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プレスリリース

2006年2月28日

携帯電話向け組込用顔画像ミドルウェア「FSE」をボーダフォンに提供開始

瞬時に行える顔認証で携帯電話のセキュリティを向上

沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)は、このたび顔認識機能をサポートした組込用顔画像処理ミドルウェア(注1)「FSE(Face Sensing Engine)」をボーダフォン株式会社(社長:ビル・モロー、本社:東京都港区、以下 ボーダフォン)に提供を開始しました。「FSE」を利用することにより、瞬時に行える顔認証で携帯電話のアクセス制限を実現します。2006年4月下旬以降に発売予定の「Vodafone 904SH」(シャープ製)をはじめ、今後発売されるボーダフォンの第3世代携帯電話に順次搭載される予定です。

近年、携帯電話の高機能化と、その一方での携帯電話を悪用した犯罪の増加に伴って、携帯電話の盗難・紛失時の電話番号やメールアドレスなどの個人情報の漏洩リスクが高まっています。ボーダフォンでは、盗難・紛失時の個人情報保護や不正利用防止のためのセキュリティ強化策として、さまざまな本人認証手段を検討してきました。その結果、携帯電話のカメラに顔を向けることで瞬時に本人認証を行うことができ、新たなデバイス等の追加も必要なく低コストでの導入可能な弊社のミドルウェア「FSE」の採用が決まりました。

「FSE」の顔認識機能による本人認証は、携帯電話の既存カメラに顔を向けるだけの自然な動作の中で行うため、利用時に入力操作が必要となる、パスワードによるアクセス制限機能などと比べて、非常に利便性の高いものといえます。さらに携帯電話での本人認証としては業界最速クラスの処理性能を実現しています。また、明るさの変化に影響を受けにくい認識方式により、屋内、屋外など様々なシーンで安定した使用が可能です。

ボーダフォンは、利用者の使い勝手を損ねることなく本人認証を可能とする携帯電話の実現に向け、「FSE」を採用しました。最初の対応機種となる「Vodafone 904SH」では、携帯電話を開くと同時に顔認証が行われ、正式なユーザーとして認証されると、ダイヤルロック解除するように実装されています。ボーダフォンでは、「FSE」を採用し「顔認証機能」を今後発売するボーダフォン第3世代携帯電話に順次搭載していく予定です。

「FSE」は、「顔認識機能」のほか、画像中から顔を含む領域を検出する「顔検出機能」、目・眉・口の位置を検出する「顔特徴点検出機能」、顔表情の変化に伴う特徴点の位置の変化量を算出する「顔特徴点追尾機能」なども提供しています。弊社では、「FSE」をFaceCommunicator®-E² (注2)など他の製品とも組み合わせることにより、様々なソリューションを携帯電話市場だけでなく、エンターテイメント市場など他の組込機器市場へも積極的に提案していきます。


  • <携帯電話を開いて顔画像を撮影>

  • <顔認証中画面>
    画面イメージは、はめ込み合成です。
    画面は開発中のものです。

用語解説

  • 注1:ミドルウェア

    OS上で動作し、アプリケーションソフトに対してOSよりも具体的な機能を提供するソフトウェア。OSとアプリケーションソフトをつなぐ性格のもの。

  • 注2:FaceCommunicator-E²

    沖電気が開発した3Dキャラクタの「顔アニメ」によるリアルタイムコミュニケーション用途向けの組込用ソフトウェア。

リリース関連リンク

  • FaceCommunicatorは沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
  • FSEの一部は(独)情報処理推進機構(IPA)「2004年度次世代ソフトウェア開発事業」委託開発の成果です。
本件に関する報道機関からのお問合せ先
広報部
電話:03-3580-8950
本件に関するお客様からのお問合せ先
ネットワークシステムカンパニー メガキャリアビジネス本部
電話:03-5445-6265
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  • 各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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