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2002年9月30日

SIP対応マルチメディアコミュニケーションサーバ「CenterStageR NS」を発売

CenterStage NS 沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正、以下 沖電気)は、「CenterStageR」(センターステージ)シリーズの新たなラインナップとして、Session Initiation Protocol(注1、以下SIP)をサポートしたマルチメディアコミュニケーションサーバ「CenterStage NS」を本日より販売いたします。

IT技術の発展・普及に伴い、通信事業者やISP(注2)等では、IPネットワークを活用し、VoIP(注3)をはじめ、映像配信やTV会議などのマルチメディアコミュニケーションサービスの提供へのニーズが高まっています。その実現に適したプロトコルとして、拡張性に富むSIPが期待と注目を集めています。

沖電気では、2001年6月よりマルチメディアコミュニケーションサーバ「CenterStage」を発売し、通信事業者のIPネットワーク上での電話サービスの実現や、既存電話網とVoIPネットワークの連携など、IPネットワークに音声サービスを統合したネットワークの提供をサポートしてまいりました。このたび、さらにデータ・音声・映像など様々なメディアを連携させたサービスを実現すべく、SIPをサポートしたCenterStageシリーズのラインアップとして「CenterStage NS」を開発いたしました。

CenterStage NSは、SIPをサポートすることで、マルチメディアコミュニケーションサービスを実現するプラットフォームを提供いたします。また、これまでに培ったVoIPソリューションの実績を活かし、CenterStage NSを既存の「CenterStage」シリーズ製品と連携させ、MGCP(注4)やH.323(注5)の端末とSIP端末の接続、および既存回線交換網とSIP端末との接続を実現します。

【販売計画】

  • 価格:案件対応で御相談させていただきます。
  • 販売目標:2002年度10台 2003年度100台

【CenterStage NSの特長】

  • SIP対応サーバ:SIPは、IETF(注6)標準プロトコルであり、VoIPを含む今後のマルチメディアコミュニケーションサービスで主流プロトコルとして注目されております。既存VoIPの主流プロトコルには、MGCP、H.323がありますが、これらは、主にVoIP向けに規定され、IP電話サービスの実現や、既存音声ネットワークとのインターワークに適していました。これに対し、SIPは、セッションの確立・維持・終了のために規定されたプロトコルであり、VoIP向けに特化した規定がないため、MGCPやH.323に比べ、拡張性に富み、今後新たに登場すると思われるアプリケーションにも、柔軟に対応できます。CenterStage NSは、この拡張性に富むSIPをサポートし、VoIPをはじめ、様々なマルチメディアコミュニケーションサービスのプラットフォームを提供いたします。

  • キャリアクラスの高信頼性:CenterStage NS は、負荷分散機能を提供するロードバランサ(注7)、SIPプロトコルの呼処理を行なうプロキシサーバ(注8)、IPアドレス等の加入者情報を管理するロケーションサーバ(注9)で構成されます。CenterStage NSは、ロードバランサとロケーションサーバの2重化、プロキシサーバの複数台構成(参考図のマルチサーバモデルを参照)により、機器の故障時にもサービスを中断することのない高信頼性を確保いたします。

  • 規模の拡張が容易:CenterStage NSは、小規模ネットワーク向けのシングルサーバモデルから中・大規模ネットワーク向けのマルチサーバモデルまで、お客様のネットワーク規模に応じた処理能力を持つ最適なコストパフォーマンスのモデルを選択できます。また、最初にシングルサーバモデルでスタートし、お客様のネットワーク規模の拡大に応じてCenterStage NSのモデルを拡張していくことも可能です。

  • 各種VoIPプロトコルや公衆網との相互接続性:CenterStage NSは、他の「CenterStage」シリーズ製品と連携することで、MGCPやH.323等の他VoIP制御プロトコル準拠の端末とSIP端末の接続を実現します。また、既存回線交換網とSIP端末との接続も実現します。(2002年12月提供)

  • 保守運用:保守用インタフェースに業界標準のSNMP(注10)を採用しております。また、既存のCenterStage製品と同じ保守システムを採用しており、統合的な保守作業を可能としております。

  • 様々なアプリケーションの提供:CenterStage NSは、SIMPLE準拠(注11)のプレゼンスサーバ機能やCPLエンジン(注12)の搭載を始め、標準的な付加サービスの提供を行います(2003年3月予定)。また、フリーダイヤルやプリペイドサービス・コミュニケーションポータルなどを実現するSIPアプリケーションサーバ/Webサーバ/周辺機器(IVR等)との接続を計画しております。


【参考図:CenterStage NS接続構成例】

CenterStage NS接続構成例


【ご参考】

注1:SIP(Session Initiation Protocol):
IETF RFC3261にて定められている、セッションの生成、変更、削除を行うためのアプリケーション層の信号制御プロトコル。
注2:ISP (Internet Service Provider) :
インターネットアクセスサービスを提供する事業者。
注3:VoIP (Voice Over IP) :
IP(Internet Protocol)上で音声をデータ化して伝送する技術。
注4:MGCP (Media Gateway Control Protocol) :
IETFのRFC2705にて定められているメディアゲートウェイ制御のためのプロトコル。
注5:H.323:
ITU-T勧告で、IPネットワーク上で音声・画像・データ通信を行うための技術規定。
注6:IETF(Internet Engineering Task Force):
インターネットの標準化組織。
注7:Load Balancer(ロードバランサ):
CenterStage NSの構成要素の一つ。負荷分散機能を提供。
注8:Proxy Server(プロキシサーバ):
CenterStage NSの構成要素の一つ。SIPプロトコルの呼処理機能を提供。
注9:Location Server(ロケーションサーバ):
CenterStage NSの構成要素の一つ。加入者端末の情報を管理。
注10:SNMP (Simple Network Management Protocol):
ネットワーク管理の標準プロトコル。ネットワークの構成やネットワーク機器に関する管理情報のやり取りに使用される。
注11:SIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions):
インスタントメッセージングおよびプレゼンスサービスを実現するためのSIPの拡張規定。
注12:CPL(Call Processing Language):
IP通信サービスの記述・制御を行うためのXMLベースの言語。エンド・ユーザも着信拒否や着信転送などの条件を細やかに指定することが出来る。
注13:PSTN:
Public Switched Telephone Network。回線交換網。


  • CenterStageは沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

   広報部 電話:03-3580-8950

各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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