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2005年6月8日

IPテレフォニーサーバ「SS9100」に対応した「IP電話音質常時監視サービス V2」を販売開始

沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正)は、通信機能と業務アプリケーションを融合させるIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE(R) Server SS9100(以下、「SS9100」)」に対応した監視サービスである「IP電話音質常時監視サービス V2」の販売を7月より開始します。本サービスは、「SS9100」の企画から運用保守までをサポートする「SS9100サービスウェア」の高付加価値サービスの新メニューとして販売します。

企業でのIP電話サービスの導入は、通信コスト削減のみならず、オフィスのワークスタイルを見直し、コミュニケーションの高度化による生産性向上を目的とする傾向が強まっており、そのため企業内IPセントレックス(注1)システムを採用するケースが増えています。そこで企業内IPセントレックスシステムにおいて、IP電話を安定した品質で快適に利用するために、端末の音質を監視することが重要になってきます。

弊社では2004年2月より、弊社の企業向けVoIPゲートウェイ装置を対象に、運用中のIP電話システムの音質を常時監視して、異常が発見された場合にお客様に通知する「IP電話音質常時監視サービス」を提供してきました。これは、従来専用機器をネットワーク上に設置する必要がありましたが、VoIPゲートウェイ装置に内蔵された測定機能とサーバを連動することにより、専用機器を必要とせず、VoIPゲートウェイ装置間の総合音声伝送品質(R値)(注2)や遅延時間等を常時監視することを可能としているものです。

このたび「IP電話音質常時監視サービス」の内容を拡充して新たに「IP電話音質常時監視サービス V2」として提供を開始することとしました。本サービスでは、「SS9100」システムの音質常時監視機能を追加し、「SS9100」を使用した企業内IPセントレックスシステムでの音質の監視に対応しました。さらに、新たに弊社のSIP(注3)版の企業向けVoIPゲートウェイ装置にも対応し、PBXやビジネスホン等、既存の電話設備を残しつつ、IP電話システムへの段階的な移行を行う場合においても音質監視を提供します。

本サービスにより、トラフィック(ネットワーク上のデータ量)の変動やネットワーク構成の変更による音質変化の監視を行い、安心してIP電話システムを運用することが可能になります。音質が劣化した場合の、劣化要因の特定と改善のためのコンサルティングは、「IP電話音質評価サービス」で提供しています。

弊社では、企業向けに「SS9100」システムを中心とした、システム設計、システム構築、保守・運用・検証・教育など多彩なサービスウェアを揃えています。今後もニーズの高いサービスウェアを強化し、さらに顧客価値を高めるソリューションの拡充に努めていきます。

なお、本サービスは、日本コンベンションセンター(幕張メッセ)にて6月8日から10日にかけて開催される「INTEROP TOKYO 2005」において、沖電気ブース(6B20)のSS9100サービスウェアコーナーにてご紹介します。

【販売計画】

標準価格例:
(SS9100本体ソフト・ハード及び初期導入費等は含まず)
100人規模の事業所の場合 3万円/月 から
販売目標:
発売後2年間で120セット
販売開始時期:
2005年7月
なお本サービスは、従来よりIP電話普及推進センタ(以下 IPTPC(R))(注4)が提供しているIP電話のワンストップサービス「沖トータル・ネットワーク・サービス(沖TNS)」(注5)のメニューとしても提供します。

【サービス内容】

  1. R値、音声遅延時間監視

    IP電話システムのR値と遅延時間を常時監視し、Webによるレポートを提供します。また、音質悪化の兆候が確認された場合に、お客様へ電子メールで通知します。
  2. チャネル使用状況監視(VoIPゲートウェイ装置対応)

    VoIPゲートウェイ装置のチャネルの使用量を測定し、Webによるレポートを提供します。
  3. 定期レポートサービス(オプション)

    音質とチャネル使用状況の結果について報告書を作成し、定期的に報告します。

【IP CONVERGENCE Server SS9100について】

業界で初めてMicrosoft .NET(注6)上で、従来独立した存在であった大規模IP-PBX機能と基幹業務アプリケーションを融合させるソリューションを提供した、情報通信融合プラットフォームです。
詳細情報のURL:http://www.ss9100.com/

【監視構成例】

【用語解説】

(注1)企業内IPセントレックス
音声通信をIP網に統合するとともに、従来は拠点ごとに設置していたPBXを1ヵ所に集約して管理・運営するIP電話の導入形態。運用コストの大幅な削減が可能なばかりでなく、従来のPBXが備えている多種の機能を使用できる、既設の機器を有効活用できる、社内業務アプリケーションとの連携ができる、といった特長を持っている。
(注2)総合音声伝送品質(R値)
ネットワーク計画ツールとして開発された音声品質モデル(雑音感、音量感、エコー・遅延、歪/途切れ感といった20種類のパラメータで構成される)に基づき算出される指標で、ITU-T勧告G.107で規定されている。
(注3)SIP(Session Initiation Protocol)
VoIPを応用したインターネット電話などで用いられる、通話制御プロトコル。HTTPに似たテキストベースのプロトコルで、解釈しやすく、軽快な動作が保証されているため、Webブラウザインタフェースなどのアプリケーション連携に適している。
(注4)IP電話普及推進センタ(IPTPC)
沖電気が、IP電話の普及促進を目的に、2002年4月10日に設立。IP電話のサービス事業者や企業ユーザに対し、ワンストップソリューションでIP電話に関わる様々なサービスを提供している。
(注5)沖トータル・ネットワーク・サービス(沖TNS)
IP電話システムの導入にあたり、ビジネスコンサルからシステムコンサル、システムの設計、構築・施工、保守・運用、さらに運用管理者の教育、資格取得、接続機器の検証まで、様々なサービスメニューの中からお客様の事情に応じたカスタムメイドのサービスを、機器、回線とともにワンストップで提供する、IPTPCのアウトソーシングサービス。
(注6)Microsoft .NET
マイクロソフトが2000年7月に発表した、ネットワークベースのアプリケーション動作環境を提供するシステム基盤。インターネットをベースとして、ソフトウェアが提供する機能や情報を相互に連動させ、「いつでも」、「どこでも」、「どんなデバイスからでも」必要な情報を取り出してサービスとして利用することができる環境の実現を目指したもの。


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