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プレスリリース

2006年4月6日

カリタス学園の新校舎にモバイルセントレックスシステムを納入

無線LANアクセスポイント「MWINS™ BR2102」を音声とデータの無線通信に活用

沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)は、学校法人カリタス学園(理事長:クローデット・ベルニエ、所在地:神奈川県川崎市多摩区、以下 カリタス学園)のカリタス女子中学高等学校新校舎に、沖電気のIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE® Server SS9100(以下「SS9100」)」をベースとしたモバイルセントレックス(注1)システムを納入しました。本システムは近藤道男建築設計室(代表:近藤 道男、本社:東京都文京区)が設計・監理を、戸田建設株式会社・株式会社関電工・沖ウィンテック株式会社(社長:佐野 勝彦、本社:東京都品川区)がシステムインテグレーション・構築を行いました。

カリタス学園では、カリタス女子中学高等学校の新校舎建設に伴い、新校舎内の電話設備と学内ネットワークの構築を検討していました。新校舎ではデータ通信用に敷設されたLANケーブルを電話にも利用することで配線工事費用の削減ができること、また将来への拡張性に優れることが評価され、SS9100の採用が決まりました。

旧校舎では無線LANをデータ通信用に使用してきましたが、新校舎では電話も無線LANで同様に使用できるようにするため、データ通信だけでなく音声通信も同時に対応が可能な、沖電気製の無線LANアクセスポイント「MWINS BR2102」(以下「MWINS BR2102」)が導入されています。校舎内に設置された「MWINS BR2102」の電波範囲内であれば、教職員同士は通話料を気にすることなく「FOMA®/無線LANデュアル端末」(以下「FOMAデュアル端末」)で通話することが可能です。従来の放送(インターホン)呼び出しによる伝達に代わり、「MWINS BR2102」と「FOMAデュアル端末」の利用により場所にとらわれないコミュニケーションが可能となりました。

本システムはオープン系ネットワークとクローズ系ネットワークの2つのネットワークに分かれています。オープン系は生徒、教師、事務職員が利用できるネットワークで、データ端末のほか、IP多機能電話機36台と校舎内に設置された無線LANアクセスポイント「MWINS BR2102」188台により「FOMAデュアル端末」70台が接続されており、校舎内どこからでも無線LAN経由で通話することができます。FOMAデュアル端末のうち66台が白ロム(注2)として導入されており、個人でFOMA端末を持っていればFOMAカード(注3)を入れ替えて既存の携帯電話番号をそのまま使うことができます。なお、クローズ系は教師のみが使用できるネットワークで、成績情報や名簿情報等を管理するために使われます。オープン系とは物理的に分かれています。

沖電気は、今回の受注実績をふまえ、ワークスタイルの変革と生産性向上を求める企業ユーザに対し、「SS9100」を用いたIP電話ソリューションによる貢献を今後とも目指していきます。

カリタス学園 ネットワーク構成図

本システムの主な特長

  1. 「SS9100」による使い勝手の継承

    「SS9100」は従来型PBXが提供していた保留転送といったボタン電話の機能をほとんど継承しているため、システムの移行後も従来と変わらない使い勝手を提供しています。

  2. コスト削減効果

    IP電話機の採用によりレイアウト変更、設定変更及び新規配線がほとんど不要となることによる電話に関わる運用費用の削減、将来的に各拠点既設のPBXを「SS9100」1システムへ統合することによる保守費用の削減が期待できます。

  3. 音声対応無線LANアクセスポイント「MWINS BR2102」による高品質音声伝送
    • 音声をデータより優先させるQoS(注4)制御機能やセキュリティ管理を搭載しているため、高価なコントローラが不要です。
    • 標準セキュリティ規格「IEEE 802.11i」搭載により、不正アクセスや盗聴・改ざんを防止します。
    • 無線の通信品質を向上させる「IEEE 802.11e EDCA」を搭載し、途切れの少ない高音質での会話をご提供します。
    • 音質を確保するため、同時に接続できる無線IP電話機の台数を自動的に制限します。
    • 高速ハンドオーバ機能により、社内を移動しながらでも途切れの少ない会話が可能です。
    • 「IEEE 802.11a/b/g」に対応しているため、「IEEE 802.11b」を使うFOMAデュアル端末のほか、高速通信(最大54Mbps)の無線LAN規格「IEEE 802.11a/g」をデータ通信に使うことが出来ます。したがって、「MWINS BR2102」では音声とデータを同一アクセスポイント上で快適に使用することが可能です。

本発表に関して、音声対応無線LANアクセスポイント「MWINS BR2102」に搭載されている、インテル®IXP425ネットワーク・プロセッサの提供元である、インテル株式会社様から以下のメッセージをいただいております。

インテル株式会社は、この度、沖電気工業が同社製無線LANアクセスポイント「MWINS BR2100シリーズ」を用いたモバイルセントレックスを、カリタス学園様に納入されたことを喜ばしく思います。インテルは、昨年の沖電気の「MWINS BR2100シリーズ」製品発表に伴い、沖電気と技術協力および共同プロモーション活動を展開してまいりました。同製品に搭載されている高性能かつ低消費電力なインテルIXP425 ネットワーク・プロセッサは、音声処理にDSP(Digital Signal Processor)が不要で、セキュリティおよびQoS制御機能を統合しています。今回の「MWINS BR2102」を利用したモバイルセントレックスシステムの導入は、無線LAN上における快適で安全な音声コミュニケーション手段の提供に貢献するものと期待しております。

インテル株式会社
マーケティング本部 本部長
阿部 剛士

学校法人カリタス学園について

カリタス学園は、カナダのケベック州・カリタス修道女会が教育活動の一環として日本に設立。CARITAS(=愛<ラテン語>)をもって、国際社会の担い手を育むべく、カトリック教育・語学教育・コミュニケーション教育を中心とした実践的・体系的なカリキュラムにより幼稚園から短期大学まで一貫した教育を行う。2006年4月より新校舎での授業が開始される。

学校名
学校法人カリタス学園
所在地
神奈川県川崎市多摩区中野島4-6-1
設立
1960年
紹介サイト

用語解説

  • 注1:モバイルセントレックス

    企業内IPセントレックスで用いられる端末を、モバイルIP電話端末に代表される携帯型端末としたIP電話の導入形態。携帯型端末による機動性を活かし、事業所や座席にとらわれないワークスタイルを実現する。

  • 注2:白ロム

    携帯電話等のサービスを提供しているキャリアと契約がされておらず、端末のROMに公衆の電話番号などの情報が書き込まれていないもの。FOMA/無線LANデュアル端末の場合は、無線LAN環境の内線電話サービスしか提供を受けられない端末。

  • 注3:FOMAカード

    内蔵メモリに契約している電話番号やメールアドレス、アドレス帳などを登録でき、利用者が別の端末に差し替えるだけで機種(端末)の変更が完了する。

  • 注4:QoS

    QoSは「Quality of Service」のことで、特定パケットの帯域を確保し、通信速度を保証する。「MWINS BR2102」は優先度の高いパケットを送信する無線機器が他の機器よりも早く電波の送信権を獲得できるようにしてQoSを実現する。

リリース関連リンク

  • CONVERGENCEは沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • FOMAは株式会社NTTドコモの登録商標です。
  • インテル、Intelは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションまたはその子会社の商標または登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問合せ先
広報部
電話:03-3580-8950
本件に関するお客様からのお問合せ先
IPソリューションカンパニー 企画室 プロモーションチーム
電話:03-5445-6251
  • 各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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