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2002年10月2日

キャリア/プロバイダ向けに
ADSLモデム内蔵VoIPルータの販売開始

〜ADSLモデム一体型IP電話ソリューションの提供〜


VR11A-C 沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正、以下 沖電気)は、ADSLブロードバンド・ネットワークの急拡大に対応し、通信事業者/プロバイダ向けにVoIP(Voice over IP)ゲートウェイ装置のOEM新製品として、ADSLモデムを内蔵したVoIPルータである「VR11A-C」を、本日より販売開始します。

インターネットアクセス環境においては、ブロードバンド加入者が既に500万ユーザを突破し、中でもDSL加入者は400万ユーザに迫る勢いです。プロバイダにとっては、ADSLによるインターネットアクセスサービスに加え、IP電話サービスを附加することが重要課題となりつつあります。今後、総務省のIP電話番号の割り当て受付が開始されることによりIP電話サービスはさらに加速されると予想されます。
沖電気は「ネットワークソリューションの沖電気」の企業ビジョンのもと、BV1260インターネット・ボイスゲートウェイをはじめとするITU-T H.323プロトコルに対応したVoIP製品「IPstageRファミリ」をエンタープライズ市場に提供し、国内トップシェアを確保してきました。
また、大規模なIP電話ネットワークに適したプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)に対応したゲートウェイ装置をいち早くキャリア・ISP市場に投入し、大規模なIP電話サービスの実現に寄与しています。

今回発表した「ADSL内蔵VoIPルータ(VR11A-C)」は、急激に拡大しているADSLネットワークにおいて、キャリア・ISPが一般家庭向けにIP電話サービスを提供するために使うゲートウェイ装置です。
SIPに準拠対応しているため大規模なVoIPネットワークでのゲートウェイとして最適です。
また、VoIP、ADSLモデム、ルータが一体型になっていることと、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を使ったネットワークプロバイダによるIPアドレスの自動設定への対応により、設置時の設定が簡易になっています。
IP電話の音質については「IPstageRファミリ」のインターネット・ボイスゲートウェイ・シリーズで培った音声制御技術を継承することにより高品質を実現しています。 ルータ機能付きのLANインタフェースの装備により、複数のPCを収容することが可能で、またアナログ電話インタフェースを持ち、ひとつの電話機からVoIP発信と従来の回線電話網への発信が可能になっております。

【販売目標】

2002年度(2003年3月迄) 合計 5万台
2003年度(2003年4月より2004年3月迄) 合計 20万台

【VR11A-Cの主な特長】

  1. SIP対応
    キャリア、ネットワークプロバイダのIP電話サービスで主流になりつつあるSIP(Session Initiation Protocol)に準拠し、大規模なVoIPネットワークを構築することが可能です。

  2. ADSLモデム/ルータ内蔵
    VoIP、ADSLモデム、ルータが一体型になっているため、設置手順が簡素化され、省設置スペースを実現しました。また、ルータは高速スイッチングを可能とした、ブロードバンド対応ルータとなっております。

  3. インターネット・ボイスゲートウェイの音質を継承
    BV1250/BV1260/BV1500で代表される企業向けインターネット・ボイスゲートウェイ・シリーズで培った音声制御技術をベースに、ネットワーク環境に応じて設定されたネットワークポリシーに基づき、ゆらぎを自動的に吸収し、途切れのない自然な音声を実現します。

【主な仕様】

WAN側インタフェース:RJ11、ADSL:G.992.1(G.DMT/G.Lite)Annex C
LAN側インタフェース:RJ45、10Base‐T、100Base-TX
外形寸法:底面部 72mm(W)、本体部分 42mm(W)x197mm(D)x170mm(H)
重量:510g
電源:ACアダプタ 100V
スプリッタ:添付

【VR11A-Cのネットワーク構築例】

VR11A-Cのネットワーク構築例

【ご参考】

・ADSL:Asymmetric Digital Subscriber Line
既存の銅線(メタリック)電話加入者線を使って高速データ伝送をする技術の総称としてDSL (Digital Subscriber Line)或いはxDSLと呼ばれる。ADSLは、その代表的かつ現在圧倒的多数を占めるもので、上り・下りの通信速度が非対称で特に下りを高速化したもの。

・ISP:Internet Service Provider
インターネットアクセスサービスを提供する事業者。

・VoIP:Voice over Internet Protocol
IPネットワーク上において、IPパケットで音声データを送受信する技術。

・SIP:Session Initiation Protocol
IEETF(Internet Engineering Task Force)のRFC(Request For Comment)で、VoIPを応用したインターネット電話などで用いられる、通話制御プロトコルの一つ。大規模なVoIPネットワークに適している。1999年3月に発表された規格で、転送機能や発信者番号通知機能など、同様のプロトコルと比べて公衆電話網に近い機能を備え、接続にかかる時間も短くなっている。また、各端末に割り当てられるアドレス形式が電子メールアドレスの形式に近く、将来的には共通化も可能とされている。

・H.323
ITU-T勧告で、LANをはじめとするパケットネットワーク上で、音声・画像・データ通信を行うための技術規定。

・DHCP:Dynamic Host Configuration Protocol
ネットワーク・パラメータの自動設定をサーバから各クライアントに対して、クライアント起動時に動的にIPアドレスを割り当て、デフォルト経路のようなネットワーク・パラメータの通知を行い、終了時には割り当てたIPアドレスを回収するプロトコルのこと。


  • 「IPstage」は沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • 記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

   広報部 電話:03-3580-8950

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