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2005年3月15日
RoHSに対応した生産体制構築を加速しEMSビジネスを拡大

従来の六価クロムネジ(左)と
RoHS特定有害物質を含まない三価クロムネジ(右)
沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正)は、このたび現金自動預払機(ATM)等のメカトロニクス製品群で使用するネジを、特定有害物質としてRoHS(注)で使用が禁止されている六価クロムを含まない三価クロムネジへ切り替える体制整備を海外も含めた全ての生産拠点で完了し、今月から順次切り替えを進めます。
従来、ネジの表面には、防錆性質に優れた六価クロムが使用されてきましたが、弊社では六価クロムを含まない三価クロムネジの採用に注力して取り組んでまいりました。三価クロムネジは、六価クロムネジとくらべ緩みやすい傾向にあるため、従来の六価クロムネジと同等以上の締め付けトルクを維持することが難しく、またそれを実現するための製造工程の変更が問題となっていました。
メカトロニクス製品では、数千本にも及ぶ多種多様のネジが使用されており、この数の多さが三価クロムネジへの切り替えをより困難にしていました。特にATMなどの精密機器では、紙幣・通帳などを搬送するための高い精度を維持するために、多種多様な全てのネジの締め付けトルクが高い基準で管理されています。
弊社では、三価クロムネジへの切り替えにあたり、製品に使用する多種多様なネジの特性を全て評価し、取り付け箇所の機能や材質などによる機能評価基準を策定し、それぞれのネジの締め付けトルクを規定しました。また本規定を遂行するために、三価クロムネジを使用した組立作業に対応する教育プログラムも策定しました。これらの施策により、六価クロムネジを使用しない生産体制を構築しました。
今回の六価クロムフリーネジ対応の生産体制の構築により、自社製品の環境対応を加速させていきます。また、既に展開している環境配慮型EMS(生産受託サービス)事業にも商品として付加していき、製品の環境対応を進める企業への販売促進をめざしていきます。
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