なトリプルプレー環境を提供
音声・映像・情報など各特性にマッチした品質制御をすることで、企業活動にとって重要な電話や業務アプリケーションのデータ転送などにおいて、ネットワークの輻輳による支障が発生することを防ぎ、高品質なトリプルプレーネットワークや安全なVoIP環境を構築します。また、トラフィック・プロテクタはEthernetポートを8ポート保持しているため、経済的な設置が可能です。
- トラフィック特性を分析
トラフィック監視機能でネットワーク全体のトラフィックを監視し、またこのトラフィック特性を分析することで、ネットワークにおけるボトルネック(注4)や、トレンド(注5)をいち早く把握することができます。そのネットワークの特性にあった最適な品質管理を実施できます。
- 設置が簡単
ステルスタイプの装置のため、QoS制御を実施したい箇所に挿入するだけで、既存のネットワーク構成を変更することなく、QoS制御を実施したい箇所に挿入するだけで使用することができます。
ネットワーク適用例

用語解説
- 注1:QoS(Quality of Service)
ネットワーク上でトラフィックの優先度付けや帯域を確保することで通信品質を保証する技術。
- 注2:ステルスタイプ
IPアドレスをもたないネットワーク機器。既存ネットワーク構成を変更することなく設置することができる。
- 注3:RTP(Real-time Transport Protocol)
リアルタイム性を要求される音声や映像を転送するためのプロトコル。
- 注4:ボトルネック
ネットワーク上でトラフィック輻輳が発生しやすいポイント。
- 注5:トレンド
トラフィックの量(帯域)と質(プロトコル種別)の変化の具合。
沖テクノクリエーション概要
- 本社
- 埼玉県蕨市中央1丁目16番8号
- 設立
- 2002年10月11日
- 資本金
- 2億5,000万円
- 社長
- 安岡 敏一
- 従業員数
- 160名(2006年4月現在)
- 事業内容
- 通信、情報処理等の機器に関する開発、設計および販売
上記機器のコンサルティング、システムインテグレーション、システムの管理運用代行、教育および指導
- トラフィック・プロテクタ、TRAPROは株式会社沖テクノクリエーションの商標です。
- その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
- 本件に関するお問合せ先
- 沖電気工業株式会社 広報部
電話:03-3580-8950
- ※各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
