沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正)は、このたび新しく発表されたインテルR ItaniumR2プロセッサを搭載したエントリ向け2-Wayサーバ「OKITAC9000 RX2600」と4-Wayサーバ「OKITAC9000 RX5670」、ハイエンド向け64-Wayサーバ「OKITAC9000 superdome(スーパードーム)」を発売し、企業向けサーバ製品のラインナップを強化していきます。出荷は8月下旬より開始します。
今回発表されたItaniumR2プロセッサは、6MBの大容量L3キャッシュメモリを搭載した高性能64ビットプロセッサです。64ビットプロセッサとしては同じRISCプロセッサとのベンチマーク・テストでは、性能比較において約1.4倍のパフォーマンスを記録し、高い処理能力を発揮できます。また、HP-UXのほかMicrosoftR Windows ServerTM 2003 Enterprise Editionもサポート可能なため、ビジネス環境に合わせてシステムリソースの効率的な運用が実現できます。
弊社が、今回新たに品揃えしたエントリサーバ「OKITAC9000 RX2600」および「OKITAC9000 RX5670」は、1.3GHzまたは1.5GHzのItaniumR2プロセッサをそれぞれ最大2個/最大4個まで搭載することができます。「OKITAC9000 RX2600」は高さ2Uの薄型設計で、ラック搭載時には2mの標準EIAラックに最大20台のサーバを搭載可能です。「OKITAC9000 RX5670」は、現在販売しているPA-RISCプロセッサを搭載したUNIXサーバ「OKITAC9000 RP5400」シリーズからのアップグレードが可能であり、将来の性能強化に対するニーズに即応するとともに、既存設備の有効活用を図れます。
両エントリサーバは、高性能ItaniumR2プロセッサとその性能を活かす広帯域内部バスの採用により、高いトランザクション性能を発揮します。弊社では「OKITAC9000 RX2600」を、動画コンテンツ配信をはじめとするブロードバンドソリューションのフロントエンドサーバとして、またワークグループサーバや小規模エンタプライズ環境でのアプリケーションサーバ等として展開していきます。また、「OKITAC9000 RX5670」については、Webサーバやワークグループサーバ、中小規模のデータベースサーバとして販売していきます。
「OKITAC9000 superdome」は、1.5GHzのItaniumR2プロセッサを最大64個搭載可能なハイエンドサーバです。現在販売しているPA-RISCプロセッサ搭載モデルに比べ、CPU周波数だけでなく、6MBの大容量L3キャッシュや、最大512GBまで実装可能なメインメモリの他、これらの性能を十分に引き出す広帯域バスの採用により大幅な性能向上を図っています。
弊社では、本製品を、高いトランザクション性能と可用性が求められる金融市場をはじめとする各種企業向け大規模CRMソリューションや、コーポレートレベルのサーバ統合ソリューション等のプラットフォームとして販売していきます。また、TCO(トータル・コスト・オブ・オーナーシップ)削減のためのサーバ統合ソリューションの中核機器などとして、様々なITソリューションのプラットフォームとして提供していきます。
【販売計画】
●OKITAC9000 RX2600
出荷開始:2003年8月下旬
販売目標:1年間で300台
標準価格:99.8万円
構成:Itanium 2 1.3GHz 1個、1GBメモリ、36GB HDD
●OKITAC9000 RX5670
出荷開始:2003年8月下旬
販売目標:1年間で300台
標準価格:351.1万円
構成:Itanium 2 1.3GHz 2個、4GBメモリ、36GB×2 HDD
●OKITAC9000 superdome
出荷開始:2003年8月下旬
販売目標:3年間で100台
標準価格:4135万円〜
構成:(16-Wayシステム)Itanium 2 1.5GHz 2個、2GBメモリ
【主な特徴】
- エントリからハイエンドまで幅広く品揃え
最新最速のIA-64プロセッサ「ItaniumR2」を2台搭載可能なエントリサーバから、64-Wayのハイエンドサーバまで幅広いラインナップを揃え、フロントエンドサーバやデータベースサーバからサーバ統合までの幅広い分野に利用できる製品を提供します。
- 高いプライスパフォーマンスを実現
ItaniumR2プロセッサとともに、ハイエンドサーバには「HP sx1000チップセット」、エントリサーバには「HP zx1000チップセット」を搭載し、高いパフォーマンスを提供します。sx1000チップセットを搭載した「OKITAC9000 superdome」は、TPC-Cのベンチマーク・テストで707,102トランザクション/分という非クラスタ型システムとして世界最高のベンチマーク結果を達成しています。
- 既設環境から最新プロセッサへのアップグレードが可能
ItaniumR2に対応したHP-UX 11i v2.0では、PA-RISC環境からのソース、バイナリ、データの互換性を維持しており、また、既存のPA-RISCベースのサーバからの筐体内アップグレードにより、最新のItaniumR2プロセッサの環境にアップグレードできます。お客様の投資を最大限保護しつつ最新のテクノロジーを提供することができます。
- マルチOS対応による効率的なシステム運用
ItaniumR2プロセッサを搭載した「OKITAC9000シリーズ」は、HP-UX 11i v2.0、Windows ServerTM 2003 Enterprise EditionなどのマルチOSのサポートにより、ビジネス環境の変化に応じたシステムリソースの転用が可能です。また、OKITAC9000 superdomeは、単一システム内に複数のパーティションを設け、それぞれに独立したOSの搭載が可能です。豊富なOS/アプリケーションを1台のサーバで使用することができ、システムをより効率的に運用することができます。
- PA-RISCは、Precision Architecture-Reduced-Instruction-Set Computingの略称です。
- UNIXは、The Open Groupの登録商標です。
- Itaniumは米国インテル社の登録商標です。
- Windows Serverは米国Microsoft社の商標です。
- その他、記載されている会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
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