沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正、本社:東京都港区、以下 沖電気)および日本BEAシステムズ株式会社(社長:ロバート・スチーブンソン、本社:東京都港区、以下 日本BEA)は、このたび協業関係を強化し、情報通信融合分野で戦略提携することに合意しました。両社は、世界で初めて、システム基盤ソフトウェアである日本BEAの「BEA WebLogic Platform(TM)」用SIP*1対応ソフトウェアモジュールを開発し、Web上でVoIPなどのIPコミュニケーションを統合します。なお、沖電気は2004年4月に本モジュールと「BEA WebLogic Platform」を組み合わせた新製品の発売を予定しており、発売後3年間で120億円の売上をめざします。
両社は、これまでWebトランザクション分野において協業し、世界市場において業界標準となっている日本BEAの「BEA WebLogic Server(TM)」や「BEA Tuxedo(R)」と、豊富な実績をもつ沖電気のプロフェッショナルサービスやシステム構築技術を組み合わせ、数多くの高信頼性ソリューションを提供してきました。インターネットとの親和性が高い通信制御プロトコルSIPの登場により、Webアプリケーション等の情報系システムとVoIPなどの通信との連携に対するニーズが高まるなか、沖電気の優れたIPコミュニケーション技術を日本BEAの「BEA WebLogic Platform」に適用させ、情報と通信を融合した新たな業務アプリケーションプラットフォームを開発する目的で協業拡大することになりました。
今回の戦略提携により、沖電気と日本BEAでは2004年3月末までに「BEA WebLogic Platform」に対応したSIPモジュールを新たに共同開発します。双方向性とリアルタイム性に優れた特長を持つSIP に対応することで、WebLogicを運用基盤とするシステムにおいて、Webブラウザ上から、IP電話、テレビ会議、インスタントメッセージ、プレゼンス(在席/離席/話中等)情報などを使い、必要な時に必要な相手と確実にコミュニケーションしながら、業務を効率的に推進するプラットフォームを実現します。これにより、ビジネスプロセスとコミュニケーションを統合することが可能となります。さらには、これまでWeb技術だけでは自発的な情報発信が困難だった家電機器からの情報通知が可能となるなど、将来的には家電制御/監視サービスへの適用をはじめとする広範な分野での応用が期待できます。
沖電気は、本SIPモジュールの搭載に必要なWebアプリケーション用プラットフォームの基本コンポーネントを開発し、日本BEAの「BEA WebLogic Platform」と組み合わせた新製品の提供を、2004年4月よりeビジネス事業者や業務パッケージベンダ、SI事業者などを通じてエンタープライズ市場向けに開始します。また、今後、沖電気では本製品をプラットフォームとして利用したソリューションを、SI事業者などのパートナーとともに創出し、顧客価値の向上を図っていきます。
2003年4月より、沖電気では情報通信融合商品のコンセプトとして「AP@PLAT(R)(エーピー・プラット)」を掲げ、技術開発を進めてきました。今回の提携により、その戦略商品の1つとして沖電気が強みを持つVoIP、CTI、セキュリティ、ネットワークなどのコア技術と「BEA WebLogic Platform」を組み合わせたビジネス連携ソリューションを開発し、銀行・証券業界や通信業界、製造業向け等、業種を問わずに幅広く提供していきます。
さらに、沖電気では音声通信とWebを融合したプラットフォーム・アプリケーションサーバ「CenterStage(R) AS」へも、今回日本BEAと共同開発するSIPモジュールと「BEA WebLogic Platform」を、2004年4月以降に搭載していきます。これにより、「CenterStage AS」はさらに強固なコミュニケーションサーバとして、従業員1万人以上の大企業や数十万回線規模の通信キャリア向けに適用可能なスケーラビリティを実現します。
今回のアライアンスにより、日本BEAの親会社である米BEA Systems Inc.(以下、BEA)でも、沖電気をIPソリューション領域におけるグローバル・マーケットでのISVパートナーとし、さらなる協業を推進します。本パートナーシップにより、BEAは、沖電気と日本BEAが共同で開発したソリューションの海外顧客への販売を支援していきます。
沖電気工業株式会社について
沖電気工業株式会社は、1881年に通信機の国産化を念願として創業し、日本において最も歴史のある通信機メーカーです。「ネットワークソリューションの沖電気」を企業ビジョンに掲げ、IPネットワーク関連の通信事業や、コンピュータ関連の情報処理事業、システムLSIおよび光コンポーネント等の電子デバイス事業の3分野を中心に事業展開しています。
日本BEAシステムズ株式会社について
日本BEAシステムズ株式会社は、BEA Systems, Inc.の日本法人です。BEA Systems, Inc.(Nasdaq略称:BEAS)は、「Fortune Global 500」の大半を占める優良企業を始め、世界中で15,000社以上の企業ユーザにエンタープライズ・ソフトウェア基盤を提供している、世界最大手のアプリケーション・インフラストラクチャ・ソフトウェア企業です。BEAと同社のWebLogicとTuxedoブランドは、ビジネスにおける最も信頼性の高い名称です。BEAはカリフォルニア州サンノゼを本拠とし、世界31か国に77のオフィスを構えています。詳細は、ホームページ(http://www.beasys.co.jp)をご覧ください。
【「BEA WebLogic Platform」概要】
「BEA WebLogic Platform」は、ERPやCRMなどの業務アプリケーションやメインフレーム上のレガシーシステムから、最新の企業情報ポータルサイトやeコマースサイトに至るまで、企業内外に分散する新旧、異種混合システムを1つの共通の運用基盤上に統合するシステム基盤製品です。従来、異種システム間で分断され、共有化されていなかった企業内の業務フローを基盤上に一本化し、様々なシステムから提供する機能をサービスとして共有化を図ることで、新たな業務アプリケーションの開発とビジネスインテグレーションを迅速に展開できるようにします。
【システム概念図】

■用語解説
- *1 SIP:(Session Initiation Protocol)
- VoIPを応用したインターネット電話などで用いられる、通話制御プロトコル。HTTPに似たテキストベースのプロトコルで、解釈しやすく、軽快な動作が保証されているため、Webブラウザインタフェースなどのアプリケーション連携を可能とする。
- BEA, BEA WebLogic, BEA Tuxedo, BEA WebLogic Server, およびBEA WebLogic PlatformはBEA Systems, Inc.の商標または登録商標です。
- その他、記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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沖電気工業株式会社 広報部 電話:03-3580-8950
日本BEAシステムズ株式会社 広報担当 八田
電話:03-5545-8400 / Email:asako.hatta@bea.com
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電話:03-5159-2145 / Email:nkawahara@hoffman.com
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沖電気工業株式会社
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日本BEAシステムズ株式会社 営業本部
電話:03-5545-8400 / Email:sales.jp@bea.com
URL:http://www.beasys.co.jp