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2003年5月29日

コールセンターシステムを第一生命に納入
〜WebベースでCTstage 4iと顧客情報を管理する既存システムとの連携を実現〜

沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正)は、このたび第一生命保険相互会社(社長:森田富治郎、本社:東京都千代田区、以下第一生命)に、CTIサーバ「CTstageR 4i for .NET(以下CTstage 4i)」をベースとしたUnPBX※1タイプのコールセンターシステムを納入いたしました。東京、大阪、東海の3拠点あわせて150席のコールセンターとして5月30日より本格稼動を開始し、UnPBXコールセンターでは業界最大規模まで順次拡大していく予定です。なお、今回が生命保険業界の個人保険契約者向け大規模コールセンターシステム納入の第一号となります。

今回「CTstage 4i」を導入した第一生命は「ご契約者第一主義」という創業以来の経営理念のもと、「生涯設計」というコンセプトを打ち出し、「一生涯のパートナー」として真にお客さまに選ばれつづける会社をめざしてきました。同社では、「徹底したお客さま志向」という経営方針に基づき、業界に先駆けてコールセンターを導入・運営してきましたが、さらなる「品質の向上」、「規模の拡大」、「機能の強化」を目的に構築期間、価格、性能、運用面で優れ、かつUnPBXコールセンター市場でトップシェアをもつ沖電気の「CTstage 4i」を採用することとしました。

新たに構築したシステムは、システムリスク対策としてハードの二重化とお客さま応対情報の一元管理を行い、障害発生時の影響の極小化を図っています。また、「CTstage 4i」と既存システムとの連携については、第一生命の関連子会社である第一生命情報システム株式会社(社長:大竹一誠、本社:東京都府中市)と契約者情報を集中管理している第一生命側のセンタ−システムとWebベースでの連携を実現しました。

本システム連携により、コールセンターでは、お客さまとの応対時にオペレータが使用するCTI画面上でも、ホストコンピュータで保有している契約者情報やお客さまとの過去の応対履歴の即時表示が可能になりました。また、必要な情報をセンタ−システムにて管理することで、各オペレータの端末をシンクライアント※2としてTCO※3の削減を実現します。さらに、応対後の訪問情報の営業職員への自動配信など、お客さまへの応対力向上のための様々な機能を兼ね備えたコールセンターとなっています。

第一生命では「CTstage 4i」を採用したことにより、今後、VoIP(Voice over Internet Protocol)を利用した分散型コールセンターへの移行が容易にできるようになります。また、インターネット等からの各種照会に双方向で応対するマルチチャネルコンタクトセンターへの発展を実現できるなど、さらなる機能・サービスの向上が可能になるプラットフォームが準備されています。

今後、沖電気では、本システムの保守および拡張をトータルにサポートし、お客様のニーズに迅速に対応していきます。また、今回の納入実績をふまえて、お客さまへのサービス向上に積極的に取り組んでいる保険市場に対して、さらなるコールセンターシステムの拡販を展開していく予定です。

【CTstage 4iの概要】

「CTstage 4i」はシステムの構築や設定変更が容易でコストパフォーマンスに優れています。UnPBXをベースにした小・中規模から、ソフトスイッチ※4による300席レベルの大規模コールセンターまで、あらゆる規模のシステム構築をサポートします。従来は外付けのハードやPBXを必要としたオペレータに着信を均等配分するACD(Automatic Call Distributor)機能や、24時間の電話受付を行うIVR(Interactive Voice Response)機能、顧客や問合わせの種別によって最適なオペレータに着信させるインテリジェント・ルーティング機能などを1台のWindowsRサーバ上で実現します。
既存の業務システムや各種CRMパッケージとの連携もWebにより容易に行うことができ、本格的なコールセンターシステムを短期間に低コストで構築できます。また、従来の電話やFAX、携帯電話、電子メールはもちろん、Web上でのインスタントメッセージ、VoIP(音声/動画)、Web同期などを駆使したインタラクティブな顧客対応も実現します。

用語解説:

※1:UnPBX
コンピュータサーバに外線、内線ボードを実装して、PBXを使わずコンピュータ単体で、コールセンターおよびユニファイド・メッセージ機能を実現するシステム。
※2:シンクライアント
企業の情報システムにおいて、社員が使うコンピュータ(クライアント)に最低限の機能しか持たせず、サーバ側でアプリケーションソフトやファイルなどの資源を管理するシステムの総称。また、そのようなシステムを実現するための機能を絞った低価格のクライアント用コンピュータ。
※3:TCO(Total Cost of Ownership)
コンピュータシステムの導入、維持・管理などにかかる費用の総額。
※4:ソフトスイッチ
IPベースでテレフォニー制御を行うアーキテクチャ。サーバは通話を行う端末同士をスイッチング(振り分け)するだけで、音声データはサーバを経由せず直接端末間を流れる。このためサーバに負荷がかからず効率的な制御を行うことができ大規模なシステムを構築することが可能。


  • CTstageは、沖電気工業株式会社の日本、米国および中国における登録商標です。
  • Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他における登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。


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