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2004年11月29日
コーウェア社のConvergenSCを採用し早期のシステム検証を実現
沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正、本社:東京都港区、以下 沖電気)は、このたび、沖電気のシステムLSI開発における統合化プラットフォームである「µPLAT(R)」(注1)において、システムレベル設計自動化(EDA)ソフトウェアサプライヤであるコーウェア株式会社(社長:ジャン グッドセル、本社:東京渋谷区、以下コーウェア社)のSystemCベースConvergenSC(TM)システム・オン・チップ(SoC)設計環境を採用した「システムレベルSoC検証手法」を開発し、システムLSIの開発期間1/3削減に成功しました。
商品サイクルの短期化にともない、商品ごとに必要となるシステムLSIの開発も一層の短納期化が求められています。沖電気では、増大化・高速高集積化する最新のSoCにおいては、従来のFPGA(注2)によるプロトタイプボード検証では実用的なシステム検証期間が得られないと考え、システム全体をシミュレートできる仕組みを盛り込んだ、新たな設計手法の開発を進めてきました。
コーウェア社のConvergenSCは、広範囲な解析機能、AMBAバスジェネレータ(注3)やARM(R)モデル(注4)、および高速・高精度かつ安価なソフトウェア開発環境を備えています。また、初期のソフトウェア開発およびハードウェア・ソフトウェア協調設計のための仮想プラットフォームを構築することが容易にできます。
沖電気では、従来システムLSIの動作検証には、物理的な評価ボードを製作してユーザへ提供してきました。今回ConvergenSCを採用することで、従来の物理的な評価ボードに対し、実行サイクル数誤差6%以内の高精度な仮想プラットフォームを作成し動作シミュレーションを行うことに成功し、評価ボード不要の設計手法の開発を実現しました。これにより、評価ボード製作の期間と費用が不要になったため、システム検証を従来より数ヶ月早い段階で行うことが可能となり、システムLSIの開発期間の大幅な短縮を実現しました。
今後も沖電気とコーウェア社は、両社のもつ技術とノウハウを活かして、新しいレベルのイノベーションを沖電気のµPLATに注入し、システムLSI開発における設計サイクル時間やコストの一層の削減および設計効率性の向上を目指します。

コーウェアのConvergenSCは、SoCと組み込みソフトウェアの同時設計を加速します。ConvergenSC製品ファミリによって、ハードウェア/ソフトウェア分割およびプラットフォームアセンブリとシミュレーション、デバッグ、解析を行うことができます。SystemC最大のIPモデルライブラリである、ConvergenSCモデルライブラリと併用することで、顧客は、SystemCのトランザクションレベルにおけるSoCを素早くモデリングし評価することができます。価格については、お近くの販売オフィスまでお問い合わせください。ConvergenSCおよびコーウェアのその他の製品の詳細については、http://www.coware.co.jpをご覧ください。
コーウェアは、システムレベルでの設計自動化(EDA)ソフトウェアツールおよびサービスにおける世界有数のサプライヤです。コーウェアは、電子システムレベル(ESL)のツールの包括的なセットを提供しています。SoC開発者は、このツールを使用することにより、組み込みプロセッサ、オンチップバス、およびDSPアルゴリズムなどのシステムIPを作成し、SoCプラットフォームのアーキテクチャを最適化し、またハードウェア/ソフトウェアの協調設計を行って、「設計を差別化」できます。コーウェアのソリューションは、SystemCを含むオープンな業界標準に基いています。コーウェアの顧客には、家庭用電化製品、コンピューティングおよび通信を中心とした市場における主要なシステム、半導体およびIP企業が含まれます。コーウェアの法人投資家には、ARM Ltd. [(LSE:ARM);(Nasdaq:ARMHY)]、Cadence Design Systems(NYSE:CDN)、STMicroelectronics(NYSE:STM)およびSony Corporation (NYSE:SNE)があります。コーウェアはカリフォルニア州サンノゼに本社を置き、世界各地に支社を構えています。コーウェアおよびその製品やサービスに関する詳細は、http://www.coware.comをご覧ください。
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