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2003年10月1日

IP-PBXにSIP、H.323端末を共存させた
企業向けネットワークソリューションを販売開始
〜「DISCOVERYR01」にSIP制御サーバを連携〜

msg@POINT(R)使用イメージ 沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)は、このたび大容量IP-PBX「DISCOVERYR01」とSIP制御サーバを連携させ、PBXのテレフォニーサービスにH.323とSIP対応端末を共存させた「D01付加価値コミュニケーションシステム」を、本日より販売・出荷開始します。

弊社はこれまで企業向けVoIPゲートウェイやIP-PBXなど数多くの製品を提供して企業向けVoIPネットワーク市場をリードし、企業の通信コスト・保守運用費の低減、業務効率化を実現してきました。現在、VoIPを取り巻く市場では、Webアプリケーション等への親和性の高い、オープンなプロトコルであるSIPへの関心が高まっており、企業においても、従来の音声通信に加え、SIPを利用したプレゼンスコミュニケーション(後述)などの付加価値の高いオフィスコミュニケーションへのニーズが高まっています。このため弊社では、大容量IP-PBX「DISCOVERY01」にオープンCTI製品「CTstageR 4i」をベースとしたSIP制御サーバを連携させて、SIP対応のソフトフォン「msg@POINTR(メッセージポイント)」を新たな端末として取り込み、従来の多様なテレフォニーサービスに加え、新しいテレフォニーサービスを同一システムで実現するソリューションを商品化しました。

「D01付加価値コミュニケーションシステム」は、業界で初めて、従来のPBX端末とH.323端末/SIP端末を同一システムに収容し、これらの各端末の同一グループ下での利用を実現しました。さらにソフトフォンによるクライアント同士の音声通話と画面共有といった、音声のリアルタイムサービスとデータ通信サービスの融合による業務効率化が可能となります。また、電子メール、音声メール、FAXメールを統合したユニファイドメッセージシステムとソフトフォンを連携することにより、PDA等の移動端末利用による、業務のユビキタス化も可能となります。

弊社では、今後もさらにテレフォニーサービスと情報系・業務系などのアプリケーションサービスを融合した新しいコミュニケーション商品展開により、企業内IPコミュニケーション進化の牽引役をめざしていきます。

【販売計画】

標準価格:2900万円(下記構成モデル例の場合)
IP電話「MKT-IP-10DS-Z」:380台、ソフトフォン「msg@POINT」:120台、INS局線:46回線、ユニファイドメッセージライセンス:500ユーザ
(IP電話/ソフトフォンを含む。PC、LAN機器類、工事費は含まず。)
出荷時期:2003年10月1日
販売目標:発売より1年で100セット

【「D01付加価値コミュニケーションシステム」の主な特長】

  1. ハイブリッドテレフォニーシステム
    従来の企業内テレフォニー端末(一般内線、多機能電話、PHS、ISDN内線)とオープンプロトコル端末(H.323端末、SIP端末)を同一システムに収容できます。既存システムで運用中のテレフォニーサービスをそのまま利用しながら、新しい電話端末としてソフトフォンを追加することができます。

  2. オープンVoIPプロトコルH.323、SIP共存対応システム
    オープンプロトコルであるH.323とSIPに準拠した各種端末を共存させたマルチメディア通信環境構築を可能とするプラットホームを提供します。SIP端末とH.323端末を密に接続することでそれぞれのプロトコルの特徴を活かしたテレフォニーサービスを活用できます。弊社製ソフトフォン「msg@POINT」(SIP)のほか、マイクロソフトのソフトフォン「NetMeeting」(H.323)や「Windows Messenger」(SIP)を、それぞれそのまま、プロトコルを意識しないで利用できます。

  3. ソフトフォンソリューションの提供
    新しい電話端末として、弊社のソフトフォン「msg@POINT」を採用しています。 ソフトフォン同士の音声通信及びPBX端末とソフトフォン間の音声通信において、プレゼンスコミュニケ−ション、マルチメディアコミュニケーション、Webコンタクトコミュニケーション等の付加価値コミュニケーションを提供します。
    1. プレゼンスコミュニケーション
      在席中なら電話(ソフトフォン)で、会議中ならインスタントメッセージで、外出中なら電子メール/音声メールで情報伝達といった、相手の在席状態に応じたコミュニケーション手段の使い分けが可能になります。
    2. マルチメディアコミュニケーション
      音声通話をしながらクリップボード、Microsoft Officeドキュメント(Excel、PowerPoint等)、USB接続カメラ画像などを、クライアント端末同士で共有するコミュニケーションを実現します。
    3. Webコンタクトコミュニケーション
      音声通話をしながらイントラネット上のWeb画面をクライアント端末同士で共有するコミュニケーションを実現します。
    4. モバイルコミュニケーション
      ソフトフォンをPDA(携帯情報端末)やノートPCといった無線環境に対応した端末に搭載することにより、社内の会議室や地方支社といった社内の自席以外のどこにいても、いつでも自席同様のテレフォニーサービスが利用できます。

<資料>「D01付加価値コミュニケーションシステム」構成イメージ

【用語解説】

(1) VoIP(Voice over Internet Protocol)
インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークを使って音声データを送受信する技術。社内LANを使った内線電話や、インターネット電話などに応用されている。

(2) IP-PBX(Internet Protocol - Private Branch Exchange)
従来型の回線ベースのPBX(私設構内交換機)機能を、IPネットワークを利用して実現する装置。IP電話機の収容を可能とする。

(3) H.323
サービス品質が保証されないLAN上での音声・動画像・データ通信の端末規定。1996年にITU-Tが勧告した。インターネット電話のサービスや製品に広く採用されている。

(4) SIP(Session Initiation Protocol)
VoIPを応用したインターネット電話などで用いられる、通話制御プロトコル。HTTPに似たテキストベースのプロトコルで、解釈しやすく、軽快な動作が保証されているため、Webブラウザインタフェースなどのアプリケーション連携を可能とする。

(5) CTI(Computer Telephony Integration)
電話やFAXをコンピュータシステムに統合する技術。顧客からの電話を受けるコールセンタのシステムが代表例(かかってきた電話番号をキーに顧客データベースを検索しておいて、顧客のデータを見ながら応対できる)。また、電子メールと音声やFAXを統合するユニファイドメッセージも、CTIの活用例の一つである。


  • CTstage、DISCOVERY、msg@POINTは沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • Microsoft、WindowsはMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。



本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

  広報部 電話:03-3580-8950

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

  IPソリューションカンパニー
  エンタープライズビジネス本部 マーケティング部
  電話:03-5445-6875

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