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2005年2月18日

日本TIの大型TFT液晶ドライバLSI事業を買収

大型TFT液晶ドライバLSI市場でトップシェアを目指した成長戦略

沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正、以下沖電気)は、このたび、日本テキサス・インスツルメンツ株式会社(社長:K.バラ、以下日本TI)と、大型TFT液晶ドライバLSI事業を買収することで合意し、契約を結びました。

今回の事業買収により沖電気は、圧倒的な技術開発力を背景に、商品ラインアップを充実させるとともに、次世代液晶パネルモジュールの高性能化に貢献する新たなソリューションを提案し、ノートPC・モニタ・TV用途の大型TFT液晶ドライバLSI事業を更に拡大し、世界シェアNo.1を目指します。

沖電気は、大型TFT液晶ドライバLSI市場に2002年から本格参入し、ノートPC・モニタ用途を中心に、急速に事業規模を拡大してきました。2003年には大型液晶テレビ用の大画面・広視野角を可能にする高性能ドライバLSIを他社に先駆けて商品化し、さらに2005年2月には、液晶テレビで10億色表示を可能にする10bit大型TFT液晶ドライバLSIを世界で初めて量産化するなど、液晶テレビ分野では業界をリードした商品展開を行っています。また、ドライバの性能を左右する高耐圧LSI製造プロセスに関しても、特徴ある技術を保有し高い競争力をもっています。

日本TIは、大型TFT液晶ドライバLSI業界において、1991年以降、ドライバLSIの新インターフェイス技術、新駆動方式、新パッケージなど多くの業界標準の技術を開発し、特に、2000年には現在主流になっているmini-LVDSインターフェイス方式()を開発するなど、先駆的技術開発によって常に業界をリードしてきました。

現在、10.4インチ以上の大型TFT液晶ドライバLSIのノンキャプティブ市場(自社のパネル向けを除く市場)において、沖電気と日本TIは各々8%程度のシェアを有しています。特に沖電気は、22インチ以上の大型液晶TV用ドライバLSI市場において、高い技術力が評価され25%程度と高いシェアを獲得しています。

沖電気は、今後にむけたさらなる成長戦略として、特長ある半導体事業への注力を掲げています。今回の事業買収は本成長戦略によるもので、今後もさらなる成長へ向けて、強みを発揮できる 「情報通信融合」、「半導体」、「プリンタ」の3分野の注力事業への積極的な事業活動を展開していきます。

【買収事業の主な内容】

  1. 対象事業

    大型液晶表示装置用ゲートならびにソースドライバ及びVFDドライバの販売・開発・設計・製造に関する事業。

  2. 譲渡日

    2005年3月18日の予定。

  3. 顧客の承継

    本事業に関する全ての顧客を承継する。

  4. 従業員

    当該事業に係る日本TIの技術者は全員沖電気へ移籍する。

  5. 取引先の承継

    本事業に関する全ての販売取引先及び仕入先を承継する。

【用語解説】

注:mini-LVDSインターフェイス方式
Mini-LVDS(low voltage differential signaling)は、LCDモニタの高解像度化、大画面化に対応しながら、配線数の削減による低コスト化、小振幅伝送による低EMI化を実現する技術。


本件に関する報道機関からのお問合せ先

広報部
電話:03-3580-8950

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