2006年3月6日
運用コストを大幅に削減し高速大容量化を実現した省スペース型ATM「CP21X」を発売

省スペース型ATM「CP21X」
沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)は、このたび高速大容量化した省スペース型ATM(現金自動預払機)「CP21X」を開発しました。本製品は「CP21V」の後継機種で、紙幣容量・レシート容量を約2倍に増やし、高信頼性の実現により運用コストを大幅に削減しました。ユニバーサルデザインの採用や、生体認証によるセキュリティ強化、RoHS指令(注1)対応による環境への配慮など、様々なお客様からのニーズに対応しています。本製品の販売は2006年4月1日より開始します。
コンビニエンスストアや駅などに設置するATMは、コンパクトな設置・保守スペースはもちろんのこと、現金補充やレシート補充などにかかる運用コスト削減や無人運用を考慮した信頼性の高さが要求されます。また、昨今の取引量の増加から、取引時間の短縮が重要視されています。
「CP21X」は長期無人運用と機器の信頼性向上により、運用コストの大幅な削減を実現しました。従来機種と比較して紙幣容量を7,500枚、レシート容量を3,600枚にするなど収容数を倍増して長期間の無人運用に対応し、ハードディスクの二重化や紙幣受け渡し口の誤投入異物の排除機能の強化など、信頼性を向上しました。これらの長期無人運用と機器の信頼性向上により、運用コストの大幅な削減を実現しました。また、紙幣搬送速度を従来の約3倍にし、取引時間を大幅に短縮しました。
近年、特に注目が高まっているセキュリティ対策についても強化しています。本製品では暗証番号の覗き見を防ぐためにテンキーを遮蔽板で隠すとともに、手のひら静脈や指静脈など生体認証装置の搭載により本人確認強化を図ることもできます。また、非接触ICカードリーダにより電子マネーなどの新たなサービスへの対応も可能となっています。
弊社では、あらゆる人が利用しやすいATMを目指してユニバーサルデザインを採用し、利用者が自然に使えるように操作部や画面部を配置したほか、車椅子利用者の方にも操作しやすい筐体デザインとしました。さらに、装置を構成する部品や材料から有害物質を排除し、RoHS指令へ対応するなど、地球環境に配慮した製品を実現しています。
今後、沖電気では、「CP21X」を主力商品として、様々な市場の多くのお客様に対して積極的に販売活動をしていきます。また、ATM製品の販売だけでなく、保守や運用受託サービスなどATMに関連する総合的なサービスも提供していきます。なお、3月7日から10日まで、東京ビッグサイトで開催される「RETAILTECH JAPAN 2006」の沖電気ブースに出展します。
販売計画
- 販売価格
- オープン価格
- 販売目標
- 今後3年間で 20,000台
- 販売時期
- 2006年4月1日より
主な特長
- 大容量化
紙幣の大容量化(7,500枚)
レシートの大容量化(3,600枚) - 高速化
紙幣搬送速度を従来の3倍にアップし取引時間の短縮化を実現
- 高信頼性
ハードディスクの二重化
紙幣受け渡し口の異物排除
自動復旧機能 - 高いセキュリティ
偽造困難なICキャッシュカードに対応したICカードリーダを標準実装
手のひら静脈、指静脈など生体認証装置の搭載が可能
テンキーを遮蔽板で隠し、暗証番号の覗き見を防止 - ユニバーサルデザインへの対応
利用者が自然に使えるように、紙幣やカードの操作部や操作画面部を配置
車椅子操作者の方も操作しやすい筐体デザイン
紙幣口内部が光ることにより、紙幣が見やすくなり取り忘れを防止 - 優れた拡張性
ICカードや携帯電話との連携によるさまざまなサービスを実現可能
- あらゆる場所での利用を想定した省スペース設計
コンビニエンスストア、スーパーマーケット、駅、金融機関の無人店舗など、さまざまな場所に設置可能
- 有害物質の排除
製品材料からRoHS指令で規制された有害6物質を排除し、地球環境に配慮
用語解説
- 注1:RoHS指令
Restriction of the Use of Certain Hazardous Substances in Electrical and Electronic Equipment(EU指令「電気電子機器の中の特定有害物質の使用制限指令」)。電気電子機器を対象として、2006年7月1日以降にEU加盟国で発売する製品への6化学物質の使用を6化学物質の使用を禁止する指令。対象となる6化学物質は、鉛、六価クロム、カドミウム、水銀、2種類の特定臭素系難燃剤(PBB、PBDE)。
リリース関連リンク
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- 広報部
電話:03-3580-8950 - 本件に関するお客様からのお問合せ先
- システム機器カンパニー システム機器開発本部 プロダクトSE部 SE第二チーム
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