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2004年11月8日

電子チケット生成/配信システム「AZstage(TM)」を発表

沖電気工業株式会社(社長 篠塚勝正)は、このたびインターネットにおけるチケット予約販売業向けに電子チケット生成/配信システム「AZstage(TM)(アズステージ)」を開発し、2005年1月より販売を開始します。本システムを利用することにより、既存の予約システムに手を加えることなく、電子チケットサービスを実現できます。11月11日(木)から弊社OKIショールーム(虎ノ門)にて開催される『OKI情報通信融合ソリューションフェア2004』に本システムを出展します。

インターネットの普及にともない、乗車券やコンサート、映画といった各種チケット購入においてインターネット利用に対する需要が急激に伸びています。このような背景のもと、チケット予約販売業においては、顧客ニーズへの対応とともに、ペーパーレスおよびキャッシュレスによる業務コスト削減や、顧客囲い込みなどを目的に電子チケットサービスの導入が活発化しています。

今回開発したシステムは、電子チケット生成/配信システム「AZstage」と、電子化されたチケットの内容を認証するゲート端末AZstage/GATE、ICカードおよび携帯電話などへの電子データ書込みや電子チケット、クーポン発券などを行うキオスク端末AZstage/KIOSKで構成されています。チケット予約販売企業が既に運用しているシステム(予約販売と電子決済)と接続することにより、従来の紙チケットの内容を、情報の格納が可能な2次元コードであるQRコード(R)(注1)や非接触ICカードなどの電子データとして生成し、電子チケットへ変換・配信するシステムです。

本システムを採用することにより、チケット購入者は、手元の携帯電話でチケットの予約から発券までのすべてが可能となり、いつでも、どこからでもチケットを入手できるようになります。また、チケット予約販売会社では、郵送が不要になり、イベントや講演開催の直前までチケットを販売できるため、郵送コストの削減や販売機会の損失を低減できます。また、「もぎり」と呼ばれる入場確認作業が不要、もしくは削減でき、不正コピーや偽造された入場券も排除することが可能となります。さらに電子化されたデータにより、入場者分析などのマーケティングが可能となり、プロモーションにも活用できます。

今後、弊社では流通サービス分野においては、映画館やイベント会場、スポーツ施設等を有する大型商業施設などをターゲットに積極的に展開していきます。特に、会員システム市場に注力し、eコマースやマーケットリサーチなどの事業展開を行っている株式会社ベルシステム24と共同でトータルシステムの構築していく予定です。電子チケットに付随するポイントや割引クーポン、駐車場、CRMといった付加価値の高いサービスを実現し、顧客囲い込みのトータルシステムを提供していきます。さらに、実績のある旅客交通分野において、「AZstage」のソフトウェアをモジュール化し、発券端末に組み込むことにより、ホスト側に負担をかけることなく、端末側で紙媒体と電子媒体の双方に対応することを計画しています。

【販売目標】

販売目標:
2006年までに60ユーザ
標準価格:
500万円〜(但し、SI及び端末は別途)
出荷開始:
2005年1月

【主な特徴】

  1. お客様の既存予約システムを流用可能

    お客様のチケット(座席)予約システムと接続し、電子チケット発行依頼を受信し、電子チケットを生成するため、既存システムの資産を最大限に利用することができます。

  2. 非接触ICカードによる電子チケット販売

    対応可能な非接触ICカードは、現在流通しているType A(Mifare(R)(注2))、Type B、Type C(FeliCa(TM)(注3))の3タイプから選択が可能です。

  3. 携帯電話による電子チケット販売

    2次元バーコードのQRコードを利用することで携帯通信キャリア、及び対応機種の制限が少なく、導入後に利用拡大をしやすくなっています。

  4. 非接触ICカード、携帯電話による電子チケット改札

    電子チケットの自動チェックにより、従来の"もぎり"工数が削減可能です。

  5. 電子チケットを紙媒体へバリュー変換が可能

    従来改札運用のチケット発券も可能であり、電子チケットシステムのインフラが完備されるまでの暫定的な運用も可能です。また、付加価値サービスとして写真付き記念チケットの発券も対応可能です。

  6. 割引クーポン(バーコード)を電子メールで配信可能

    チケットを利用する地域周辺飲食店舗などの割引クーポンを電子メール配信し、集客力向上、利用実績収集が可能です。

【サービス構成図】

AZstageによるサービス構成イメージ図

【サービスの流れ】

  1. 予約:

    チケット予約販売企業が保有する既存のインターネットチケット販売システム上でチケットを予約します。(決済も既存チケット予約販売システム接続のものを使用)

  2. 発券:

    AZstageから携帯電話のQRコードへ、またはAZstage/KIOSKからICカード(非接触ICカード)へ購入した電子チケットをダウンロードします。

  3. 入場チェック:

    AZstage/GATEにて入場チェックを行います。ICカードの場合、AZstage/GATEにおけるゲート端末のICカード読取り部にICカードをかざし、入場チェックを行います。また、携帯電話に表示された2次元バーコードでの入場チェックでは、AZstage/GATEにおけるゲート端末のバーコードスキャナー部にバーコード表示させた携帯電話の画面をあて、同様に入場チェックを行います。

【用語解説】

注1:QRコード
QRコード(Quick Response Code)は、株式会社デンソーが開発した二次元コードの1種である。JAN、CODE39、NW-7、CODE128等は一次元バーコードと呼ばれ、横方向のみに情報を持つ。これに対し、縦横の二方向に情報を持つバーコードの表示方法を二次元コードと呼ぶ。二次元コードの方式としてはマトリックス方式で、「より多くの情報の収容」「より小さく表現」「より速く読み取り」を特徴としている。
注2:Mifare
Philipsが開発した非接触ICカード技術。非接触ICの規格のひとつISO14443では符号化方式や変調方式などの違いから分類されており、Mifareはこの分類においてTypeAに準拠したICカードとなる。また世界で最も発行数の多い非接触ICカードでもある。
注3:FeliCa
ソニー株式会社が開発した非接触ICカード技術方式。偽造・変造しにくく、高い安全性を持ちながら、スピーディーなデータの送受信を特徴とする。FeliCa技術の通信規格は、国際標準規格ISO/IEC18092の規格に準拠している。

【株式会社ベルシステム24概要】

社名:
株式会社ベルシステム24
本社:
東京都豊島区南池袋2-16-8藤久ビル東三号館
代表取締役社長:
園山 征夫
資本金:
100億4,500万円(2004年5月31日現在)
設立:
1982年9月20日
URL:
http://www.bell24.co.jp/


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電話:03-3580-8950

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法人ソリューション本部 ソリューション企画開発部

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