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2005年4月18日
メイエレックより受注し、名古屋鉄道の新線を含む常滑線他で稼動開始
沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正)は、このたび株式会社メイエレック(社長:増田宗敏本社:名古屋市熱田区 以下メイエレック)より名古屋鉄道株式会社(社長:木村 操 本社:名古屋市中村区 以下名古屋鉄道)向けに、高品質な通話環境を提供し、駅を利用するお客様へのサービス向上を実現する「IPインターホンシステム」を受注しました。本システムは名古屋鉄道の新線を含む常滑線他23駅で今月より稼動を開始しました。
名古屋鉄道では、無人駅にインターホンを設置し、券売機コーナーでのお客様への問合せ対応サービスを提供してきました。現行インターホンはアナログ方式であるため、音声品質が悪く、遠くの駅ほど会話の内容が聞き取りにくいのが難点でした。また、1台のインターホンが通話中の場合は回線を占有してしまうため、他の子機は不通になる場合があるという点が課題となっていました。さらに、メタルケーブルによる伝送を主体としているため、監視センタと無人駅の距離が20km以内に制限されていました。また、専用装置を多く利用しているため、障害発生時には、復旧のためにかなりの時間が必要でした。そのため、音声品質を改善し、距離の制約を受けずに容易に路線を拡大でき、また遠隔地でメンテナンスを行うことができるシステムが求められていました。
沖電気の「IPインターホンシステム」は、音声のIP化技術(VoIP(注1))と、ネットワーク技術をベースに、クリアな音声を実現し、お客様のストレスを最小限におさえて各種の問い合わせに対応できます。また、交換機能により、1台のインターホンが通話中の場合でも、他の子機からの応答が可能になりました。さらに、距離の制限が無くなった事により、営業路線全体でIPインターホンを利用できるようになり、現在は複数ある監視センタを将来的には集約し、統合コールセンタを構築することも可能となりました。また、高性能で標準的な制御装置を採用することで、遠隔地からでも状況の監視が行え、障害発生時の復旧作業が簡易に実施できるようになりました。
今回、名古屋鉄道で稼動を開始したシステムでは、中部新国際空港(セントレア)開港に合わせた新線を含む常滑線他23駅にインターホン45台を設置しました。従来からの券売機コーナーの他に、新たにホームにも設置することにより、お客様の様々な問い合わせに対応し、サービスを向上させることができるようになりました。今後は、常滑線以外の各駅への展開も予定しています。
沖電気では、AP@PLAT(注2)コンセプトのもとに情報(IT)と通信(IP)それぞれの得意技術を融合させ、お客様が、安全に、安心してご利用いただけるソリューションを提供してきました。今後も、名鉄グループだけでなく、他鉄道事業者向けへも、IPインターホンシステムの販売に注力して行きます。また、IPの利点を生かし、駅の近隣施設案内、旅行相談など、音声、映像、データの融合(マルチサービス)による、真にお客様のサービス向上に寄与する情報通信融合ソリューションを積極的に展開していきます。

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