バックナンバー > 本文
2005年10月17日
沖電気工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:篠塚 勝正、以下 沖電気)と株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下 ACCESS)は、次世代携帯端末をターゲットにした音声・映像メディアパッケージ商品の開発会社を共同出資で設立することに、本日合意しました。新会社名は「株式会社OKIACCESSテクノロジーズ(以下OKIACCESSテクノロジーズ)」で、設立日は2005年11月1日を予定しております。
沖電気とACCESSは本年6月に携帯IP電話向けソリューションに関する協業に合意して以来、IPの特徴を活かした商品の共同開発を進めてきました。このたび、今後の市場拡大が期待されるIMS(IP Multimedia Subsystem)(注1)関連事業分野において提携関係を強化することになりました。沖電気の有する高品位・高性能な音声・映像技術を、ACCESSの「NetFront(R) Mobile Client Suite」に統合する商品の開発を加速させることなどを目的に新会社を設立することになりました。
新会社のOKIACCESSテクノロジーズでは、携帯IP電話などの次世代携帯端末上でトリプルプレー(データ・音声・映像統合)を駆使したアプリケーションを創出するためのソリューションを提供していきます。モバイル環境と音声・映像コミュニケーション環境を融合した新しいソリューションを実現するとともに、開発コストの低減・開発スピードの向上・開発品質の向上を目的とした、最先端のソフトウェアスィート商品を開発していきます。
フルIP、フルブロードバンド時代を迎えて、パーソナルモバイル端末もIP化の波への対応が求められています。今後大きな発展が期待されるIMS市場において、IPならではのマルチメディア・アプリケーションの創造が期待される中で、質の高いブラウザ機能と、高音質・臨場感ある音、さらには高画質・リアリティのある映像とを密に連携したソリューションプラットフォームを望む声が高まってきました。例えば、モバイルコマース利用時の音声・映像による購入・決済サポート、音声・映像コミュニケーションを活用したPoC(Push to talk over Cellular)(注2)やリアルタイムなプレゼンス情報交換、さらにはモバイル環境での企業情報システム利用時の社内メンバとのリアルタイムコラボレーション作業など、様々なシーンでの適用が挙げられます。
ACCESSでは、ブラウザ機能をはじめとする、端末側に高性能な機能を組み込む技術で多くの実績を重ねてきました。「NetFront Mobile Client Suite」は携帯端末向けソフトウェアスィートで、拡張性の高いモジュラー構造を有すると共に、OSやCPUに依存しない柔軟な構造を備えているのが大きな特長です。ブラウザ、メッセージング、Java(TM)などの主要ソフト部品を統合したソフトウェアスィートであるため、次世代情報端末の開発コスト、開発期間の大幅な軽減及び短縮を実現します。
一方、沖電気は大規模なIP電話システム構築や映像配信システム構築のノウハウを保有しています。「eおと(R)(注3)」技術をコアとした高音質なVoIP商品や、MPEG4/H.264等の高画質なVOD(Video On Demand)商品、映像コミュニケーション商品など、業界をリードする様々な商品を提供し、お客様より高く評価されています。
両社は、それぞれが得意とする技術とソリューションを連携させることにより、IMS領域で必要となるトリプルプレー型の新モバイルソリューションの提供が可能になると考え、新会社を設立することで合意しました。OKIACCESSテクノロジーズでは、ACCESSとの連携により、インターネット閲覧やメッセージング環境と音声・映像メディア環境をシームレスに統合した最先端の次世代携帯端末ソフトウェアスィート商品を実現し、国内外の通信キャリアや情報端末メーカに提供していく予定です。
今後、沖電気では、次世代携帯端末ソフトウェアスィートを搭載した携帯情報端末と沖電気のIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE(R) Server SS9100」やSIP対応J2EEアプリケーションサーバ「SipAs(TM) on WebLogic」と連携させたソリューションを構築していきます。ACCESSの「NetFront」を活用したモバイル情報システムと、高機能なIP電話・映像コミュニケーションシステムを融合させた魅力的なモバイルビジネス環境・IMS環境の提供を目指します。
各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。