沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)は、ビジネスホンをベースとした企業向けコミュニケーションシステム「Office stage(R)(オフィスステージ)」シリーズの主要機種である、中規模オフィス向けの「Office stage M」および小規模オフィス向けの「Office stage S」のIPテレフォニー機能を大幅に強化しました。それぞれ「Office stage M バージョン2」、「Office stage S バージョン3」(以下、2機種で「Office stage M/S 新モデル」と称す)として2004年7月26日より販売および出荷を開始します。
厳しい景況がつづく中で、あらゆる企業でコスト削減を至上命題としてとらえた努力が重ねられています。一方で通信回線サービスはブロードバンドの普及により、大容量・低価格化が着々と進んでおり、続々と新たなサービスが登場しています。こういったサービスを利用して、通信コストの削減を図る企業の動きはいよいよ顕著なものとなってきました。企業の通信コスト削減の手段として、ゲートウェイ装置などを利用しての拠点間VoIPシステムはすでに定番メニューの観を呈していますし通信事業者の提供するIP電話サービスも、有効な手段として認知が広がり導入を検討する企業が着実に増加しています。
Office stageシリーズは、2000年11月の販売開始以来、アナログやISDN回線などの従来型通信インフラからIP-VPNや広域イーサネットといった新型通信インフラまで幅広く対応できることによる、オフィス通信環境構築への高い柔軟性と、マイライン対応による通信コストの低減への貢献から、多くの中小企業ユーザに導入されてきました。このたび、上述のようなIP電話サービス利用などによる企業の通信コスト削減の動きを踏まえ、「Office stage M/S 新モデル」では、IP電話サービス回線の収容機能を追加しました。これにより050で始まる加入者番号を持つIP電話サービス回線を直接収容するとともに、緊急通話(110番や119番)発信時における一般外線やISDNへの自動迂回発信サービスを提供しますので、従来の一般外線と同様の使い勝手でIP電話サービス回線を利用することができます。
そのほか、通信事業者の提供する固定電話発−携帯電話通話料金割引サービスへの対応機能を標準搭載しました。携帯電話への発信を自動的に割引サービス対象とすることができるため、携帯電話への発信通話料金の最大で50%以上の削減が見込めます。従来から提供中のマイライン対応機能とも合わせ、最も有利なサービスを選択利用することにより大幅な通話料金の削減が可能です。さらにIP内線電話機の収容機能を追加しており、LANを利用して専用IP多機能電話機を収容可能です。LAN上での電話システム構築により、配線や電話移設時の工事費用が削減できます。これらの機能群の追加により、小・中規模事業所の構内・事業所間通信から、企業外部との通信にいたる、トータルかつシームレスなIPテレフォニー環境構築を実現します。
弊社では最新の通信インフラに対応した、様々な業態のお客様にご満足いただけるビジネスコミュニケーションシステムの提供を、今後とも目指していきます。
【販売計画】
| 標準価格: | Office stage M バージョン2 1,904,000円〜 (外線8/公衆IP電話8/多機能電話機16) Office stage S バージョン3 885,000円〜 (外線4/公衆IP電話6/多機能電話機8) (いずれも税込み価格。工事費用は除く。) |
| 出荷時期: | 2004年7月26日より |
| 販売目標: | 販売開始後1年間で11,000セット (両機種合計) |
【Office stage M/S新モデルの特長(本文記載事項を除く)】
- 表示部の見易さ
専用デジタル多機能電話機、マルチ・キーテレホン seシリーズの液晶表示部を従来よりも機能向上させて全角漢字10文字×4行とし、またバックライトを標準装備としました。あらかじめVIP登録しておいた人からの電話がかかってくると、バックライトの色が変わりVIPからの着信であることを知らせる設定もできます。
- デジタルコードレスシステム(PHS)を収容
社内移動の多い方に最適です。(コードレス話中転送、メッセージ録音通知、等)
- CTI機能を装備
ナンバーディスプレイ/ネームディスプレイサービス対応及び業務アプリケーションとの連動により、サービスセンタ受付や電話予約、注文受付等、顧客満足度の向上を実現するCTI機能を装備できます。
- 簡易ボイスメール機能を提供
通話中の会話の録音などが容易に出来ます。(通話録音、伝言録音、着信代行、外出先からのアクセス、等)
- ホテル機能を提供
チェックイン、チェックアウト、モーニングコール等のホテル機能を提供しますので、小規模(客室50室以下)の宿泊施設にも対応可能です。
- 遠隔保守機能を搭載
遠隔地からISDN回線を経由して、障害監視やデータ変更などを行うことが出来ます。
- 1チャネルの低コストPHSシステムを構築可能 (Office stage S バージョン3のみ)
Office stage Sには、新たに1ch仕様の専用PHS基地局を用意しました。従来の基地局では、同時に3通話が可能ですが、本製品はあえて仕様を絞りこみ同時1通話のみとしたもので、低コストでPHSシステムを構築することが可能となります。
【主なシステム仕様】
Office stage M バージョン2 主要諸元
| 項目 | 基本架 | 基本架+増設架 |
| 最大回線容量 | 総回線ポート数※1 |
88 | 128 |
| 内線系※1 | IP電話内線 |
80 |
| アナログ電話内線 |
50 | 98 |
| 長距離電話 |
12 | 24 |
| 専用多機能電話内線 |
48 | 96 |
| ISDN内線 |
12 | 24 |
| 外線系※1 | IP電話サービス回線 |
最大32ch |
| アナログ外線 |
48 | 64 |
| INSネット64 |
16(32ch) |
| INSネット1500 |
1(23ch) | 2(64ch) |
| LD専用線 |
12 | 24 |
| OD専用線 |
16 | 32 |
| VoIP専用線 |
4 | 8 |
| ドアホン |
4(同時通話2回線) |
| デジタルコードレス | PHS登録台数 |
120 |
| 基地局収容数※2 |
8(24) | 16(44) |
| 簡易ボードメール | 音声メールユニット |
4回線/4h |
| 主装置 | 制御方式 |
蓄積プログラム制御方式 |
| 通話路方式 |
PCM時分割 |
| 入力電源 |
AC100V±10V、50/60Hz±2Hz |
| 設置環境 |
温度:0〜40℃、湿度:20〜85RH |
| 寸法(mm) |
W382×D281×H325(増設時:655) |
| バッテリー | 基本 |
主装置内搭載 |
| 長時間 |
バッテリーボックス内搭載 |
※1 回線容量は搭載されるパッケージ種類の組み合わせにより変動します。
※2 カッコ( )内の数量分基地局を収容するためには外部電源装置が必要となります。
Office stage S バージョン3 主要諸元
| 項目 | 主装置 | 備考 |
| 最大回線容量 | 総回線ポート数※1 |
34※3 | |
| 内線系 | IP電話内線 |
28 | 最大合計34台 |
| アナログ電話内線※5 |
15※6 |
| 専用多機能電話内線 |
17 |
| ISDN内線 |
20 |
デジタルコードレス 子機(PHS) |
28 |
| 外線系 | IP電話サービス回線 |
6ch | |
| アナログ外線 |
8回線 | 最大合計8ポート※4 |
| INSネット64 |
4回線 |
| その他 | VoIP専用線 |
4ch | 内1chをFAX通信に利用可能 |
| ドアホン |
2回線/4台 | |
デジタルコードレス 基地局(1chまたは3ch) |
4 | 1chと3ch基地局混在可能 |
| 主装置 | 制御方式 |
蓄積プログラム制御方式 | |
| 通話路方式 |
PCM時分割 | |
| 入力電源 |
AC100V±10V 50/60Hz±2Hz | |
| 設置環境 |
温度:0〜40℃ 湿度:20〜85RH | |
| 寸法(mm) |
W450×D265×H110.5 | |
| バッテリー | 基本 |
主装置内搭載 | |
| 長時間 |
バッテリーボックス内搭載 | |
※3 多機能電話機接続ポート×5・アナログ電話機接続ポート×1・音声メール×1chをメインボード上に初期実装しています。
※4 混在収容が可能です。
※5 メインボード初期実装の1ポートを含みます。
※6 メインボード初期実装のアナログポート接続分1台を含みます。
- Office stageは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
- その他、本文に記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 電話:03-3580-8950
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
IPソリューションカンパニー ソリューション開発本部
企業ネットワークソリューション第一部
電話:03-3454-2111(代表)