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2005年9月13日

沖電気「ZigBee(TM)ワンストップソリューション」を提供開始

Integration社のソフトウェアと組み合わせZigBee Compliant Platform認証を取得

沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正、本社東京都港区、以下沖電気)は自社の次世代無線ネットワーク技術であるZigBee(TM)(注1)に対応したLSI とIntegration Associates, Inc (社長:Jean-Luc Nauleau、米国カリフォルニア州マウンテンビュー市、以下Integration社)のソフトウェアを組み合わせて「ZigBeeワンストップソリューション」として商品化し、2005年12月より販売を開始します。本ソリューションは、ZigBeeの仕様策定と管理を行う標準化団体であるZigBee Alliance(注2)でのZigBee Compliant Platformとして認証を取得しました。

「ZigBeeワンストップソリューション」は、沖電気のLSIである「ML7065」とIntegration 社のソフトウェア「CompXs ZigBee Stack(TM)」を組み合わせることにより実現したものです。沖電気の「ML7065」は、2.4GHz 無線部、PHY(注3)部およびMAC(注4)部を内蔵したワンチップLSIです。Integration社の「CompXs ZigBee Stack」は、ZigBee Allianceが策定する上位レイヤを実現したソフトウェアです。

現在、セキュリティ管理をはじめとして、空調・照明・室温管理、電気・ガスメーターのテレメタリング、生産現場・倉庫における流通管理、家庭における電気製品の遠隔制御など、センサーを用いた無線ネットワークの適用範囲が拡がっています。このような無線センサーネットワーク(注5)のアプリケーションを実現するための通信方式として、シンプル、高信頼性、低コスト、低消費電力といった特長を持つZigBeeが最適といわれており、今後幅広く利用されていくことが予想されます。

弊社ではIEEE802.15.4準拠ワンチップLSI「ML7065」をIntegration社との協業により世界に先駆けて開発し、2005年6月より量産を開始しています。通信機能の要であるMACレイヤまでをLSIに内蔵していますので、ホストCPUの負担を軽減しメモリーのリソースを削減します。これにより、リソースの限定された環境でアプリケーションまで搭載する必要のある各種センサー機器等の最終製品を低コストで実現できます。

さらに今回、「ML7065」に、ZigBee Allianceが策定する上位レイヤをサポートするソフトウェアであるIntegration社の「CompXs ZigBee Stack」を組み合わせ、「ZigBeeワンストップソリューション」として提供を開始します。これにより、ZigBeeを用いるシステムの、開発のスピードアップと低コスト化をサポートします。日本及びアジアでは、沖電気が窓口としてZigBee Stackの提供とサポートを行います。

弊社では、先進の無線ネットワーク技術で、「安心」「安全」そして「快適」な次世代のホームオートメーション、ファクトリーオートメーション環境の構築に、今後のユビキタス社会への貢献を目指していきます。

なお本件は9月14日に米国Chicagoにて開催されるZigBee Open House(URL:http://www.zigbee.org/en/events/OpenHouseAnnouncement_2005-09-14.asp)にて詳細を発表します。

【ML7065の主な特長・仕様】

【ML7065製品写真】

【Integration社「CompXs ZigBee Stack(TM)」の主な特長・仕様】

【ZigBeeシステム構成】

【ZigBeeネットワーク構成】

【Integration社について】

Integration Associates, Inc. は、アナログ及びミックスドシグナルに特化した半導体設計において10年以上にわたりシリコンバレーにおいてリードし続けるファブレスメーカーです。2005年5月には沖電気とZigBeeで協力関係にあったCompXs社を買収しています。
Integration社本社住所:100 Pioneer Way, UnitL Mountain View,California 94041
詳しくはホームページ(http://www.integration.com)を参照ください。

【用語解説】

注1:ZigBee
短距離無線通信規格の一つ。Bluetooth(TM)よりも低速で伝送距離も短いが、代わりに省電力で低コストという利点がある。家庭の場合、照明からホームセキュリティシステムまで、すべてを無線でコントロール可能なネットワークを構築できるようになる。物理層のインターフェースにはIEEE 802.15.4が使われ、無線LAN規格のIEEE 802.11bと同じ2.4GHz帯の周波数帯域を16のチャンネルに分割して利用する。データ転送速度は最大250kbps、伝送距離は屋内30m / 屋外70m、ひとつのネットワークに最大約64,000個の機器を接続できる。
注2:ZigBee Alliance
「シンプル」「高信頼性」「低コスト」「低消費電力」といった特徴を持つZigBeeの技術を、次世代の主要な無線センサーネットワーキング技術として,世界中に幅広い商品やソリューションの利用に向けてビジネスモデルとアプリケーションを示す標準化団体。
注3:PHY
physical layerの略称。OSI参照モデルの第1層に位置し、ケーブルの材質やコネクタ形状、およびデータと電気信号の相互変換方式(電圧などの規定)などネットワークの物理的な接続・伝送方式を定めたもの。
注4:MAC
Media Access Control layerの略称。LANのフレーム構造やアクセス手法(例えばCSMA/CD)を規定するもので、ネットワークのOSI参照モデルにおけるデータ・リンク層の一部分に相当する。RF部と共にハードウェアとして実装することにより、外部ホストCPU上のソフトウェアでの対応に比べ、システムとしてIEEE802.15.4の省電力を生かした通信方式を最大限に生かすことが可能となる。
注5:無線センサーネットワーク
ビルの中や物流、街中の道路や橋、山や川などさまざまな場所に、温度、湿度、振動など周囲の環境を検知するセンサーに小型の無線機を組み合わせたものを設置してネットワークで接続するもの。これにより「いつでも」「どこでも」知りたい情報を入手できるなど、さまざまなサービスが提供できるようになる。


本件に関する報道機関からのお問合せ先

沖電気工業株式会社 広報部
電話:03-3580-8950
Integration Associates, Inc.
電話:1-650-969-4100

本件に関するお客様からのお問合せ先

沖電気工業株式会社 シリコンソリューションカンパニー 販売本部企画部 第二チーム
電話:03-5445-6027
Integration Associates, Inc.
電話:1-650-969-4100

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