2006年6月21日
ATMの「かんたん操作モード」を百十四銀行に提供
沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正)は、このたび株式会社百十四銀行(頭取:竹﨑克彦、以下 百十四銀行)へ、ATM(現金自動預払機)の操作機能として、「かんたん操作モード」の提供を開始しました。シンプルで分かり易い操作画面、ゆっくりとした画面展開、必要最低限の情報、音声による案内、大きな文字の表示などを特徴としています。百十四銀行に設置されている当社製「ATM-BankIT™」に搭載します。
「かんたん操作モード」は、沖電気のATM最新機種である「ATM-BankIT」のユニバーサルデザインに対する取り組み(注1)の1つとして開発されました。これまで、ATMの操作は難しいという預金者や、ATMが使えず、簡単な取引でも窓口に来てしまう方、オートホンで操作方法を質問される方がいるため、ATMの操作を分かり易くできないかといった金融機関からの要望が寄せられていました。
このような背景から、沖電気は認知工学に基づいて、「簡単さ」と「丁寧さ」を兼ね備える新しい画面の設計に着手し、本機能「かんたん操作モード」を開発しました。ATMに慣れている方と慣れていない方では、ATM画面に求める特徴が異なるため、通常のATM画面の中でなく、独自の画面(モード)での対応が有効と考えました。
これまで操作に迷った場合、音声や文字でさらに説明を追加するような試みもありましたが、追加の音声や文字が情報過多となり、余計に迷わせてしまうという問題がありました。それに対し、「かんたん操作モード」ではシンプルな画面、必要最小限の文字など、提供する情報の量を抑えることで利用者の理解度を上げ、操作を誘導します。
「かんたん操作モード」により、ATMに不慣れな方や高齢者も、窓口や案内員に頼らず一人で操作ができるようになり、最寄りの金融機関の支店が窓口のないATMだけの出張所になった場合でも、取引を行うことが可能といったメリットがあります。
沖電気では、今回の実績をもとに、「かんたん操作モード」を弊社のATMを採用している金融機関に対し積極的に展開していきます。
販売計画
- 標準価格
- オープン価格
- 販売目標
- 3年間で30金融機関
「かんたん操作モード」画面

用語解説
- 注1:沖電気は「ATM-BankIT」のユニバーサルデザインへの取り組みにあたって、「ユーザビリティ(基本的な使いやすさ)」と「アクセシビリティ(高齢者や障害者などへの配慮)」の双方の観点を取り入れました。
リリース関連リンク
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