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2005年2月21日

沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)の関連企業である沖マイクロ技研株式会社(社長:高橋 邦彦、本社:福島県福島市、以下OME)は、このたび主力製品であるステッピングモータ(注1)の鉛フリーはんだ(注2)化およびメッキ鋼板の六価クロムレスの対応を、海外工場を含めて完了しました。化学物質管理規準を設けて運用の徹底を図り、2005年2月にRoHS対象物質(注3)の全廃を達成しました。
欧州のRoHS指令では、2006年7月1日以降にEU加盟国で発売する製品への6化学物質の使用を禁止しており、現在、各企業が有害物質を含まない製品開発を進めています。沖電気では環境保護活動計画「OKIエコ・プラン21」において、RoHS対象6物質の全廃を目標に設定し、沖電気グループ全体で積極的に取り組んできました。既に、半導体パッケージ端子やリードスイッチ、実装基板等において技術開発を行い、鉛フリー化対応を完了するなど対策を進めています。
今回、RoHS対象物質の全廃を達成したOMEは、プリンタや複写機をはじめとするOA機器、情報機器、産業機器等に幅広く使用されているステッピングモータを開発・生産する世界のトップ企業です。ステッピングモータには、基板やリード線の接続用に鉛を含有したはんだが使用されており、金属ケースやねじ類には防錆として六価クロムを含有する表面処理が施されていました。そのため、品質と信頼性、コストを評価し、鉛については鉛フリーはんだ品に代替し、また、六価クロムについては三価クロムによる表面処理を採用しました。
さらに、OMEでは化学物質管理規準を2004年7月に策定して化学物質管理システムの構築に取り組みました。約600品種の購入品の含有化学物質調査を国内・海外の仕入先に対して行い、部品素材の詳細情報だけでなく、OMEで定めた使用禁止ならびに管理対象となる規制化学物質の素材含有量を把握しました。仕入先から得られた部品情報を電子化し、製品ごとに関連するすべての情報を一度に参照できるように体系化して製品の規制化学物質がどれだけ含有されているかを迅速に検索できる仕組みを作りました。また、中国、タイ、日本の3工場では、既に構築している製品の部品トレーサビリティ(部品履歴)についてロット単位で化学物質が把握できるようにトレーサビリティフローを見直し、仕入先に対して運用の徹底を図りました。
OMEでは、引き続き仕入先に対してOMEの方針を伝え、化学物質管理に関する最新情報を提供しながら、さらに運用管理を強化していきます。今後とも、沖電気はグループ企業とともにRoHS対象物質の全廃に向けた活動を積極的に展開していきます。
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