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2005年3月24日
環境にやさしいものづくりをグローバルに加速
沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)は、ATM(現金自動預払機)・プリンタの生産拠点である沖電気実業(深セン)有限公司(本社:中国広東省深セン市、董事長:木村晴雄、以下OSZ)において、メカトロニクス製品に使用するメッキ鋼板を、クロム酸化合物を含まないクロムフリー表面処理鋼板に切り替える体制整備を完了し、本年4月から順次切り替えを進めます。
弊社では、国内生産品に使用しているメッキ鋼板を2003年3月末までに、特定有害物質としてRoHS(注)で使用が禁止されている六価クロムなどクロム酸化合物を使わない鋼板に全面切り替えを完了し、海外生産品についての対応を進めてきました。このたび、海外生産拠点で初めて、OSZにおいて、クロムフリー表面処理鋼板への切り替え体制の整備を完了したものです。OSZでは年間約800トンのメッキ鋼板を使用しており、この切り替えが完了することにより年間約2.7キログラムのクロム酸化合物使用量削減が見込まれます。
従来のメッキ鋼板の表面には、防錆性能を確保するために六価クロムが含まれており、弊社ではクロム酸化合物を含まないクロムフリー表面処理鋼板の採用に取り組んできました。クロムフリー表面処理鋼板の採用にあたっては、従来鋼板と同等以上の品質維持と製造工程変更が問題となっていましたが、防錆性能の変わらないクロムフリー表面処理鋼板が開発され、品質、製造行程、価格も従来のメッキ鋼板と同レベルの製品が供給されるようになりました。このたび、ほとんどの主要メーカのクロムフリー表面処理鋼板の評価が完了し、中国での安定した調達体制も整ったことで、クロムフリー表面処理鋼板へ切り替えを実施することとしました。
今後は、製品の表面に使用する塗装剤に含まれるクロム・鉛などの環境影響物質の削減に取り組み、環境汚染物質の抑制を推進していきます。
また弊社では、今回のクロムフリー表面処理鋼板対応のメカトロニクス製品生産体制の構築により、既に展開している環境配慮型EMS(生産受託サービス)事業にも商品として付加していきます。製品の環境対応を進める企業への販売をさらに注力していくことで、2005年度にEMS事業全体で150億円の売上を目指します。

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