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2002年11月27日
主力製品のATM、IP・光通信機器を クロムフリー表面処理鋼板に切り替え
沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)は、主力製品であるATM(現金自動預払機)、通信機器に使用するメッキ鋼板を、クロム酸化合物を含まないクロムフリー表面処理鋼板に、2002年12月から順次切り替えます。
今年度は、国内生産品に使用しているメッキ鋼板を対象に順次切り替えを進め、2003年3月末までに全面切り替えを完了します。国内では年間約450トンのメッキ鋼板を使用しており、 この切り替えにより年間約1.5キログラムのクロム酸化合物使用量削減が見込まれます。また、海外生産品にについては、2005年3月末までに全面切り替えを完了します。海外では年間約800トンのメッキ鋼板を使用しており、この切り替えにより年間約2.7キログラムのクロム酸化合物使用量削減が見込まれます。
弊社では、2001年策定の環境保護活動計画「エコ・プラン21(2001年度版)」において「環境汚染物質の抑制」を活動テーマとして、沖電気グループ全体の製造工程と製品に使用している素材に含まれる環境汚染物質の削減を図ってきました。特にメッキ鋼板の表面には、防錆性能を確保するためにクロム酸化物が含まれており、クロム酸化合物を含まないクロムフリー表面処理鋼板の採用に注力して取り組んでまいりました。クロムフリー表面処理鋼板の採用にあたっては、従来鋼板と同等以上の品質維持と製造工程変更が問題となっていましたが、防錆性能の変わらないクロムフリー表面処理鋼板が開発され、品質、製造行程、価格も従来のメッキ鋼板と同レベルになったことで、クロムフリー表面処理鋼板への全面切り替えを実施することとしました。
クロムフリー表面処理鋼板の選定にあたっては、鋼鈑メーカー6社のクロムフリー表面処理鋼板を対象に耐食性、溶接性、塗装密着性、耐指紋性などの製品の性能および製造工程に関わる項目に、中国生産シフトに対応した海外調達性、コストを加えた18項目について評価試験を行いました。その結果、2社のクロムフリー表面処理鋼板が当社の定めた品質基準をクリアし、製造工程を変更することなく製品品質を保証できることを検証し、早期切り替えに成功しました。
今後は、洗浄工程(機械加工時に製品に付着した切削油を洗浄する工程)を削減する洗浄フリー工法に取り組み、環境汚染物質の抑制を推進してまいります。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 電話:03-3580-8950
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