沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正)は、このたび携帯電話や非接触ICカードを利用した電子チケット対応の「デジタル入場改札システム」を開発しました。ぴあ株式会社(社長:矢内廣、本社:東京都千代田区、以下ぴあ)とNTTコミュニケーションズ株式会社(社長:鈴木正誠、本社:東京都千代田区、以下NTT Com)、ぴあおよびNTT Comの合弁会社であるぴあデジタルライフライン株式会社(社長:加藤利行、本社:東京都千代田区、以下PDL)が3社共同で開発した電子チケットサービスに対応するデジタル入場改札システムとして10月22日から稼動を開始しました。今後、弊社は本製品を流通および旅客交通市場向けに本日より提供していきます。
現在、ICカードを利用する分野が急速に広がっています。弊社は、これまで商店街向けの電子マネーをはじめとする様々なICカードシステムを提供するなど豊富な実績を持っています。昨年度は、ぴあとNTT Comが共同で実施したジュビロ磐田スタジアムにおける実証実験において電子チケットに対応する「デジタル入場改札システム」の開発・研究を進めてきました。今回の電子チケットサービス開始に際し、沖電気がメカトロニクス技術やシステム構築力をベースに発券端末分野で培ってきた高い技術力と実績が評価され、改札システムを担当することになりました。
弊社が発売する電子チケット対応の「デジタル入場改札システム」は、モニタとタッチパネル式のパソコン機能を兼ね備えたゲートシステムの中枢であるVTI(Visual Touch terminal for Internet)と、イベント内容や座席番号までコンパクトに素早く印字できるジャーナルプリンタ、携帯電話の赤外線受光部と非接触ICカードリーダ・ライタから構成されています。お客様は、予め電子チケットをダウンロードしておいた携帯電話、あるいは電子チケットをダウンロードしたICカードを、ゲート機に近づけてデータ送信するだけの簡単操作で、映画館や劇場、イベント会場などへの入場が可能になります。
本システムを利用することにより、従来は、係員が紙のチケットを手でもぎって行っていたコンサート等興行での入場改札が、紙チケットを持つことなくスムースでスマートに入場できるようになります。また、興行主催者や会場では、最新のデジタル入場改札システムの導入により、入場管理業務が効率化され、利便性の高いサービス提供が可能です。さらに、顧客情報管理も実現でき、顧客属性の把握やターゲット別プロモーションの実施ができます。
「デジタル入場改札システム」は、10月22日よりぴあの電子チケットサービス向けに渋谷、新宿、池袋などの映画館や各種イベント会場、競技場などに約50台が設置され、サービスを開始しました。沖電気は、今後、本製品を空港での搭乗手続きや、ホテル/旅館のチェックイン、鉄道/バスなどの交通機関等のデジタル入場改札システムとしてのアプリケーションを開発し、積極的に販売活動を展開していきます。
【販売計画】
標準価格:端末1台 50万円〜
出荷時期:2003年11月初旬
販売目標:1,000セット(1年間)
【主な特徴】
- 携帯電話(赤外線通信)、非接触型ICカード(type B / type C)に対応
- タッチパネル付き制御部一体型PCにより、省スペース化を実現
- ジャーナルプリンタの接続により、入場引換券やクーポン券の出力が可能
- 記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
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