沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)は、コールセンタシステム「CTstage(R) 4i for .NET(以下 CTstage 4i)」の中国語版の機能を大幅に強化した新バージョンを開発しました。今回新たに追加した機能は、ボイスメールやFAXメールを統合する「ユニファイド・メッセージ」、テレセールスやアンケート調査などの業務効率を向上させる「アウトバウンド」、および各拠点のコールセンタサーバを連携する「分散コールセンタ」の3機能です。2004年7月より中国国内で販売を開始します。CTstage 4iの中国での製造販売は、弊社の現地法人である沖電気軟件技術(江蘇)有限公司(本社:江蘇省常州市、董事長:浅井 裕)が担当します。
中国では、コールセンタの導入と活用を検討する企業が急増しています。また、中国に進出する日本企業の現地でのコールセンタ開設の動きも活発化しています。このため、日本のコールセンタ市場でトップシェアを誇るCTIサーバであるCTstage 4iを持つ弊社では、中国のコールセンタ市場に適合させたCTstage 4iの中国語版を開発し、2003年4月より販売を開始しています。これまでは、特に需要の多い50席以下のコールセンタに最適なUnPBX(注1)モデルを中心に販売してきました。
中国ではWTO加盟決定以降、海外企業の対中国投資も活発化し、企業間の競争はますます激化しています。そのため各企業においては、商品や技術だけではなく、カスタマサポートによる差別化を図ろうと、コールセンタ機能を中心としたCTIシステムの活用が注目されています。CTIシステム導入により、中国各拠点間の対応連携、営業活動の効率化をはかり、さらには積極的なプロモーション活動への活用により顧客満足度の向上を図りたいという機運が高まりつつあります。
今回、中国市場におけるこのようなユーザニーズを反映し、新たに「ユニファイド・メッセージ」、「アウトバウンド」、「分散コールセンタ」の機能追加を行いました。「ユニファイド・メッセージ」は、電子メール、ボイスメール、FAX メールなどのメッセージング統合を実現する機能です。コールセンタシステムと連携することにより、FAXやボイスメールを活用したさまざまなサービスの実現が可能になります。また、顧客からの電話を受ける「インバウンド」機能に加え、自動発信を行う「アウトバウンド」機能を追加したことにより、テレマーケティング、テレセールス、アンケート調査、料金督促など、電話の発信業務に適応可能となりました。さらに、複数サーバの連携を実現する「分散コールセンタ」機能により、中国各拠点のコールセンタを連携し、一つのバーチャルコールセンタとして運用することができます。
沖電気は、中国企業および中国に進出する日系企業のカスタマサポート体制を支援することを目指し、今後もCTstage 4iによる中国事業を積極的に展開していきます。
【販売計画】
標準価格(システム価格例):
UnPBXコールセンタ 10席:1,000万円〜
UnPBXコールセンタ 50席:3,000万円〜
販売目標:3年間で200セット
現地拠点:沖電気軟件技術(江蘇)有限公司(中国 江蘇省常州市)
【CTstage 4iの概要】
「CTstage 4i」はシステムの構築や設定変更が容易でコストパフォーマンスに優れたCTI(Computer Telephony Integration)サーバです。従来は外付けのハードウェアやPBXを必要としたオペレータに着信を均等配分するACD(Automatic Call Distributor)機能や、24時間の電話受付を行うIVR(Interactive Voice Response)機能、顧客や問合わせの種別によって最適なオペレータに着信させるインテリジェント・ルーティング機能などを1台のWindows(R)サーバ上で実現します。
【CTstage 4i 中国語版で今回新たに追加した機能の詳細】
- ユニファイド・メッセージ
外部システムを加えることなく電子メール、ボイスメール、FAX メールなどのメッセージング統合を実現します。CTstageの強力なユニファイド・メッセージ機能を利用すれば、サーバ単体で電話やFAXの制御を行うオフィスのコミュニケーションシステムを構築することができます。また、ユニファイド・メッセージ機能をコールセンタと連携することで、営業時間外の問い合わせをボイスメールに録音して翌日コールバックする、オペレータの画面からクリック一つでFAXを送信する、音声やFAXによる情報サービスを構築するといった様々なサービスの提供と業務効率の向上がはかれます。
- アウトバウンド機能
コールセンタには、かかってくる電話に対応する「インバウンド」形式と、オペレータから電話をかける「アウトバウンド」形式の2種類の業務形態があります。後者はテレマーケティング、テレセールス、アンケート調査、料金督促などに利用されます。通常、インバウンドとアウトバウンドは別システム上に構築されますが、CTstage 4iを利用すれば、インバウンドとアウトバウンドを同一システム上で構築する「ブレンディング」と呼ばれるコールセンタシステムの構築が可能です。「プレビューダイヤリング」と「プレディクティブダイヤリング」2種類の発信機能により、オペレータのアウトバウンド業務を強力にサポートします。
- 分散コールセンタ
多くの企業が、2ヶ所以上のコールセンタを所有しています。しかし、それぞれのコールセンタは単独で運用されているのが実状です。複数のコールセンタを連携すれば、あるコールセンタがビジーでも自動的に別のコールセンタへ転送することが可能になり、複数のコールセンタ全体を一つのバーチャルコールセンタとして運用することができます。また、顧客による対応コールセンタの指定、オペレータによるサーバをまたがった顧客対応の指定も行えます。
【「沖電気軟件技術(江蘇)有限公司」概要】
| 会社名: | 沖電気軟件技術(江蘇)有限公司 |
| 英文社名: | OKI Software Technology Co., Ltd. |
| 所在地: | 中国江蘇省常州市軟件園 |
| 董事長: | (代表者)浅井 裕 |
| 総経理: | (社長)馬 衛東 |
| 従業員数: | 102人(2004年5月末現在) |
| 設立: | 2001年12月28日 |
| 資本金: | 1億円 |
| 出資: | 沖電気工業株式会社100% |
| 事業内容: | 情報通信システムのソフトウェア設計・開発・生産・販売、及び情報通信システム機器販売 |
| URL: | http://www.okijs.com |
【用語解説】
- 注1:UnPBX
- コンピュータサーバに外線、内線ボードを実装することにより、PBXを使わずコンピュータ単体で、コールセンタやユニファイド・メッセージ機能を実現するシステム。
- CTstageは、沖電気工業株式会社の日本および中国における登録商標です。
- Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- その他、本文に記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 電話:03-3580-8950
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
<日本>
PC/WS インフォメーションセンタ
電話:0120-490-988
<中国>
沖電気軟件技術(江蘇)有限公司
電話:+86-(0)519-5127700 / Email:OSTJ-market@oki.com
Webサイト http://www.okijs.com
「CTstage」に関する詳細情報へのアクセス
Webサイト:http://www.ctstage.com