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2002年12月19日
高品質ライブ遠隔講義システム 「LiveOnAirTM」を販売開始
沖電気工業株式会社(社長 篠塚 勝正、以下 沖電気)は、高品質なライブ映像を使用した遠隔講義・講演を容易に実現できるパッケージソフトウェア「LiveOnAirTM」(ライブ オン エアー)の販売を本日より開始します。MPEG-4(注1)を利用して、回線速度8MbpsのADSLでもライブ映像をほとんど遅延無く配信することができます。スタンダードタイプと、高機能・大規模向けタイプの2モデルを用意しました。
今回発売する「LiveOnAir」は、ブロードバンドでの映像配信・コミュニケーションを可能とする高機能マルチメディアサーバ「OKI MediaServer」(注2)を映像配信エンジンとし、遠隔講義・講演に必要なさまざまな機能を追加しています。「LiveOnAir」ではまず講義ライブ映像をMicrosoft PowerPointR等の資料とともにWebサーバに登録します。資料は講師側、受講側で共有し、講師側の操作によって全受講者側に表示されるページが制御されます。こうして講師は資料を示しながら、ライブ映像の配信とともに講義を円滑に進行させることが可能になります。また「LiveOnAir」は、講師側の操作で映像の拡大や全画面表示が可能な映像拡大機能、チャット機能や、受講管理機能なども備えており、より円滑な講義の進行が可能です。さらに、講義の映像と資料を併せてそのまま録画することで、講義に参加できなかった人が後からオンデマンドに受講することができます。この機能を利用してeラーニングのコンテンツを低コストで製作、ライブラリー化することも可能です。
これまでのIPネットワークを用いた遠隔講義は、WBT(Web Based Training。注3)といわれるeラーニングシステムを使った資料ベースの講義が一般的で、講師のライブ映像による講義では、映像品質が悪いうえ映像再生の遅延が5〜10秒もあり、ライブと呼ぶにふさわしいものではありませんでした。「LiveOnAir」では、IPネットワーク上で、より臨場感のあるライブ映像による遠隔講義を実現するために、MPEG-4に対応して320x240ピクセル(QVGA)サイズで秒30枚(30fps)の映像を、LAN環境で0.2秒程度の遅延(注4)での伝送を実現しました。これは、沖電気が独自に開発したMPEG-4高性能ソフトウェアコーデックにより可能となったものです。この低遅延、高画質の遠隔講義に受講者側はチャット機能や音声通信を利用して講義中に文字または音声によるリアルタイムでの質問ができ、IPネットワーク上でのより臨場感あふれる遠隔講義参加が可能となります。
「LiveOnAir」は、企業トップが社員に直接語りかける情報伝達や、全国に展開する販売拠点の営業員向けの新製品説明ツールとして、また大学のキャンパス間を結ぶ遠隔講義の実現手段として最適です。さらに、予備校・塾や高校などの、衛星放送等による遠隔講義のIPシステム化をサポートします。
弊社では、拡大するブロードバンドネットワークにおける多彩な映像配信ソリューションを今後も提供していきます。
【販売計画】
販売開始:2002年12月19日
※ LiveOnAir Enterpriseは2003年1月予定
販売目標:販売開始後 1年間で100セット
【標準価格】
「LiveOnAir」(スタンダードタイプ):500万円
「LiveOnAir Enterprise」(高機能、大規模向け):800万円
※「OKI MediaServer」本体価格を含みます。
【利用例】
- 企業トップから社員への情報伝達
本社からの映像をMPEG4で配信し、地方拠点の会議室で視聴。
- 各地の営業店向けの新商品説明会
商品映像を高画質MPEG4で配信し、各地の営業店でその映像を見て特徴を学習。
- サポート部門の訓練
新商品のサポート方法の映像をMPEG4で配信し、各地のサポート部門で学習。
- 大学キャンパス間の遠隔講義
講義映像を高画質MPEG4で配信し、キャンパス間の移動をせずに講義を受講。
- 遠隔講義ライブラリ作成
講義内容をライブラリ化して有償配信・無償配信。
【主な特徴と機能】
<共通機能>
- 高品質MPEG-4映像
独自に開発したMPEG-4ソフトウェアコーデックにより、低遅延・高品質の映像を用いた遠隔講義・遠隔講演が可能です。
- 資料同期
PowerPoint等の資料をWebサーバに登録し、講師側・受講側で共有します。講師側の操作で全受講側に表示されるページを制御することができます。
- 映像拡大機能
通常は縮小された映像が表示されますが、講師側の操作で拡大映像表示または全画面映像表示させることが可能です。
- チャット機能
講師側と受講者側はチャット機能により文字情報による会話が可能です。講義中でも受講側から質問を発することが可能です。
- 受講管理機能
講師側から受講者側一覧を表示して出席・欠席・映像配信の有り無し等を確認することができます。
- 小テスト機能
講師側から問題やアンケートを提示して各受講側が回答し、その回答を講師側で一覧表示することができます。これにより講師側は受講者側の反応を見ながら講義を進めることが可能です。
- 講義録画機能
講義を行った内容(映像、資料切替、映像切替)をすべて記録し、後日再生することが可能です。録画した内容を講義のWBT(Web Based Training)コンテンツとして使用することが可能です。
<LiveOnAir Enterprise独自機能>
- ダイナミックプレゼンテーション・アノテーション機能
プレゼンテーション資料上でアニメーションを再生したり、資料上にマーキングしてわかりやすく説明することができます。
- AP共有機能
講師のPC上で一般のアプリケーションを動作させ、その表示内容をすべての受講者PC上で再現させて講義を進めることができます。
- 輻輳制御機能
独自の輻輳制御技術により受講拠点が増えても安定的な電子データの配信が可能です。
用語解説
- (注1)MPEG-4(Motion Pictures Experts Group phase 4)
- 動画と音声の高能率符号化方式。ISO(国際標準化機構)とIEC(国際電気標準機構)の共同作業部会(ISO/IEC/JTC1/SC29/WG11)が国際標準化作業を行い、1999年7月に正式な国際標準が策定されています。
- (注2)OKI MediaServer
- OKI MediaServerは、ブロードバンド時代に対応した高品質映像配信を実現する、沖電気の汎用ビデオサーバシステムです。代表的なビデオ配信機能を標準的なサービスエレメントとして統合し、ソリューションとして提供します。VOD(ビデオオンデマンド)システムからライブ配信システム、中継・監視システムをはじめ多地点PC会議・電話システムなど、映像と音声を活用した多彩なシステムが容易に構築できるだけでなく、各機能間の連携も実現しているため、幅広い分野に新時代のマルチメディアトータルソリューションを提供します。
Oki MediaServerに関する情報サイト: http://www.oki.com/jp/BMC/
- (注3)WBT (Web Based Training)
- コンピュータを教育に応用する「eラーニング」のうち、とくにWebブラウザやインターネット上の情報やシステムを利用するものをWBTとよんでいます。
- (注4)OKI MediaServerでの映像配信遅延時間
- LAN環境において320x240ピクセル(QVGA)サイズで秒30枚(30fps)の高品質映像を、LAN環境で、エンコーダ==サーバ==端末間で配信する場合の遅延が0.2秒程度。
- LiveOnAirは、沖電気工業株式会社において現在商標登録中です。
- Microsoftおよび PowerPointは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他における登録商標または商標です。
- その他、記載されている会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 電話:03-3580-8950
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