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2004年12月22日

SIP対応オフィス向け電話機「スーパーホンIP」を発売

企業内IPセントレックス環境下におけるIP電話端末の選択肢を拡充

スーパーホンIP 外観写真

沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)は、弊社のIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE(R) Server SS9100(以下、SS9100)」が提供するSIP(注1)環境に対応したオフィス向け電話機「スーパーホンIP」の販売を本日より開始し、出荷は2005年2月1日より行います。

現在、通信キャリアのブロードバンドサービスの大容量化・低価格化を背景に、本社などの主要拠点にのみIP-PBXを設置し、地方などの出先拠点についてはIPネットワーク経由で主要拠点のIP-PBXによってコントロールされる電話端末を配備する、企業内IPセントレックスシステムの導入を検討する企業が増えています。企業内IPセントレックスによる全社の電話設備の一元運用管理により、設備コストや運用管理コストを大幅に削減でき、TCO(注2)削減への大きな効果が見込めます。弊社では、SS9100を用いたシステム構築の提案により、このようなニーズへの対応を強力に進めています。このたび、SS9100による企業内IPセントレックスに利用が可能な電話機端末として、「スーパーホンIP」をラインナップに加えました。

「スーパーホンIP」は、IP音声の品質確保に必須となるQoS(注3)の確保のため、IEEE802.1p/Q(注4)に対応しているので、データ通信との統合環境下でも、安定した音声品質を実現します。また、IP端末の標準給電規格であるIEEE802.3af(注5)にも対応しているため、LANケーブルによる給電が可能であり、ACコンセントのない場所でも設置が可能です。オンフックダイヤルやリダイヤル、受話音量調整、保留、ワンタッチダイヤルなどのオフィス用電話機としての基本機能はフルにカバーした上、電話帳機能や発着信履歴表示・発信機能といった便利な業務サポート機能も備え、コストパフォーマンスに優れたオフィス用IP電話機です。

弊社ではSS9100用には今回発売する「スーパーホンIP」のほか、固定IP電話機としてIP多機能電話機「MKT-IPシリーズ」と「e音IPフォン(TM)」を用意しています。「スーパーホンIP」をラインナップに加えることにより、IP-PBXのサービス機能をフルに利用するオフィスには「MKT-IPシリーズ」を、さらにその便利さに加え高品位な音声品質での通話をする職場には「e音IPフォン」を配備する一方、基本的な受発信が中心となる会議室や応接室などには「スーパーホンIP」をといったように、設置場所や用途に応じた選択配置ができます。なお、SS9100にはこのほかに、構内PHS端末や、NTTドコモの無線LAN機能搭載のFOMA端末やモバイルIP電話端末、またソフトフォンを接続することができるので、オフィス事情や用途により、様々な端末をその特性に応じて使い分けることにより、最適な通信環境を構築することが可能です。

弊社では今後とも、VoIPオフィスコミュニケーションを、より快適に、便利にするための商品を提供していきます。

【販売計画】

本体標準価格:
25,725円(消費税含む。SS9100本体ソフト・ハード及び取付工事等は含まず)
出荷時期:
2005年2月1日
販売目標:
販売開始後1年間で20,000台

【「スーパーホンIP」の特長】

【「スーパーホンIP」諸元】

外寸:
170(W)×190(D)×46(H)mm(突起部含まず)
重量:
820g
音声圧縮機能:
G.711、G.729、G.723
給電方式:
IEEE802.3af type-a/type-b、ローカル給電方式
(ローカル給電時は別売のACアダプタが必要となります)

IP CONVERGENCE Server SS9100について】

業界で初めてMicrosoft .NET(注6)上で、従来独立した存在であった大規模IP-PBX機能と基幹業務アプリケーションを融合させるソリューションを提供した、情報通信融合プラットフォームです。

【用語解説】

(注1)SIP(Session Initiation Protocol
VoIPに用いられるプロトコルの一種でありIETF RFC3261により規定される。当初はクライアント・サーバ間のセッション開通のために開発されたものであり、HTTPなどと同じくテキストベースのプロトコルであるため、パラメータの拡張が容易で、インターネットとの親和性が高いなどの特長を持つ。
(注2)TCO(Total Cost of Ownership
ネットワークやコンピュータシステムなどの設備にかかる経費の総計。機器の導入費用だけでなく、導入後の修理やソフトウェアのバージョンアップ、サポート要員の確保やトラブル対応の人件費など、管理維持していくために必要となるコストの総計。
(注3)QoS(Quality of Service
ネットワークにおける通信のサービス品質のこと。特にVoIPでは遅延やパケット廃棄などが発生すると音声品質が大きく劣化するため、QoSを守ることが重要となる。
(注4)IEEE802.1p/Q
802.1QはV-LANの一種であるTag-VLANの規定である。Tag-VLANではイーサネットフレーム上にTagと呼ばれるVLAN IDフィールドを設定する。またこのTagに書き込まれるプライオリティビットにパケット優先度を付与することにより、Tag-VLAN対応機器を通過する際に特定のパケットを優先的に転送することが可能となる。このための仕組みを規定するのが802.1pであり、これらを合わせて802.1p/Qと表記する。
(注5)IEEE802.3af
Ethernetケーブルを利用して電力を供給する技術。48Vで15.4Wの電力が給電可能。
(注6)Microsoft .NET
マイクロソフトが2000年7月に発表した、ネットワークベースのアプリケーション動作環境を提供するシステム基盤。インターネットをベースとして、ソフトウェアが提供する機能や情報を相互に連動させ、「いつでも」、「どこでも」、「どんなデバイスからでも」必要な情報を取り出してサービスとして利用することができる環境の実現を目指したもの。


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電話:03-3580-8950

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企業ネットワークソリューション開発第一部
電話:03-5445-5714

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