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プレスリリース

2006年3月9日

帝塚山学園に「SS9100」を用いたモバイルセントレックスシステムを納入

キャンパス内の防犯対策に「FOMA®/無線LANデュアル端末」を活用

沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正、本社:東京都港区、以下 沖電気)は、学校法人帝塚山学園(理事長:山本 順英、法人本部:奈良県奈良市、以下 帝塚山学園)に、沖電気のIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE® Server SS9100(以下「SS9100」)」をベースとしたモバイルセントレックス(注1)システムを納入しました。本システムは株式会社東畑建築事務所(社長:谷 淳之介、本社:大阪市中央区)が設計監修を、株式会社きんでん(社長:中谷 修己、本店:大阪市北区)がシステムインテグレーションを、沖ウィンテック株式会社(社長:佐野 勝彦、本社:東京都品川区)がシステム構築を行いました。

帝塚山学園では、充実したLAN環境を有効活用できる電話設備として、モバイルセントレックスシステムの導入を検討していました。さらに、近年の学校における犯罪の増加から、新たな電話設備の導入にあたり、防犯システムを融合させてその効果を高めることも重要な検討要素でした。沖電気の「SS9100」はモバイルセントレックスシステムとしての導入実績が多く、緊急通報システムとしても構築が可能であることが評価され、採用が決まりました。

本システムは、帝塚山学園の学園前キャンパス(幼稚園・小学校・中学校・高等学校・大学)と東生駒キャンパス(大学・大学院)の2地域に導入され、合計で200台の固定IP電話機と500台の既存アナログ電話機が接続されています。既存設備も活かし、従来の使い勝手を保ちながら、IP電話システムとしてのメリットを活かしています。また拠点間イーサネットを活用することにより、従来キャンパスごとに置かれていた交換機が不要となり運用管理コストを低減しています。

学園前キャンパス内にある幼稚園と小学校では、園児、児童が通行する校舎内および校庭や通路などの屋外に無線LANアクセスポイント50台が設置され、教職員には「FOMA®/無線LANデュアル端末(注2)(以下 「FOMAデュアル端末」)」46台が配布されています。これによって、キャンパス内のどこからでも「FOMAデュアル端末」からの発着信が可能になっています。従来はインターホンや放送で呼び出して行っていた教職員間の伝達は、「FOMAデュアル端末」を使い瞬時に行えるようになりました。なお「FOMAデュアル端末」は白ロム(注3)として導入されているため、個人でFOMA端末を持っていればFOMAカード(注4)を入れ替えて既存の携帯電話番号をそのまま使うことができます。

また「FOMAデュアル端末」は、内線電話の端末として用いられていることに加え、防犯システムの端末の役割も果たします。教職員が自分の「FOMAデュアル端末」を通して緊急通報を行うと、その声が自動的に全校の業務/非常放送用スピーカに繋がります。これにより、屋内・屋外を問わずキャンパス内で何らかの緊急事態が生じた場合、近くの教職員が緊急通報すると瞬時に業務/非常放送用スピーカから全校への連絡が可能となるため、園児、児童の安全の確保に極めて有効です。

帝塚山学園では幼稚園と小学校で導入した携帯端末ならびに緊急通報システムを、今後中学校・高等学校にも拡張を予定しています。また、将来的には既存アナログ端末を全面的にIP電話機に更新することも検討しています。

本システムの主な特長

  1. 緊急通報による防犯

    屋内外の無線LAN環境で「FOMAデュアル端末」を利用することにより、電波の届く範囲ならどこからでも緊急通報が可能です。

  2. 従来機能の継承

    「SS9100」は従来型PBXが提供していた保留転送といったボタン電話の機能をほぼそのまま継承しており、システムの移行後も従来と変わらない使い勝手を提供しています。

  3. 段階的な移行

    IP遠隔ユニットで既設アナログ端末を収容することにより、「SS9100」での拠点間IP電話ネットワークを実現しています。今後、段階的な移行を経済的に効率良く実現します。

  4. コスト削減効果

    IP電話機の採用によりレイアウト変更、設定変更及び新規配線がほとんど不要となり、電話に関わる運用費用の削減ができます。また、将来的に各拠点既設のPBX を「SS9100」1システムへ統合することで保守費用の削減が期待できます。

  5. 業務の効率化(今後適用予定)

    従来型電話交換機からIP電話システムに切り替えることにより、IPの利点を活かした業務の効率化が可能となります。

    • ソフトフォンの利用

      ソフトフォンを利用することで、相手の在席確認、音声以外のコミュニケーションを可能とし、ワークスタイル変革による業務の効率化が可能となります。

    • 情報通信融合機能

      電子メールや、従来から使用している電子電話帳、設備管理システムなどのWebアプリケーションとの連携により、飛躍的な業務の効率化が図れます。

帝塚山学園 モバイルセントレックスシステム構成図

学校法人帝塚山学園について

幼稚園から大学まで一貫して国際教育と情報教育に重点を置く。

法人本部所在地
(学園前キャンパス)奈良県奈良市学園南3丁目1番3号
教職員数
780人(非常勤講師等含む)(2006年2月28日現在)
学生生徒等数
8,296人(2006年2月28日現在)
設立
1941年2月28日
紹介サイト
 

株式会社東畑建築事務所について

建築・土木・造園の設計監理、都市計画、その関連する調査・企画・コンサルタント業務を行う。

法人本部所在地
大阪市中央区伏見町4丁目4番10号
社員数
270人(2006年3月現在)
設立
1932年12月
資本金
1億円 (2006年3月現在)
紹介サイト
 

株式会社きんでんについて

全国で電気、情報通信、計装、空調・衛生、内装など各種設備工事を展開。

本店所在地
大阪市北区本庄東2丁目3番41号
社員数
6572人(2005年3月現在)
設立
1944年8月
資本金
264億円(2005年3月現在)
紹介サイト
 

沖ウィンテック株式会社について

全国で情報通信システム、電気・エネルギー設備、カスタマサポートサービスを柱とする事業を展開。

本店所在地
東京都品川区北品川1丁目19番4号
社員数
625人(2005年3月現在)
設立
1960年5月
資本金
20億円(2005年3月現在)
紹介サイト
 

用語解説

  • 注1:モバイルセントレックス

    企業内IPセントレックスで用いられる端末を、モバイルIP電話端末に代表される携帯型端末としたIP電話の導入形態。携帯型端末による機動性を活かし、事業所や座席にとらわれないワークスタイルを実現する。

  • 注2:FOMA/無線LANデュアル端末

    FOMAの法人向け端末で、屋外では通常の携帯電話として、企業内では無線LANを利用したVoIP端末として、一台で2つの方式による通信が可能。

  • 注3:白ロム

    携帯電話等のサービスを提供しているキャリアと契約がされておらず、端末のROMに公衆の電話番号などの情報が書き込まれていないもの。FOMA/無線LANデュアル端末の場合は、無線LAN環境の内線電話サービスしか提供を受けられない端末。

  • 注4:FOMAカード

    内蔵メモリに契約している電話番号やメールアドレス、アドレス帳などを登録でき、利用者が別の端末に差し替えるだけで機種(端末)の変更が完了する。

  • CONVERGENCEは沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • FOMAは株式会社NTTドコモの登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問合せ先
広報部
電話:03-3580-8950
本件に関するお客様からのお問合せ先
IPシステムカンパニー 企画室 プロモーションチーム
電話:03-5445-6251
  • 各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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