プレスリリース

バックナンバー > 本文

2005年8月18日

IRIユビテックにIPテレフォニーサーバ「SS9100」によるモバイルセントレックスシステムを導入

ソフトフォン全面採用により場所を問わないワークスタイルを実現

沖電気工業株式会社(代表取締役社長:篠塚勝正)は、株式会社IRIユビテック(代表取締役社長:荻野司、本社:東京都新宿区、以下 IRIユビテック)に、弊社のIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE(R) Server SS9100(以下 「SS9100」)」をベースとしたモバイルセントレックス(注1)システムを納入しました。本システムは、無線LANで接続されたソフトフォン(注2)「Com@WILL(TM)」によって音声、データ、映像の統合利用環境と、場所を問わないユビキタス(注3)なワークスタイルを実現しています。

IRIユビテックでは、既存のPBX電話システムをIP電話へと移行し、保守運用等に関わるコストを削減するとともに、トリプルプレー(注4)によるユビキタスなコミュニケーション環境の構築を検討してきました。弊社の「SS9100」は、高音質、高機能なソフトフォンを使ったユビキタスなモバイルセントレックスを構築可能なこと、将来、多様な情報システムを容易に連携できることなどが評価され、採用にいたりました。

同システムは新宿本社、山吹町(新宿区)、飯田橋(千代田区)の東京都内3拠点に導入されました。従来は、それぞれの拠点ごとにPBXを設置し、内線網が構築されていましたが、今回、新宿本社に設置した1台の「SS9100」でVPN(注5)接続された3拠点を一括して管理・運用しています。全拠点で無線LANシステムが稼動しており、約130台のソフトフォンを電話端末として活用する先進のフリーアドレスオフィスを実現しています。また、約70台の固定IP電話機もあわせて導入しています。

IRIユビテックでは電話端末にソフトフォンを使うことによって、1対1のテレビ電話、複数人でのテレビ会議などの音声と映像、そしてチャットなどのテキスト情報といった情報伝達手段を組み合わせたトリプルプレーのコミュニケーションを可能にしています。また、無線LAN環境とノートパソコンによって、同一ビル内はもとより、拠点間、国内外の出張先など場所を選ばないユビキタスなソフトフォン利用環境を実現しています。インターネットの接続環境があれば、任意の遠隔地からのソフトフォンを使えるので、電話コストの削減が可能です。また、従来、遠隔拠点間を結ぶテレビ会議では専用のサーバが必要になるなど多額の投資が必要となっていましたが、「Com@WILL」のテレビ会議機能を使うことによって新宿本社、米国を含む4拠点の遠隔テレビ社内会議をVPN接続するだけで実現しています。

弊社では、ワークスタイルの変革と生産性向上を求める企業ユーザに対し、「SS9100」を用いたIP電話ソリューションによる貢献を今後とも目指していきます。なおIRIユビテックは9月7日にウェスティンホテル東京(東京都目黒区)にて開催される沖電気セミナー「モバイルセントレックス最前線」にて、ソフトフォンによる先進コミュニケーションについて講演します。

【システムの特長】

  1. 音声、データ、画像のソフトフォンを使ったトリプルプレーコミュニケーションを同一のインフラで運用しています。
  2. インターネットVPNにより、社内外を問わないユビキタスなコミュニケーションを実現しています。

【モバイルセントレックス導入の効果】

  1. ソフトフォンによるワークスタイル変革と生産性の向上
    • 電話の音声、チャットやニュースなどのテキスト情報、テレビ電話などの映像といったトリプルプレーを利用することによって、業務形態、状況に応じた最適なコミュニケーションを選択することができ、生産性の向上が実現されます。
    • インターネットの接続環境であれば、どこでも自分のオフィスとなる本格的なユビキタスネットワーク環境を実現しているため、社内の移動や拠点移動によるコミュニケーションのロスを無くし、場所を問わないワークスタイルへの変革が可能となります。
    • 従来、番号からしか掛けられなかった電話が、名前表示からの発信が可能となり、Webアプリケーションや電子メール連携ができるなど、電話番号を調べる時間が削減されます。
    • どこにいても相手の状態がわかる「プレゼンス機能」により、掛け直しや不在時のメモ連絡といった時間が削減されます。
  2. コスト削減効果
    東京都内3拠点のPBXを「SS9100」1システムに統合することと、端末にソフトフォンやIP電話機を採用することにより、レイアウト変更、設定変更及び新規配線がほとんど要らなくなり、電話に関わる保守運用費用の削減が見込めます。
    また、海外からインターネット経由での電話が可能なため、通信費の削減効果が期待できます。

【株式会社IRIユビテックについて】

映像事業、画像事業、モバイル・ユビキタス事業を柱とし、来るべきユビキタス社会へ向けて新たなサービスや製品の企画・提案から生産までをトータルにサポート。IRIユビテックが保有するユビキタス研究所はユビキタス時代のインターネット技術として期待されるIPv6を含む高度なネットワークの開発設計技術を保有。本年6月14日には大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット「ヘラクレス」市場へ上場。

社名:
株式会社IRIユビテック(英文:IRI Ubiteq, INC.
本社所在地:
東京都新宿区
社員数:
103名(2005年6月30日現在)
設立:
1977年11月
資本金:
832百万円(2005年6月30日現在)

【IRIユビテック モバイルセントレックスシステム構成図】


AS8700:プレゼンスや業務連携などSIPアプリケーションサービスを提供するSS9100連携サーバ。
IP-LTU:遠隔回線収容装置。既存のアナログ回線など豊富な内線/局線インタフェースが収容可能。
UMS(Unified Messaging System):音声、FAX、Eメールといった媒体を統合したメール受信が可能。

<SS9100詳細情報URL>http://www.ss9100.com/

【用語解説】

注1:モバイルセントレックス
企業内IPセントレックスで用いられる端末を、モバイルIP電話端末に代表される携帯型端末としたIP電話の導入形態。携帯型端末による機動性を活かし、事業所や座席にとらわれないワークスタイルを実現する。
注2:ソフトフォン
パソコンをIP電話機として使うためのアプリケーション・ソフトウエア。パソコンにハンドセットやヘッドセットを接続して使用する。
注3:ユビキタス
ユビキタス(Ubiquitous)とは「どこにでもある」という意味で、あらゆるものにコンピュータが埋め込まれネットワーク化されることにより、いつでもどこでもアクセスしてサービスや情報を利用できる環境を示す概念。
注4:トリプルプレー
従来別回線を使っていた音声(電話)・データ・映像通信を1つのIPネットワーク上で提供・運営する形態のこと。一般には通信事業者/CATV業者/サービスプロバイダーが、音声(電話)・データ・映像(放送)という3つの通信機能を1つの回線で提供するサービス形態を指す。企業内ネットワークにおいてもより便利で高度なコミュニケーション形態を求めて、トリプルプレーが注目されている。
注5:VPN
Virtual Private Networkの略。公衆回線に仮想的なトンネルを作り、あたかも専用回線であるかのように利用できるサービス。実際に専用回線を導入するより安価に実現できる。


本件に関する報道機関からのお問合せ先

広報部
電話:03-3580-8950

本件に関するお客様からのお問合せ先

IPシステムカンパニー 企画室 プロモーションチーム
電話:03-5445-6251

各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。