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2005年10月12日
- リコーテクノシステムズ株式会社
- 沖電気工業株式会社
リコーテクノシステムズと沖電気、業界初、日本語の文章で日米特許の同時概念検索を可能に
インターネット特許情報検索「RIPWAY(R)」で「日米統合概念検索サービス」を開始
リコーテクノシステムズ株式会社(本社:東京都台東区、社長:川村 收、以下リコーテクノシステムズ)は、インターネット特許情報検索サービス「RIPWAY(R)(リップウェイ)」の機能拡張として、沖電気工業株式会社(本社:東京都港区、社長:篠塚 勝正、以下沖電気)の機械翻訳技術を活用した、「日米統合概念検索サービス」を開始いたします。
「日米統合概念検索サービス」は、業界で初めて、検索したい内容を日本語の文章で入力することにより、日本特許公報(JP)はもちろん、米国特許公報(USP)も同時に検索することを可能にしたものです。今回のサービスの提供により、知財部門や発明部門における先行技術調査を、迅速に、しかも高い精度で行なうことが可能になります。
リコーテクノシステムズでは、この「日米統合概念検索サービス」を、「2005特許・情報フェア&コンファレンス」(2005年10月12日から14日まで、東京都千代田区の科学技術館にて開催)に参考出展し、デモンストレーションを実施いたします。また2006年1月のサービス開始に先立って、2005年11月から無料のお試し期間を設ける予定です。(詳細はホームページ:http://www.ripway.net/をご確認ください)
「RIPWAY」は、2004年11月にリコーテクノシステムズが提供を開始した特許情報検索サービスで、国内特許公報(JP)を対象とした概念検索(注1)機能を提供してきました。検索エンジンとして株式会社リコーが開発した高速全文検索サーバ TRMeister(R)(ティーアールマイスター) を採用しており、実用性の高い概念検索サービスとして、大手企業・大学・特許調査会社等のお客様を中心に、ご利用いただいております。
このたび、TRMeisterの多言語検索機能を活かし、高速・高精度な米国特許公報(USP)の概念検索を実現すると共に、JP検索サービスとの統合化を図りました。
その第一の特徴は、英語で検索できるのはもちろん、日本語の検索質問(文章やキーワード)も英訳することなくUSPを検索可能にした点です(ターゲット翻訳(注2)による言語横断検索(注3))。約360万件のUSP全文を英日機械翻訳し原文と共にデータベース化することで実現しました。これにより、日本語の検索質問でJPを調査後、その検索質問をそのまま用いてUSPも調査するといったご利用が可能になりました。
第二の特徴は、日本語の検索質問に対して高い精度でUSPを検索することができる点です。これは、沖電気の英日機械翻訳技術(訳してねっと(R)(注4))を採用することで実現しております。特に、IPC(国際特許分類)に基づいて分類した約80の専門用語辞書による訳し分け技術と、国内特許公報とその英語抄録からその専門用語辞書をほぼ自動的に獲得する技術がキーポイントです。その結果、株式会社リコーと沖電気の共同による性能調査では、市販の特許翻訳ソフトを用いた場合に比べ、平均で1.5倍の検索精度を実現することができました。
その他の特徴としては以下があげられます。:
- 検索質問が日本語の場合は、JPとUSPを併せた一括検索かそれぞれの個別検索かを選択できます。
- 検索部位としては、要約・請求項もしくは全文を選択できます。
- 検索対象がUSPの場合、検索質問中で日本語と英語を混在させることも可能です。これにより重要なキーワードについては、日本語とその英訳の両方を用いることで、検索精度をさらにアップさせることができます。
- 検索された各USPに対して、特許庁作成による和文抄録、あるいは、それが存在しないものについては、英日機械翻訳したタイトルを表示し、その概要把握を支援いたします。
今後、リコーテクノシステムズはこれまで20年にわたり販売展開してきました特許管理システムと「RIPWAY」との連携によるトータルソリューションもご提供していきます。
【システム構成例】

- 日本特許公報(すでにサービス中)と米国特許公報をRIPWAYでデータベース化
- 米国特許公報を沖電気工業へ転送し、機械翻訳サーバーにて翻訳処理
- 翻訳後の公報データをRIPWAY側へ転送
- RIPWAYサーバーにて原文および機械翻訳後の日本語訳データを保管
- RIPWAYでは機械翻訳とともに特許庁和文抄録データも保管
【RIPWAY 日米統合概念検索サービスの概要】
- 新サービス名:
- RIPWAY 日米統合概念検索サービス
- 料金:
- 入会金10,000円、月額固定料金15,000円〜
- サービス開始:
- 2006年1月
- 販売目標:
- 1,500 ID/年間
- 検索対象:
- 国内特許公報 1983年より
米国特許公報 登録 1979年より
米国特許公報 公開 2001年より
- データ追加:
- 隔週予定
- 検索メニュー:
- 概念検索、論理検索、番号検索
(すべてに再ランキング機能含む)
- ダウンロード機能:
- 検索結果のCSVダウンロード、PDFの個別・一括ダウンロード(メール配信)
- 日米統合概念検索サービスを含むおもな価格:
- 年間固定制ならびに月額固定制あり
年額固定制:入会金5,000円 年額基本料金150,000円/ID
月額固定制:入会金10,000円 月額基本料金15,000円/ID
法人向け割引パックあり
大学等教育機関・公的機関割引あり
【用語解説】
- 注1:概念検索
- 文章を検索質問として、検索された文書群をその検索質問に関連する度合が高い順にランキングして提示する検索方法。
- 注2:ターゲット翻訳
- 検索対象となる文書群を、予め検索質問の言語に翻訳しておくこと。
- 注3:言語横断検索
- 検索質問の言語とは異なる言語で書かれた文章を検索すること。
- 注4:訳してねっと
- 沖電気工業が提供するコミュニティ型機械翻訳サイト。インターネット上のユーザーが協力して分野ごとに辞書登録することで翻訳品質を向上させることができます。現在、http://www.yakushite.net/にて公開しています。
【リコーテクノシステムズ株式会社の概要】
- 社長:
- 川村 收(かわむら おさむ)
- 住所:
- 東京都台東区浅草橋5-20-8 CSタワー
- 電話:
- 03-5835-7777
- 設立:
- 1977年10月1日(1999年1月1日から現社名)
- 売上高:
- 1,125億円(2004年3月期)
- 資本金:
- 21億円 (株式会社リコー100%出資)
- 従業員数:
- 9,100名
- 事業内容:
- OA機器の保守とオフィスシステムの企画・構築・導入・設置から運用・管理・保守
- 事業所数:
- 470拠点
- このリリースに記載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。
- RIPWAYはリコーテクノシステムズ株式会社の登録商標です。
- TRMeisterは株式会社リコーの登録商標です。
- 訳してねっとは沖電気工業株式会社の登録商標です。
- その他、このリリースに掲載されている会社名、商品名は各社の商標、または登録商標です。
本件に関するお問合せ先
- リコーテクノシステムズ株式会社 SI事業部 RG-IT/S推進部
- 電話:03-5835-9021
- 沖電気工業株式会社 広報部
- 電話:03-3580-8950
- 沖電気工業株式会社 研究開発本部(機械翻訳技術のお問合せ)
- E-Mail:rdc-info@oki.com
各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。